毎日新聞社と大阪市役所の深い闇。しがらみを振り払う、大阪都構想が必要な理由がここにある

音喜多 駿

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日は時間の関係で日帰りとなりましたが、旭区内で宮脇市議・山本前府議たちと一緒に活動をさせてもらいました。

街の反応は悪くありませんが、まだ反対派の誤った内容満載のチラシを片手に「この数字は本当なの?」と尋ねてくる方々も。

説明すると納得していただけるのですが、残された時間はわずか。とにかく一人でも多くの方に正しい事実・数字をお伝えしていきます。

さて、先日から巻き起こっている各メディアの大誤報について、NHKの極めて不誠実な対応については昨日のブログで指摘しました。

参考過去記事:
公共放送たるNHKまで、住民投票を捻じ曲げる大誤報→しれっと訂正→その後もさらに誤報!大阪都構想で218億円コスト増は誤り

その後、朝日新聞は小さく訂正報道。

朝日新聞とNHKが極めて不十分な形ながら訂正・追加報道をする中で、第一報を流した諸悪の根源である毎日新聞は、なんと驚くことに訂正どころか開き直る態度を見せています。

明確に誤報・事実誤認であり、報道の自由があるとはいえ、有権者の意向を捻じ曲げる報道を続ければ公職選挙法違反の可能性も十分にあります。

公職選挙法 第148条(前略)
虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない。

その後の毎日新聞はもはや「公正中立」をかなぐり捨てて、あきらかに「反都構想」と受け取れる記事を流し続けています。

なぜここまで、毎日新聞は大阪都構想に反発するのか?その理由が伺える事実があります。

橋下徹・前市長が明かしているように、毎日新聞社はかつて大阪市役所と組んで天下りポストを握っていた「利害関係者」でした。

公正中立を保たねばならない新聞社が、多額の出資をして大阪市役所と共同で会社を運営し、非常に外部からは見えづらい形で天下りをしていた。過去の事例とはいえ、あまりにもひどい癒着です。

この仕組み自体は、橋下前市長らの奮闘によりなんとか是正されたようですが、「氷山の一角」であった可能性が大いにあります。

そして今回、ここまで大阪市役所の一部と結託して世論誘導する記事を流している事実からは、いまだに毎日新聞社と大阪市役所の一部がつながっている・なんらかの利権が生じているのではないかという合理的な疑いが生じます。

そもそも大前提として、とりわけ選挙・住民投票期間中は公正中立な報道を心がけなければいけない新聞社として、一連の報道は民主主義を捻じ曲げる大暴挙です。

民主主義の象徴である選挙・住民投票よりも大事な、そんなにも守りたい自分たちの利権があるのでしょうか。大阪市が再編され、大阪市役所がなくなることに、何か不都合があるのでしょうか。

毎日新聞による公職選挙法違反の疑いについては引き続き厳しく指摘を続けるとともに、こうした不正確・不誠実な報道に決して負けないよう、残り3日間となる住民投票の活動に全力で邁進してまいります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年10月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。