バイデン大統領で、とたんに「親中」にはならない?不正選挙疑惑に惑わされずやるべきことは

2020年11月10日 11:30

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

株相場がめちゃめちゃ上がったと思ったら、大手製薬会社からワクチン開発について明るいニュースが流れていました。

これ、1週間前だったら米大統領選挙の結果にも影響したかもしれませんね…。

そんな米国大統領選挙は、序盤の情勢を覆し、最終的にはバイデン候補に当確が打たれました。各国首脳から祝辞が相次いでおり、私からも祝意と今後の期待を表したいと思います。

おめでとうございます!

もちろん、トランプ現大統領が不正選挙疑惑で訴訟を起こす構えである以上、最終的な確定には時間を要することになりますが、これだけの差がついていることもあって結果が覆る可能性はほぼないと予想しています。

大規模な不正選挙があったというなら、上下院選挙では共和党候補が健闘していることとの整合性がつきませんし、ワタセユウヤ氏が指摘するように、これで日本人が反米感情を高まらせても得するのは中露といった関係国だけです。

もちろんトランプ現大統領が訴訟をすることも正当な権利ですので、納得するところまでやられたら良いと思いますが(トランプ&共和党に期待していた立場としては悲しいものの)、現実的な将来に向けて日本側も準備を加速する必要があります。

そして近未来の予測という観点でいうと、米国政治が急速に左傾化・親中化することは考えづらいのではないかと思っています。

大統領選挙にばかり注目が集まりがちですが、上院では共和党過半数の可能性が残り、下院でも共和党が議席を伸ばしています

副大統領時代に習近平氏と記者会見するバイデン氏(米政府撮影

民主党内にも中道派とリベラル派での対立があることに加えて、バイデン&民主党支持者には人権派・環境派など元来から中国に対して厳しい姿勢を望んでいる圧力団体も多数あり、こうしたことを捨象して

「バイデンは親中だ!」
「今回の選挙はすべて、中国とバイデン側が仕組んだ陰謀」

という考えに突っ走るのは、あまり建設的なこととは思えません。

外交などを中心に、日本の利益のために共闘できる米国内の政治勢力としっかりと協調してプレゼンスを示しながら、民主党政権に支えられたバイデン大統領と歩調を合わせていくことが重要でしょう。

いずれにせよ、米国政治の行方が日本にも大きな影響を及ぼすことは周知の事実。

政権移行チームの人選も含めて、今後についてしっかりと注視していきたいと存じます。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年11月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
参議院議員(東京選挙区、日本維新の会)、地域政党あたらしい党代表

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