iPhone12で考えたApple製品の買い方「一番いいのを頼む」は正しいか

2020-10-23 19.42.28新しいiPhoneが発売された。新型コロナウイルスショックの影響もあり、お店は大フィーバーという状態ではなかったと報じられたが、夕方に渋谷のヤマダ電機に行くとそれなりに盛り上がっていた。この在庫表をみる限りでは、大人気のような、でも、買おうと思えば買えるような。

既にドコモショップに予約は入れているのだが(このあたりが情弱な買い方と言われそうだが)、まだ届いていないようだ。この2年間XS MAXを利用していたが・・・。今回選んだのは、iPhone 12 Pro。カメラ性能は大幅にアップ。サイズは6.5→6.1に微妙にサイズダウン。12 Pro MAXの方が画面も大きいし、カメラ性能もいいし、電池の持ちも良いのだが。

子育てをしていると、大きなサイズのiPhoneはむしろ、持ちづらく。子供の手を握りつつ片手で操作する機会も増え。そう考えて、小さなサイズに。でも、ベゼルがさらに薄くなったので。0.4インチのサイズダウンですむことに。

色はシルバー。新しいパシフィックブルーも、より金色になったゴールドも魅力的だったが。シルバーのアクセをつけることが多いので、この色に。

容量は今のXS MAXと同じ256GB。もちろん、写真の容量も増えるかと思うのだが、いままでも余裕があったので、これで十分。

一方、今回から5G回線となり。契約の変更が必要。シェアパックユーザーで。私のiPhone、妻のアンドロイド、私と母のそれぞれのiPadの親回線で。さらに、母親のiPhoneのパケットを紐付けており。しかも、ドコモ光ユーザーなので。ドコモショップで受け取り、もろもろ契約変更することに。

さて。

昨日、売り場に行って、悩んでしまった。いや、絶大なる経済力で、カメラ性能も考えてここはProと思っていたのだが。ただ、実機をみたところ、普通のiPhone12がびっくりするほどの完成度なのである。極めて軽い。もう、羽のように軽い。材質も、Proとは異なるのだが、これはこれでマットでポップな感じで素敵。さらに、Proの側面の仕上げが思ったよりもチープで。まあ、どうせケースをつける派なので、ここは気にならないのだけど。

軽さ、ポップ感をとるか、カメラ性能とドヤ感をとるか。もう少し考えてみる。

「一番いいやつを頼む」と言いたくなるのだけど。いや、今までもMacBook Pro、Mac miniなどのスペック高めのモデルを使ってきたが。iPhoneの今回の12、iPadのAirなどは「これでいいじゃん」「これはこれでクール」と思えるものになっていて、ナイスだった。・・・iPad miniを愛用しているが、Airに乗り換えてしまおうか。これまたもう少し悩んで決めることにしよう。

というわけで、久々に、発売日に欲しくなるモデルたちだった。感謝。


編集部より:この記事は千葉商科大学准教授、常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年10月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。