維新が衆議院選に100人擁立。どこまで候補者の擁立が進むか、要注目

最近は、期待していても期待外れのことが多いので、あまりのめり込まないようにしているのだが、維新と国民民主にはそれなりに期待している。

維新が次の衆議院選挙に100人の候補者を擁立するとアドバルーンを揚げたようだが、さてどこまで実現するか。

日本維新の会の松井代表(本人ツイッターより)

《独自》日本維新・松井代表「野党第一党目指す」 次期衆院選で100人擁立へ調整

いい候補者を出来るだけ大勢擁立して、野党第一党の座を占めてもらいたいと思うが、実際にはなかなか難しいだろうと思っている。

まずは、供託金をどこまで用意出来るか。

どういう選挙態勢を組めるのか、ということも大事な問題である。

維新に追い風が吹いているように見えた時期もあったのだが、大阪都構想住民投票で敗れてしまって、維新の勢いはかなり弱まってしまったように見える。

コロナ感染者の急増で、肝腎の大阪がGo To トラベルの対象地から一時的に外れてしまったのだから、これでかつての勢いを取り戻すことを維新に期待するのは無理と言うもの。

関西方面はいざ知らず、関東・東北では維新の勢いは今一つだろうと思っている。

そういうことが分かっていながら、なおかつ維新の候補者として名乗りを上げてくれる人がどれだけいるか。

たかが100人だがされど100人、というところか。

さて、国民民主党はどうするのだろうか。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年11月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。