スーツは禊(みそぎ)を、ギークは議会へ - 菅野敦也

菅野 敦也

「 スーツとギーク、協力すべき 」

グーグルで“スーツ族”を検索すれば、766,000件(3月5日現在)。 同様に“ギーク族”では、158,000件。 スーツの2割に相当するギーク族。 プログラマーを一例に、秀逸な能力を持ちながら、円滑なコミュニケーションは不得手であるギーク(詳しくは、Wikipediaギーク)。

一方で、卓越したコミュニケ―ション能力が災いなのか、監獄を目指すスーツ。 日本政治の特殊性、では割り切れない、遣る瀬無い見出しが紙面を飾る。 嗚呼…。

力を合わせて未来を創ろう、ではないか。

「 渾身の書き下ろし!? 」

2009年3月5日、堀江貴文氏の本が出た。 『徹底抗戦』。 計27分に及ぶ、3作の動画も用意されている。

真実とは何か、民主党党首も、六本木で働いていた元社長のアメブロも、貴重なケーススタディ機会を提供してくれる。 揃って、諸行無常を想起する。 何が正義で、何がそうではないのか、すべて自分で判断したい。 Webは、誠に有り難い。 私なりに承知した。

堀江氏がギークかどうか後にして、もしかすると、議会デビューがあるのかも。 国会から刑務所目指す大先生が後を絶たない中、逆もまた真なり、ということか。

「 夢ある未来を示すは、誰なのか 」

次代を担う若人たちが、夢と希望に溢れて頑張る姿。 そんな社会へ先導するのが、先輩としての役割だ。 ところが現実は、どうだろう。 スーツに対するギークの溜息。 利益配分に明け暮れる、国会議場。

批判をしたって始まらない。 悲観からは何も生まれない。 再度、確認したい。 未来は自分で創るもの。 批評に使う時間があるならば、堀江さんが議員になる前に私、または、貴方が議会デビューしなくては。

遠い子孫の幸福にも配慮して。 スガノアツナリ