GoToを回すには75歳の年齢制限を掛ければすべて解決する

2020年11月25日 11:30

わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。
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日本に第3波(わたしは第2波と思っています。詳しくはブログを遡っていただけると)が来ています。何度もいっていますが、ヨーロッパ全土には先に第2波がきてすでにピークアウト。ヨーロッパでは他国のように厳しい規制を掛けなかったスウェーデンが日本に近いとは思いますが

第2波は第1波の2倍の感染者数で、死者は現在のところ1/8程度。スウェーデンは第1波では施設内感染で多くの高齢者の死者を出しましたが2波ではよく抑えています。本来はこれほど第1波で死者が出る予定ではなかったと思いますが、それにしても第2波は完全爆発の度合いと比較しても死者は同程度か少なくなっていてます。これはヨーロッバ全土に共通します。

日本の第1波と日本でいう第2波の死者を合計すると1600人程度。現在は2000人程度。わたしは今年1月から1年間での死者数を3000人くらいとずっと言ってましたので、それくらいで収まるといいなと考えます。だってここ1年、おそらくウイルス干渉でほとんど流行しなかったインフルエンザの死者数がそれくらいですから、インフルとコロナが入れ替わった程度と考えれば良いのです。

この前提、つまり「第2波が先行した国々では第1波より死者が少ない」というファクトが頭に入っていれば、怖い怖いにはならないはずなのに、テレビでは全く報道しないから日本の感染者数がこのままどんどん膨れあがってアメリカみたいに1日10万人になるというのまでいる。科学とは法則性を見いだしてそれで仮説を立てること。ほかの何十ヵ国で出た現象が日本だけそうならないわけがないでしょ。

GoToはどのようにしたら重症者を出さずに済むか

で、GoToで感染が拡大した、GoTo止めろという声を聞きますが、そもそもGoToで広がったのなら北海道や大阪だけではなく、一番観光客の多い京都や福岡でも広がらないといけないがそんなそぶりはない。さっきも書いたが法則性がないのなら、主要因は別にあると考えるのが普通だ。北海道の気候とかもあるでしょ。さらに、北海道はもともとずーっと

こんな感じで新規の感染者が出ていた。利尻島で従業員がクラスターになったケースがあったが、札幌に遊びにいってもらってきたとか普通にあるでしょ。w
で、いまの問題は、

高齢者の感染拡大

です。
いまやコロナは70歳未満はほとんど死なない。死ぬのは基礎疾患のある高齢者だけ。平均年齢は80歳を超えているだろうという状況なのであるが

これがいまの致死率で

東京はコロナ死者の平均年齢が79.3歳であったが、地方はもっと高齢化が進んでいる。鹿児島県のニュースでは鹿児島で死んだ人の平均年齢は平均寿命より上・・・。最近のデータでは

と、もともと感染者が少ない東北はデータとしてはあまり役に立たないが、明らかに高齢者の感染が増えている。

東京もだ

そういえば「若者から高齢者にうつす」と言われていた割には7月から8月に若者中心に感染拡大した時には高齢者には全く広がらなかった。当たり前だ。日本は核家族化が進み、最近では単身世帯が急増して高齢者との交わりがない。ではどうして高齢者の感染が増えたのか

高齢者の人出が急回復、感染者に占める割合も上昇 専門家「全年代厳重警戒を」

10代と70代以上の回復率は他の年代に引き離された状態が続いたが、政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンが始まる前後の7月中旬ごろから、他の年代の人出が鈍る中で急回復し、ほぼ他の年代に追い付いた。その後は全年齢層で人出が昨年の7割超にまで戻った。感染者の年齢層も同じころから中高年に移行し始めた。

確かにずっと閉じこもってはいられないのは分かるが、リスクの高い人たち、そして専門家会議の資料にもあるように

高齢者は全年代で一番ウイルスを放出する。つまりは他人に感染させやすい。そして

院内感染や施設内感染を引き起こしやすいとされている。

2〜3世帯同居は少ないとはいえ、

家庭内感染が拡大しているのもおそらく高齢者から若年層への感染ではないかと思うのです。たまたまではあるが知人の会社でこのケースがありました。
となりますと、こんなこというのは悪いが、この感染拡大は高齢者の「気のたるみ」によって起きたという仮説もできるわけです。たぶん当たっているから重症者が急に増えたのです。おそらく知事会でも分かっていて、最大の票田に気を遣いながら

という発言もするようになった。つまり、GoToトラベルを続けて経済を回すのであれば

75歳以上は利用できません

という制限をすれば、被害は最小限になって問題は非常に小さくなります。
サービス提供側も同じ事をして頂かないと「GoToトラベル対象」にするわけにはいかないから、地方では大変だろうが従業員の入れ替えをしてもらわないといけなくなります。若者の求人が増えて時給もあがる。年金を貰いながら働いていた皆さまは、しばらくの間、お休みしていてください。

7月から自殺が急増。特に若い女性が爆増しているのは

その失業率と恐ろしいほどの相関関係があります。75歳未満の従業員を揃えないとGoToトラベルの対象になれないのであれば、サービス業でこの失業者をいくらかは吸収できます。自殺の増加も少しは抑えられるかもしれない。

いかがでしょう。理詰めで書くのにかなり時間がかかりましたけど、説得力はあると思います。菅さんに届け

あっ!! 今日のKindleセールにトンデモと戦う左巻先生の著書が出ました。ええ、買いましたとも。買いましたとも。あなたも絶対買って下さい。

 


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年11月24日の記事より転載させていただきました。

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