国民民主党から新・国民民主党へ

2020年09月13日 06:01

9月11日、国民民主党は解党し、党は立憲民主党と合併する政党と、国民民主党の綱領や基本政策を引き継ぐ新・国民民主党に「分党」することになりました。

11日、国民民主党の解散が議決された(同党サイト:編集部)

国民民主党は、法的には民主党、民進党、国民民主党と継続してきた政党であり、一度は政権をとったこともある政党の歴史が終わってしまうことには寂しさを禁じ得ません。特に、この2年余の期間、代表として国民民主党を率いてきたので、万感胸に迫るものがあります。

まず、お支えいただいた党員・サポーター、支援者、自治体議員をはじめとした関係の皆さんに感謝申し上げます。また、この間、地元に戻ることもままならず、支援者をはじめ多くの皆様にご心配とご苦労をおかけしたこと、大変申し訳なく思っています。

国民民主党は、「偏らない」「現実的な」「正直な」政治を目指し、「対決より解決」を指向する「政策提案型の改革中道政党」を標榜してきました。そして、批判や対決が当たり前だと思われがちな野党の中にあって、新型コロナウイルス対策に関して積極的に政策提言を続け、実現につなげてきました。

例えば、10万円の一律現金給付や家賃補助などの政策は、国民民主党が他党に先んじていち早く提案したものであり、政府・与党の政策として採用されることになりました。これは、私たちの誇るべき成果だと自負しています。

実際、「国民民主党がコロナ対策で成果を出しているから、党員・サポーターになりたい」との声も全国から寄せられ、今年募集した党員・サポーターの数は、昨年の数を上回りました。そんな中での「解党」は、正直、とても寂しく悔しい思いです。

*「国民民主党2年間の歩み

コロナ禍に苦しむ今の日本にこそ「政策提案型の改革中道政党」が必要だと確信しています。だからこそ私は、国民民主党の綱領・政策を引き継ぐ、新「国民民主党」を仲間とともに設立することを決断しました。

そして、アベノミクスに代わる、国民生活を広く遍く豊かにできる経済政策や、戦略的で現実的な外交・安全保障政策を積極的に提案していきます。また、永田町にとどまらず、広く民間の知恵を結集できるネットワークを構築していきたいと考えています。

なお、今回、立憲民主党と合流してできる新党に参加する議員も、苦楽をともに活動してきた仲間であり、それぞれの心の中に、国民民主党で育まれた改革中道の精神が宿り続け、それが日本変えていく原動力になることを期待しています。

今、日本は、内政的にも外交的にも、大きな転換点、危機とも言える状況に直面しています。だからこそ、新しい政治の枠組みとリーダーシップが求められていると感じています。少なくとも、単なるイデオロギー対立の構造では、日本が直面する内外の諸課題を解決することはできなくなっていることは明らかです。私たちは、既存の考え方ややり方に囚われない道を示し、国民本位の、国民のお役に立てる新しい政治に挑戦してまいります。

改めて、これまで国民民主党をご支援いただいた皆さまに心からの感謝を申し上げますともに、新・国民民主党に対するご支援、叱咤激励賜りますことをお願い申し上げます。

荒波に漕ぎ出していく小舟ではありますが、時代を切り拓かんとする変革の旗を高らかに掲げ、一切の私情と打算を捨て、仲間と共に船出します。

【お知らせ】

新・国民民主党の設立大会は9月15日に行われます。

特設サイトはこちらです。▷new-kokumin.jp


編集部より:この記事は、国民民主党代表、衆議院議員・玉木雄一郎氏(香川2区)の公式ブログ 2020年9月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はたまき雄一郎ブログをご覧ください。

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玉木 雄一郎
衆議院議員(香川2区、国民民主党代表)

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