アゴラ 言論プラットフォーム http://agora-web.jp 経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム ja Mon, 23 Oct 2017 15:50:03 +0000 http://agora-web.jp/img/logo-for-smartnews.png アゴラ 言論プラットフォーム http://agora-web.jp 中国の政治を理解するための視点⑪ international 「紅二代」の核心として君臨する習近平の姿が見えてきた。長期政権になることは必至だ。 中国共産党の第19回全国代表大会が24日閉幕し、25日に行われる最初の会議で新たな最高指導部メンバーが決まる。注目すべきは、人事の決め方

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「紅二代」の核心として君臨する習近平の姿が見えてきた。長期政権になることは必至だ。

中国共産党の第19回全国代表大会が24日閉幕し、25日に行われる最初の会議で新たな最高指導部メンバーが決まる。注目すべきは、人事の決め方と王岐山党中央規律検査委員会書記の退任が持つ意味である。

土壇場まで確定的な情報が流れてこなかった。派閥間の駆け引きがあれば、それぞれの思惑も含め、一定の確度を持った名簿リストが流れるものだが、今回は多くの情報通も「すべては習近平の胸の内」と漏らした。本来であれば発言権を持つはずの江沢民元総書記や胡錦濤前総書記も、自分の腹心たちが相次ぎ腐敗問題で失脚し、沈黙を強いられた。

反腐敗キャンペーンを通じて権力を掌握した習近平総書記が、長老の顔色を窺うことなく、自分の思い通りに次期政権を運営できる布陣を敷いたとみるべきだろう。特に軍部については、元トップ二人をはじめ多数の主要幹部を摘発し、強権を知らしめた。権力の源泉である軍の掌握はまた、軍部に多い革命世代の二代目「紅二代」を掌握することでもある。習近平政権の強みは、父親の習仲勲から受け継いだ、党の正統性を担う紅二代の広範な支持にあるのだ。

軍の反腐敗を後押ししたのが、劉少奇元国家主席の息子・劉源(元人民解放軍総後勤部政治委員)である。高度経済成長の陰に隠れ、軍紀の乱れは公然の秘密となっていた。歴代の指導者は、反発を恐れ見て見ぬふりをするどころか、歓心を得るため多額の予算を垂れ流してきた。胡錦濤はメスを入れようとしたが、トップまでが腐敗にまみれている状態で、頑強な抵抗にあった。

そこで劉源がたまりかね、公式の会議で居合わせた軍幹部を目の前に、「腐敗と反腐敗の激しい対立があれば、必然的に党内闘争が起きる。腐敗した人間とは団結だけを語るわけにはゆかない」と叱責した。劉源は紅二代のリーダー格であり、元国家主席の父を持つ高い権威がある。その発言は重い。習近平が2010年10月、中央軍事委副主席に就任して3か月後、軍事科学院から後勤部に異動している。習近平と劉源はともに紅二代を率いるキーパーソンであり、党内腐敗には強い危機感を共有している。

大きな功績を残した劉源を軍の最高指導部に推す声も出たが、習近平政権が誕生し、軍内の反腐敗に道筋が敷かれると、劉源はあっさり軍職を退き、全国人民代表大会の閑職に就いた。もし劉源が残れば軍内での影響力がますます大きくなり、いずれは習近平と衝突する危険が生じる。そうなれば紅二代が分裂し、権力闘争に発展する可能性が出る。こうした事態を避けるため、権力のバランス感覚が働いたのだ。

王岐山の引退も同じロジックである。王岐山もエリート技術者の家庭に育ち、義父は姚依林元副首相で、紅二代の代表的存在だ。規律検査委書記として、彼の手腕と実績は常務委員の中でも突出していることは、だれしもが認めている。本来、党内には「68歳定年制」の不文律があり、王岐山はすでに69歳だが、彼に匹敵する人物がいないため、しばしば続投説がささやかれてきた。

だが、必要以上に王岐山を持ち上げる風潮に対しては、習近平サイドが強く警戒してきた。紅二代の両雄が並び立つ状態は、劉源の際と同様、好ましくない。しかも常務委員の最高指導部内である。党内分裂によるリスクは非常に大きい。内部分裂を引き起こす政治的意図をもって、王岐山続投説を流しているのではないかとの疑心暗鬼さえもあった。

もちろん、中国の実業家、郭文貴がアメリカに亡命し、王岐山ファミリーにまつわるスキャンダルを暴露したことも多少は影響しているだろう。だが、メディアの監視や選挙のある民主国家とは違うので、外部からの情報戦では政権を揺さぶるのに十分ではない。決定的な要因はやはり、党支配の存続、強化を共通認識とする紅二代のバランス感覚である。

王岐山の引退で、紅二代としては習近平一人が残り、革命ファミリーたちの支持を一手に担うことになる。19回党大会の政治活動報告では、新たに法治国家建設を推進する党中央の国指導グループ設立も宣言された。二期目は法制、法治が主要課題になる。習近平のいう「新時代」の中身が問われる正念場となるだろう。あと5年の任期では足りないに違いない。党関係者の多くは3期目続投を視野に入れている。

(続)

編集部より:この記事は、汕頭大学新聞学院教授・加藤隆則氏(元読売新聞中国総局長)のブログ「独立記者の挑戦 中国でメディアを語る」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、加藤氏のブログをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029083.html Mon, 23 Oct 2017 14:00:08 +0000 Mon, 23 Oct 2017 14:01:07 +0000
平成「緑のタヌキ」の変:衆院選で起きた“民意と選挙結果とのかい離” politics 始まりは、隣国、自民国の城主アベが起こした突然の挙兵だった。 自民国では、城主の「身内」や「お友達」を偏重するやり方に対して領民の批判が強く、しかも、それらの問題への対応が不誠実なものであったことから、城主への不満が高ま

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Wikipedia:編集部

始まりは、隣国、自民国の城主アベが起こした突然の挙兵だった。

自民国では、城主の「身内」や「お友達」を偏重するやり方に対して領民の批判が強く、しかも、それらの問題への対応が不誠実なものであったことから、城主への不満が高まりつつあった。いずれ、城主アベは、領民の信任を失い、城を追われるのではないかと見られていた。

そのような自民国の状況は、対立を続けていた民進国にとっては、城主アベを打倒する千載一遇の機会であったが、内部対立に加え、家臣の離反や不祥事が表面化し、対応に追われていた最中に、城主アベが突然挙兵したのだった。

もともと、「挙兵」には決まりがあった。領民を戦いに巻き込み、多大な負担と苦痛を負わせることになるのだから、余程の理由がなければならなかった。しかし、城主アベは、適当な口実をつけて、挙兵を宣言、近隣諸国との戦争準備を始めた。

大混乱に陥ったのが民進国の城内だった。家臣の離反や不祥事で混乱している最中に、アベ軍が攻め込んできたのでは、城を守れない。城主マエハラも家臣たちも、頭を抱えた。

そこに登場したのが、「私についてきなさい。城主アベを討ち取ってしんぜましょう。」などと言って現れた「緑の国の女城主」のユリコだった。自民国の出城を攻めて「黒いネズミ」を討ち取って大勝利を収めた「女城主ユリコ」の武勇伝は、瓦版などで広まっており、民進国では、城主マエハラが、「今、アベに攻められたのでは城がもたない。民進国が打ち揃って、緑の国の下に入り、ともにアベと戦おうぞ!」と家臣に呼びかけた。家臣たちは、城主マエハラから渡された軍資金を手に雪崩を打つように城を離れ、「緑の国」をめざした。アベ軍が押し寄せてきても、ユリコ率いる緑の軍が圧勝するだろうと信じて疑わなかった。

ところが、民進国の家臣達が「緑の装束と甲冑」を与えられて戦争準備に入った頃から、城主ユリコは、不可解な行動を取り始めた。

民進国の家臣をすべて引き取るのではなく、「考え方の合わない人は緑の国から排除します。」と言って、城を閉ざすことを明言したのである。「排除」の対象となった家臣達は、独自に「立憲民主国」を立ち上げて、自民国との戦争準備に入った。

そして、城主ユリコは、「アベを討ち取る」と言っていたのに、そのアベを支持する浪人を召し抱え、城に引き入れたりもした。決定的だったのが、城主ユリコ自身が、出陣する気配を見せないことだった。家臣達に対して「アベを倒せ!」と叱咤激励して応援するだけだった。「ユリコ殿、そろそろご出陣を。」を促されても、「最初からそんな気はないと言っているじゃありませんか。私には、トウキョウトの領民がいます。」などとうそぶいている。さらには「緑の軍」の総大将も決めようとしない。「戦が終わってから相談します。」と言うだけだった。

そうこうしているうちに、民進国の家臣たちの中から、「ユリコは『緑のタヌキ』だ。我々は騙されたんだ。」と言って離脱する動きが出てきた。「やはり騙された。『緑のタヌキ』に化かされて、民進国家臣の地位も失い、身ぐるみ剥がされた。」

しかし、もう時間がなかった。アベの大軍は、すぐそこに迫っていた。

そして、10月22日、戦いの火ぶたは切られた。立憲民主国は、「エダノ丸」を築いてアベ軍を迎え撃ち、城主エダノンを中心に奮戦し、アベ軍に各地で打撃を与えた。ユリコから「排除」された者、早く離脱した者も奮戦し、多くが生き残った。

しかし、「緑の軍」の方はといえば、戦う前から勝負はついていた。敗北を見越した城主ユリコは、前日に国外に逃亡。ユリコの腹心ワカサは、自民軍先鋒の若武者コイズミに、一撃で討ち取られた。「緑の軍」が新たに召し抱えた武将たちは、ほぼ全滅。民進国の家臣たちの多くが、緑の甲冑をつけたまま、自民軍の格下武将に討ち取られた。

 

以上が、今回の衆院選をめぐって起きた平成「緑のタヌキの変」の顛末である。

この「変」は、日本の政治に、そして、日本の社会に何をもたらすことになるのか。

直接の「被害者」は、「希望の党」に加わったがために落選の憂き目にあった民進党所属の前衆議院議員達である。しかし、「緑のタヌキ」に化かされて、公約が公表されてもいないのに「公約を遵守する」「党側が要求する金額を拠出する」などという「政策協定書」に署名したのは彼らなのであり、まさに自業自得である。しかも、途中で「化かされた」と気づく局面はいくらでもあった。

民進党を事実上解党して、希望の党に合流することを正当化する唯一の理由は、前原氏も言っていたように「いかなる手段を使っても安倍政権を倒す」ということだったはずだ。しかし、「希望の党」は、必ずしもそのような方向で一致結束していたわけではなかった。小池氏は「安倍一強」を批判するが、「情報公開の不足」などの自分の主張に我田引水的に結びつけようとするだけで、具体的な安倍批判はほとんどなかった。

原口一博元総務大臣が、公示の直前になって、「小池氏が出馬しないなら安倍支持」などと放言した中山成彬氏の九州比例ブロックでの扱い等に反発して、希望の党を離脱した際には、希望の党が「安倍打倒」に一枚岩になれていないことは十分に認識できたはずだ。その頃、私は、RONZAに、【希望の党は反安倍の受け皿としての「壮大な空箱」】と題する拙文を寄稿し、その中で、「原口氏の決断を重く受け止め、今回の衆議院選挙に向けての最大の目標が安倍政権打倒であることを、党の公認候補の間で改めて確認する行動を希望の党内部で起こすべきだ」と述べた。「安倍政権打倒をめざすことの確認文書への署名」を全立候補者に求めることも一つの方法であり、前原氏は、そのためにリーダーシップを発揮すべきだと述べた。

この時、民進党前議員達が、「血判状」に署名するぐらいの気概を持って、「アベ政権打倒」と、そのためのアベ批判の論陣について認識を共有し、一致結束していれば、局面も変わっていた可能性がある。関ケ原の戦いで西軍が壊滅した後、西軍に加わっていた島津軍は、徳川本陣を敵中突破し、九死に一生を得て薩摩に生還した。希望の党に加わった民進党前議員には、逆境を乗り越えるため、安倍政権打倒のための決死の行動が必要だった。

それとは対照的に、立憲民主党が純粋に政治信条と理念を守り抜く姿勢は、多くの国民の共感を得た。1年前にNHKの大河ドラマ「真田丸」が大人気だったのと同様に、日本人は、「逆境にあっても信念を貫き、戦い抜く姿勢」に好感を持つのである。

このような平成「緑のタヌキの変」で恩恵を受けたのは、自民党・安倍首相のように思える。しかし、果たしてそうであろうか。今回の選挙での共同通信の出口調査では、比例代表投票先を回答した人に安倍晋三首相を信頼しているかどうかを尋ねたところ「信頼していない」が51.0%で「信頼している」の44.1%を上回ったとのことだ。それなのに、自公で3分の2を超える圧勝だ。

森友・加計疑惑で窮地に追い込まれた末に、事実上首相に与えられている解散権を悪用して、政権維持のための「最低・最悪の解散」に打って出たことには、自民党内からも多くの批判があった。本来であれば、選挙で国民の厳しい批判を受けて当然だったのに、「緑のタヌキ」の「化かし」によって、結果的に救われただけだ。さすがに安倍首相自身も、そのことは認識しているのだろう。選挙での圧勝にもかかわらず、笑顔はなかった。

そして、何と言っても、この「変」の最大の被害者は、国民だ。安倍政権に対する民意と選挙結果が余りに大きくかい離してしまったことは、日本の社会にとっても不幸なことだ。しかも、今回の解散総選挙を通して国民の多くが安倍首相に抱いた不信は、ほとんど不可逆的なものと言える。そのような状況で「国難」に対処することこそが「国難」と言うべきだろう。

今後、安倍政権に対する対立軸として純化された立憲民主党を中心とする野党勢力が、森友・加計問題への対応への批判を強めていけば、選挙結果への反動もあって、内閣支持率は低下していくだろう。そのような状況でも、自民党は結束して安倍政権を支え続けるのだろうか。来年の総裁選を控え、自民党内でどのような動きが出てくるのであろうか。

編集部より:このブログは「郷原信郎が斬る」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は、こちらをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html Mon, 23 Oct 2017 10:30:44 +0000 Mon, 23 Oct 2017 10:46:52 +0000
アルゼンチン政府はなぜ借金を返せなかったのか economy 総選挙は希望の党のひとり負けで、安倍政権の信任投票のようなものだった。これ自体は国際情勢が不安定な中で結構なことだが、首相が勝利の弁で「プライマリーバランス(PB)を無理やり黒字化して、アルゼンチンは次の年にデフォルトに

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総選挙は希望の党のひとり負けで、安倍政権の信任投票のようなものだった。これ自体は国際情勢が不安定な中で結構なことだが、首相が勝利の弁で「プライマリーバランス(PB)を無理やり黒字化して、アルゼンチンは次の年にデフォルトになった」といったのはおかしい。

これを土居丈朗氏が指摘しているが、「PBを無理やり黒字化したから次の年に債務不履行になったのではない。債務不履行を避けようとPBを黒字にした」というのもおかしい。図のようにアルゼンチンは2014年にデフォルトになったが、その前からPBはずっと赤字である。

安倍首相の話は、その前の2001年のデフォルトを指していると思われる。「緊縮財政でGDPが下がってデフォルトになった」という「アメリカ大陸の国」の話は国会答弁でも出ており、藤井聡『プライマリー・バランス亡国論』の孫引きだと思われるが、この元が間違っている。

藤井氏の本には奇妙なことに問題のアルゼンチンのPBが書いてないのだが、これを世界銀行の統計でみると、ここでも1990年代後半のPBは赤字で、黒字になったのはデフォルトした2001年からだ(これは借金の一部を帳消しにしたので当たり前)。


したがって安倍首相の話は事実誤認だが、本質的な問題は緊縮財政がデフォルトの原因だったのかということだ。90年代後半に財政赤字は増えていたので、アルゼンチンは緊縮財政ではなかった。詳細は世銀のDPを読んでいただきたいが、彼らの指摘する最大の要因は、アルゼンチンの通貨ペソをドルと連動させた固定為替制度である。

1997年のアジア通貨危機と翌年のロシア金融危機で世界的に金融不安が高まる中で、アルゼンチンは運悪く「ブレイディ債」(80年代の通貨危機を救済するために各国がドル建てで過剰債務国を救済した債券)の借り換え期限が来た。

投機筋はアルゼンチンがドル・ペッグを外すことは必至とみてペソを売り浴びせ、アルゼンチン国債のドル建て価格は70%以上も暴落した(実質金利は暴騰した)。このため借り換えが不可能になり、デフォルト以外の選択肢はなくなったのだ。図のように、アルゼンチンの債務危機はほぼ100%この金利上昇で説明できる。

ここから導かれる教訓は、安倍首相の逆である。アルゼンチンは緊縮財政でデフォルトに陥ったのではなく、国際通貨危機という外的ショックの管理に失敗したために借金が返せなくなり、国債の暴落で財政も経済も破綻したのだ。それが安倍内閣の間にやってくる確率は低くない。

アルゼンチンの場合は外債の大量借り換えと国際金融危機が重なり、ドル・ペッグという特殊要因もあったので、日本政府が同じような名目債務のデフォルトを起こす心配はない。しかし日本の政府債務のGDP比はアルゼンチンのピーク時(150%)をはるかに上回るので、実質債務のデフォルト(財政インフレ)はありうる。

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http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html Mon, 23 Oct 2017 08:30:34 +0000 Mon, 23 Oct 2017 15:49:45 +0000
安倍〝戦時内閣〟は「国難突破」できるか(特別寄稿) politics いよいよ米朝の軍事衝突が現実味を増してきた。当欄で指摘してきたとおり、たとえば2010年の延坪島砲撃のような突発的事態から武力紛争が拡大していくリスクはいまも高い(詳しくは拙著『安全保障は感情で動く』文春新書)。 加えて

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自民党公式サイトより:編集部

いよいよ米朝の軍事衝突が現実味を増してきた。当欄で指摘してきたとおり、たとえば2010年の延坪島砲撃のような突発的事態から武力紛争が拡大していくリスクはいまも高い(詳しくは拙著『安全保障は感情で動く』文春新書)。

加えて(残念ながら、そうなってしまう可能性が高いが)北朝鮮の核ミサイル開発を、制裁や交渉で止められない以上、米軍が航空攻撃を実施する可能性が増していく。

ならば、攻撃はいつか。時期的には今度の冬が危ない。極寒期は最低気温が零下20度に達し、すべてが凍りつく。そうした厳しい気象条件は、北朝鮮軍の行動を大きく制約する一方、米軍の航空攻撃に与える影響は少ない。米軍が大規模な地上部隊を半島に投入するなら話は別だが、その可能性は極端に低い。もはや米軍は朝鮮半島に限らず、中東でもどこであれ、大規模な地上作戦を展開する体力に乏しい。

このため、米軍の作戦行動は航空攻撃が主体となろう。そうした米軍の作戦行動にとり絶好のタイミングがこれから訪れる。なんらかの理由で米軍が軍事行動を控える場合も、今後さらに、各国による経済制裁の効果が出始める。来年2月9日から開催される平昌オリンピックの日程を睨みながら、今後いっそう半島情勢は緊迫していく。先日の総選挙を受け、改めて組閣される安倍晋三政権は第二次朝鮮戦争に対処する〝戦時内閣〟となるかもしれない。

おそらく総理はそうした腹を固めているのであろう。もし上記のとおり展開すれば、来年の通常国会で衆議院を解散できるチャンスを失ってしまう。だから「大義なき解散」との批判を甘受し、今回の「冒頭解散」に打って出た。そういう事情であろう。

実際、安倍総理は訪米前から「北朝鮮危機前に総選挙は今しかない」と語っていた。総理(と私)の盟友(荒井広幸「新党改革」元代表)が産経新聞のインタビューで、そう明かしている(下記サイト)。最近、他にも同様の情報を耳にした。日本政府の情報分析でも、北朝鮮危機は確実に迫っている。

荒井広幸・元新党改革代表「安倍晋三首相は『国民の結束を問いたい』と言ったんです」「北朝鮮危機前に総選挙は今しかない」(産経ニュース)

そのとき安倍内閣は「国難突破」できるのか。なるほど安倍総理や小野寺五典防衛大臣には、そうした能力や資質があるといえよう。ただ残念ながら、今回の総選挙では、具体的な対北朝鮮政策はほとんど語られなかった。

たとえば、旗国(北朝鮮)船長の同意がなければ立ち入り検査もできない船舶検査法の問題を指摘し、法改正を訴えた候補者がいただろうか(先月の当欄参照)。解散まで自民党が検討していた「敵基地反撃能力の保有」を主要な政策に掲げたのは、当の自民党ではなく、少数野党(「日本のこころ」)だった。その野党も今回、議席を失った。

さらに言えば、安倍総理は解散表明会見で「憲法改正」に一言も触れなかった。くわえて選挙中も、ほとんど語らなかった(詳しくは月刊「Voice」12月号拙稿)。今後「自衛隊の明記」をめぐり、与野党間で政治的な駆け引きが行われるのだろうが、元自衛官としては釈然としない。できれば、きちんと争点化したうえで、正々堂々「自衛隊」を憲法に明記してほしかった。

冒頭解散により、安全保障上の致命的な「政治空白」が生まれた経緯も無視できない。平和安全法制(いわゆる安保法制)は自由民主党と公明党の連立与党に加え、日本を元気にする会、次世代の党及び新党改革の野党3党を含む5党が合意し成立した(詳しくは月刊「正論」12月号拙稿)。

この5党合意は単なる口約束ではない。附帯決議として議決され、本会議で可決成立した。加えて「政府は、本法律の施行に当たっては(中略)合意の趣旨を尊重し、適切に対処する」と閣議決定された。いわゆる集団的自衛権の限定行使を巡り、こう合意された。

「存立危機事態に該当するが、武力攻撃事態等に該当しない例外的な場合における防衛出動の国会承認については、例外なく事前承認を求めること」

たとえば北朝鮮弾道ミサイルのグアム攻撃がこれに当たる。これまで「例外的な場合」と考えられてきたが、現実あり得る想定と言えよう。その際、政府は「例外なく(国会の)事前承認を求める」との「合意の趣旨を尊重し、適切に対処」しなければならない。そう安倍政権が自ら閣議決定してしまった。

それが「適切に対処」できない状況が生まれていた。衆議院は解散され、参議院を含め、永田町は〝もぬけの殻〟となった。憲法上は参議院の「緊急集会」が招集される建前だが、現実には弾道ミサイル攻撃などの「緊急」事態には対応できなかった。

加えて、平和安全法制は閣議(と国家安全保障会議)の議決を必要としている。今回の選挙中、防衛大臣は在京だったが、総理や閣僚は全国に散らばった。いざとなれば「電話閣議」で対処するつもりだったのだろうが、携帯電話の圏外を移動中など、それすらできない状況が生まれていた。

たとえば選挙カーの上で総理らが応援演説中に、もし弾道ミサイルが撃たれていたら、どうなっていたであろうか。携帯スマホで「緊急速報メール」を受信した聴衆がざわつき始めても、車上の総理らは(秘書官から報告を聞くまで)何が起こったのか分からない・・・そうした反安倍メディアにとり格好の場面が生起していたかもしれない。いくら安倍総理が「自衛隊最高指揮官」と名乗ろうと、常に「核のフットボール」を手放さない海軍士官が随行するアメリカ軍の最高指揮官(合衆国大統領)とは似ても似つかない。

総選挙を通じ、安倍総理は「国難」として北朝鮮情勢を語ったが、もし選挙中に半島有事が起きていれば、上記の政治空白が致命傷を生んだかもしれない。

ただ、実際問題「ならば、いつ解散すればよかったのか」とも言えよう。以上の問題は、緊急事態を本気で想定してこなかった戦後日本の病理(いわゆる平和ボケ)に起因する。これを機会に憲法と関連法制の抜本改正を図るべきではないだろうか。

最低でも、平和安全法制の抜本改正や、いわゆる敵基地攻撃能力の保有は検討してほしい。「国難突破」と大言壮語するのは、それからでも遅くない。

安全保障は感情で動く (文春新書 1130)
潮 匡人
文藝春秋
2017-05-19
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http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html Mon, 23 Oct 2017 08:00:33 +0000 Mon, 23 Oct 2017 15:48:57 +0000
国政選挙における私の考え方&今夜の月9『民衆の敵』 politics 千葉県議会議員の水野ゆうきです。 衆院選を終えて、候補者や選挙スタッフ、大変お疲れ様でした。 私の個人的な友人等も新人で初当選したり、比例復活したり、返り咲いた方も少なくありません。 国政という場で思う存分、頑張っていた

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千葉県議会議員の水野ゆうきです。

衆院選を終えて、候補者や選挙スタッフ、大変お疲れ様でした。

私の個人的な友人等も新人で初当選したり、比例復活したり、返り咲いた方も少なくありません。

国政という場で思う存分、頑張っていただきたいと思うと同時に

驕らない、偉ぶらない、権力を見せびらかさない政治家として国民目線で活動していただきたいと心の底から願っています。

そして風が吹いていた希望の党が様々な要因で失速し、立憲民主党は躍進をし、自民党が大勝しました。

やはり、希望の党に関しては小池代表の言葉の使い方や協定書の踏み絵、代表と写真を撮るために3万円を支払うことや、私の同志である上田令子都議、おときた都議の都民ファ離党等に加えて、やはり選挙の時に思想やイデオロギーを変えて政党を変えたというのは、印象が良くなかったと思います。

これは私は常々言っていることで、私の「政党ロンダリング」反対に関しては既に2014年の時点でハフィントンポストで記事にもなっています。

政党ロンダリングが政治不信を招く ~前回はどこの党で立候補・当選しましたか?~

今回の選挙における野党の動きについて、テレビのコメンテーターや記者、解説委員等、多くのメディア関係者も言及していますが、ネット(SNS)の普及等で政党ロンダリング(政党サーファー)が見える化されてしまっていて有権者を誤魔化せなくなってしまったのです。

今では国政選挙に入った地方議員の顔写真等もSNSに晒されます。

特に国政は地方議会とは異なり、政党政治であり、思想やイデオロギーによって政策を作り、それが一番の柱です。

その柱を選挙に当選したいからと簡単に政党を渡り歩くということに有権者が信用できない、という判断をくだしたのだと思います。

その為、私がこれから注視するのは(皆さんに注視してもらいたいのは)、希望の党から立憲民主党に行く政治家がいるかどうかなど、ということをはじめとした野党編成です。

それにしても国政選挙に「無所属」で当選した候補者は凄いですね。

こうしたことを考えると、やはりネットはメリットデメリット含めて政治に少なからず影響を与えていると思います。

さて、昨日もブログに書いた内容ですが、今回の衆院選で嵐のように電話が来て、記者から取材をたくさん受けました。

内容は

『水野さんが衆院選に出るという話が出ている』

ということ。

記者の皆さんには私から「そんなつもりは一切ないし、そんなことを一言も言ったこともない」と応え、こうしたやり取りを一日中繰り返していました。

なぜこんな話になったのか?

実は複数の県議や市議からも同様の質問をされ、「新党から出るらしい」などという根も葉もない噂が出ているよ、と親しくしている議員たちからたくさん耳にしました。

「全くその気はありません!」としか言いようがありませんでした。

そして柏の方から「水野さん」が出るという話が出回り、私にたくさん確認の電話が来たのですが、ふたを開けたら千葉13区(一部柏市を含)にて希望の党から出馬したのが男性の水野さんという方でした。

そう、単なる名前間違い・・・・。

確かに柏市あたりで「水野」という苗字で私を思い浮かべて話を膨らましたのでしょうが、いくらなんでも想像で尾ひれを付けすぎ、話を作りすぎ。

一部の議員や記者は私に確認を取り、誤解や間違いがあったことに対して改めて謝罪がありましたが、こうしたことのみならず、私が一切言ってもいないことを情報操作のためにゼロから話を作り上げて、デタラメを一部の人たちが流す政治家に対して残念でなりません。

私たち地方議員は休む暇もないほど、くだらない噂をする時間もないほど、地域の課題があるはずです。

私も地方議員として7年目に突入するわけで、県議当選後も色々な形でお話しがあったことは否定しませんが、今の私が答えです。

しっかり県議として我孫子市、千葉県のために活動していきます。

これに尽きます。

 

さて!今日から始まるフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵』!

実は突然の衆議院解散と選挙に伴い、前代未聞で放送が延期になっていました。

篠原涼子さん主演で新米の女性議員が議会のドンや世の中のおかしいことに立ち向かっていくストーリーです。

私も市議に初当選したときの気持ちをずっと忘れずに無所属を貫いてしがらみややたら不明な権力(?)を嫌って活動していますが、このドラマから地方政治について少しでも関心を持っていただければと思います。

ちなみに議会で寝ている議員に新米議員の篠原涼子さんが起こすシーンがありますが、いやはやあっぱれ!
私も初心を忘れずに頑張ります!

編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年10月23日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html Mon, 23 Oct 2017 07:00:11 +0000 Mon, 23 Oct 2017 06:55:19 +0000
希望の党の再生は、細野さんと長島さんを中心に進められるのがよい politics 希望の党にまったくチャンスがなくなったわけではない。 いい人材さえ集まれば、希望の党の再生は不可能ではない。 問題は、希望の党のリセット、再生の舵取りを誰がやるべきか、ということだろうと思う。 落選してしまったために国会

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希望の党ツイッターより:編集部

希望の党にまったくチャンスがなくなったわけではない。

いい人材さえ集まれば、希望の党の再生は不可能ではない。

問題は、希望の党のリセット、再生の舵取りを誰がやるべきか、ということだろうと思う。

落選してしまったために国会議員として希望の党の運営に参画できなくなった若狭さんがこれから希望の党にどのような形で関与されるのか分からないが、やはり新党づくりに奔走して来られた若狭さん、細野さん、長島さんの3人が希望の党再生の舵取りを担われるのが筋だろうと思う。

選挙の直前に希望の党に合流して当選された方々は、希望の党が立ち上がらなくて民進党のままで選挙をやったらどういうことになったか、ということを考え、その比較の上で希望の党におけるご自分の立ち位置を決められたらいいのではなかろうか。

比例区で復活当選された方々は、希望の党がないままに無所属なり民進党で立候補されていたら、この度の選挙での当選はなかったはずである。

いや、自分は本当は立憲民主党の方がよかったのだ、などと仰る方もおられるだろうが、皆さんが希望の党に入党を決意された時には立憲民主党は出来ていなかったはずである。

当選すれば皆、平等だ、などと思っておられるかも知れないが、皆さんが希望の党に入党される前に新党設立のために奔走しておられた若狭さんや細野さん、長島さんに敬意を表されるのがいい。

小池さんのワンマン体制をいつまでも続けるわけにはいかない。
臨時の代表代行に樽床さんが指名されたようだが、これからは細野さん、長島さんを表に出すことである。
いずれは民進党の代表である前原さんも希望の党に合流することになるとは思うが、当面の希望の党のリセット、再生の作業は細野さんと長島さんの二人が担当されるといい。

この二人が希望の党の表看板になれば、希望の党のイメージがぐっと良くなるはずである。

編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年10月23日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html Mon, 23 Oct 2017 06:30:53 +0000 Mon, 23 Oct 2017 06:58:04 +0000
2020に向けITインフラの整備が進んでいます。 technology 「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」幹事会@総務省。 坂村健さんが主査。 2020Tokyo大会に向けたIT基盤の整備策をたたかわせています。 ぼくはデジタルサイネージや高度映像配信などの立場で参加

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「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」幹事会@総務省。
坂村健さんが主査。
2020Tokyo大会に向けたIT基盤の整備策をたたかわせています。
ぼくはデジタルサイネージや高度映像配信などの立場で参加しています。

大人数の会議でして、政府は総務省、経産省、内閣官房、国交省、スポーツ庁、観光庁。
東京都やオリパラ組織委。
通信、放送、メーカ、商社、広告、ソフトハウス、大学などなど。

東京都は東京マラソンなどでNICTのVoiceTraなど多言語翻訳システムを導入、デジタルサイネージやペンダント型翻訳機を利用。
都バス案内のサイネージ設置も進めているそうです。

総務省は数々のアクションプランを展開中。
多言語翻訳技術の実装、オープンデータの利用推進、放送コンテンツの海外展開促進、無料公衆無線LANの整備、5Gの実現、4K8Kの推進、サイバーセキュリティ対応など。

IoTおもてなしクラウド事業について、竹芝や渋谷で行った実証実験の報告もありました。
デジタルサイネージによる多言語情報提供、音楽イベントのチケットレス入場など。
ぼくもデジタルサイネージコンソーシアムやCiP協議会として代表参加しました。

マイナンバーカード利活用策の一環で、チケット適正転売のシステム実証についても報告がありました。
6月から音楽業界をあげて取組みが始まったもので、ぼくも会長として携わっています。
関係者が一つのテーブルにつくという点で貴重な動きであり、前進させたく存じます。

高度な映像配信システムについては、実証実験を10ヶ所で行い、4K8Kの配信プラットフォーム作りを進めます。
こちらは映像配信高度化機構として取り組んでいます。
理事長として関わっています。

映像配信高度化機構の吉沢事務局長によれば、2020大会を4K8Kパブリックビューイングで利用する意向は77%を示したそうで、そのための技術仕様やサービス・ガイドラインを策定することとしています。
18年平昌、19年ラグビーW杯、20年Tokyoに向けて実装を進めます。

この会議の下に、スポーツ☓ICTのタスクフォースが置かれ、報告がありました。
1.デジタル・スタジアム:wifi、AR/VR、サイネージの整備
2.高度映像配信:4K8Kパブリックビューイング
3.データ利活用:データ取引市場等の整備
の3点を進める。
やりましょう。

ぼくからはクラウド型デジタルサイネージ、4K8K配信システム、チケット適正転売システムなどの整備状況を補足しました。
気がつけば、デジタルサイネージコンソーシアム、映像配信高度化機構、CiP協議会、超人スポーツ協会などなど自分が代表を務める多くの活動がみな関わらされています。

というのも、本件がビジネス振興ではなく「インフラ整備」策であり、ぼくの活動の多くもインフラ整備だから。
ネットや地デジの次のインフラ、4K8K、VRAR、5G、IoTなどなど、2020Tokyo後のレガシーを、この際ぐっと整えましょう。

報告を受け、議論もありました。
デジタルサイネージが災害時に役立つといったことの周知が進んでいない(読売新聞・地野委員)。
インフラ整備は進んでいるが、ビッグデータとオープンデータの連携、データ利活用の方策が手薄(東大・須藤委員)。
御意。

スタジアムのIT整備には格差があり、対応したくないというスタジアムのオーナーも多いという指摘もありました。
最高水準のスタジアムをホメて公表するのがよい。ホメて伸ばそう。

坂村主査が締めました。
都市機能をITで向上させるのは世界的な課題であり、日本の動きにアメリカは関心を寄せている。
2020大会に向け、マイナンバーをどうヒモつけていくか、PDSや情報銀行をどう結びつけるか、これらは国の役割。がんばろう。

2020大会というわかりやすいアイコンのおかげで、スマート後を担うインフラの、多面的なIT対応がダンゴムシのように転がり始めました。

この際、産官学、行けるところまで行こう、てなノリです。

編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029072.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:56 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:22:04 +0000
【映画評】バリー・シール/アメリカをはめた男 entertainment バリー・シール アメリカをはめた男 [CD] 民間航空会社に勤めるバリー・シールは、トップクラスの操縦技術を持つ天才パイロット。ある日、CIAエージェントにスカウトされた彼は、極秘作戦に加わるが、偵察飛行機のパイロットと

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バリー・シール アメリカをはめた男

民間航空会社に勤めるバリー・シールは、トップクラスの操縦技術を持つ天才パイロット。ある日、CIAエージェントにスカウトされた彼は、極秘作戦に加わるが、偵察飛行機のパイロットとして働く過程で、伝説的な麻薬王と接触するようになる。やがて彼は、CIAやアメリカ政府の命令に従いつつ、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の金を荒稼ぎするようになる。しかし、彼の背後には大きな危険が迫っていた…。

1970年代に、航空会社のパイロットからCIAのエージェントに転身、さらに麻薬の運び屋として巨額の富を得た実在の人物バリー・シールの半生を描く人間ドラマ「バリー・シール/アメリカをはめた男」。魅力あふれる悪党の活躍を描く、いわゆるピカレスクものだが、CIAや政府を巻き込んでの悪行は、あきれるばかりの狂騒で、これが実話だというから驚いてしまう。悪人であろうと使える人材はまるごと抱え込み利用するアメリカという国は、まったく懐が深い。

だが副題にもなっている“アメリカをはめた男”というのは、少し違う。確かにバリー・シールは、CIAにスカウトされ、トンデモないことをやってのけた。だがバリー自身の意志で行ったのではなく、相手に言われたことを操り人形のようにこなしただけなのだ。それでも、レーガンやノリエガ、ブッシュなどの実在の大物がストーリーに浮上すれば、これはバリー・シールという狂言回しによって語られる、アメリカの愚行そのものの物語なのだと気付く。ダグ・リーマン監督の父は、本作の最後にチラリと語られる「イラン・コントラ事件」の真相解明に尽力した人なのだそう。ノリはあくまでも軽く、トム・クルーズはあくまでも俺様スター。社会派映画でありながら、コミカルな味付けの風刺をたっぷり込めた歴史秘話的エンタテインメントとして楽しめる。
【65点】
(原題「AMERICAN MADE」)
(アメリカ/ダグ・リーマン監督/トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト・オルセン、他)
(歴史秘話度:★★★★☆)

この記事は、映画ライター渡まち子氏のブログ「映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評」2017年10月22日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は公式Facebookページから)。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029073.html http://agora-web.jp/archives/2029073.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:54 +0000 Mon, 23 Oct 2017 04:03:22 +0000
正々堂々と戦い抜くことができました! politics 12日間にわたる選挙戦を支えて下さった同志の皆様、地元後援会の皆様、そしてボランティアとして献身的に選挙戦を支えて下さった全国の支持者の皆様、皆様のお力で当選することができました。小選挙区では自民候補に競り負けましたが、

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12日間にわたる選挙戦を支えて下さった同志の皆様、地元後援会の皆様、そしてボランティアとして献身的に選挙戦を支えて下さった全国の支持者の皆様、皆様のお力で当選することができました。小選挙区では自民候補に競り負けましたが、政権与党に勢いがある中、正々堂々と戦い抜くことができました。

特に、全国平均の投票率が52.6%から53.6%に1%持ち直したにもかかわらず、またも台風が直撃した大阪9区の投票率は54.23%から51.86%に2.37%も減少、そうした中、相手候補が2千以上得票を減らす一方、私の得票数が増加したことは、ご支持の輪を拡げていただいた証左です。

私は、公示日に前後して「連続落選なら比例枠を返上する」「相手陣営と正々堂々と戦った上でなら二言なし」「背水の陣で戦い抜く」とツイートしましたが、大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて「足立支持」の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました。

もちろん、比例枠は日本維新の会という政党名での投票ですから、「ツーストライク・アウト」方式の運用を含めて私の進退は松井一郎代表にお預けしているわけですが、党が「厳しい審判」(松井代表)を受ける中で、私一人が「我儘」を通す余裕はありません。これまで以上に党勢拡大に邁進する所存です。

なお、「正々堂々」と書きましたが、誹謗中傷、デマ拡散等公正さに欠ける活動が相手陣営幹部にあったことは備忘のためにも明記をしておきます。小坪とかいう共産党以下の輩と結託し、私の母の宗教・信仰に手を突っ込んできたことは絶対に許せまん。正義は私にあるとここに宣言しておきたいと存じます。

今日から闘いが始まります。今回の野党再編劇が、単なる民進党の看板が掛け変えだけに終わるのか、希望の党に駆け込んだ議員が本当に身を切るのか、憲法改正の国民投票に協力するのか、地方分権に真剣に取り組むのか。私たちは政府与党にも是々非々ですが希望の党にも是々非々で戦い続けてまいります。

編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029065.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:44 +0000 Mon, 23 Oct 2017 01:55:24 +0000
衆議院選、雑感:いつまでも若者や投票率のせいにするな politics まだ、完全に開票が終わっていないけど、選挙の雑感を徒然なるままに。・・・この写真だとまるで私が選挙に出たみたいだね。 選挙は、選挙である 友人が立候補したり、先輩の応援弁士をする貴重な機会もあり。選挙を間近で見ることがで

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まだ、完全に開票が終わっていないけど、選挙の雑感を徒然なるままに。・・・この写真だとまるで私が選挙に出たみたいだね。

選挙は、選挙である

友人が立候補したり、先輩の応援弁士をする貴重な機会もあり。選挙を間近で見ることができた。

それはそれで良かったのだが・・・。いや、それがあったからこそますます確信したのだが。

いつも書いていることだが、「選挙は、選挙だ」という言葉を今回も噛み締めたい。支持率、不支持率が大事なはずなのに、それ「だけ」では決まらない。支持母体、街頭での演説やビラ配り、電話掛け(その場面を見れたのは貴重だった)など、地道な努力で成り立っている。

さらには、批判の声も大きいが、制度の弊害というものもあり。「政権交代可能な二大政党制を目指せ」と言いつつも、結局、一強を作り出す要因に実際はなっていないか?

消極的な支持

「消極的な支持」というものもあり。自公の大勝に終わりそうだが、支持者も全面的に支持しているわけではないだろう。実際、アベノミクス支持者でも、成長戦略については疑問を持っていたり、さらには経済以外の分野では反対だったり。

その点、小泉進次郎は「森友・加計問題に関して現場でまだ納得していないと感じた」という趣旨のコメントをしており。この人が人気がある理由はよくわかった。ポーズかもしれないけどな。

安倍も嫌いだが、小池、前原、細野はもっと嫌いという人たち?

賛否はともかく、この時期の解散というのは、結果として自民党にとって有利にはたらいた。安倍は本当に運がいい。希望の党は出落ち。小池・・・細野・・・前原・・・。自分以上のヒールが出てきた感じ。スタッフにも恵まれなかったかも。でも、なんだかんだいって、当選するはずの人が通っている?風がふいたが、さらに台風がという。

政権交代しない野党にも存在意義はあるのではないか

石原慎太郎もTwitterで褒めていたが、枝野幸男は男をあげた。友人や先輩が立候補したこともあり、立憲民主党の演説会には可能な限り通った。もっとも、政権交代可能な野党ではなく、良いカウンターという感じ。私はそれでいいと思う。選挙のシステムなどを考えると、数の論理だけではなく、質の論理で政治を動かすというスタイルもアリだと考え。上手く与党にブレーキをかけること、野党の視点をねじ込むことを期待したい。

応援弁士をして見えた世界

応援弁士をさせて頂いた荒井さとし先輩が当選してホッと一息。「お前のようなクソサヨクが立憲民主党のイメージを下げている」というご批判も頂いていたので。講演と講義は違うといつも悩んでいるけど、演説もまた違う。まあ、賛否あると思うし、いっぱいアンチも増えたと思うし、母からも仕事減るぞと言われたが、立憲民主党の応援をし、選挙カーに乗ったからこそ見えた世界に感謝している。

若者のせいに、するなよ

「若年層の投票率アップが課題」というテンプレ、やめて欲しい。若者は忙しいのだ。教え子たちもバイトなど学生生活のために期日前投票に行っていた。若者のせいにするなよ。政治に関心を持つには時間がかかる。

この「投票率アップが課題」って、たしかに投票率がアップしたら対自民のブレーキになることを期待して言われている部分があるかと思うが、アップしたところで、ますます自民党が強くなった瞬間、絶望に変わる。

この時期に、親子で乗ったタクシーの運転手が、政治というか、社会運動に詳しい人で。日本の右翼、左翼の歴史を最寄り駅~実家の往復でレクチャーされるという。高卒でずっと働いているそうだが、こういう勉強熱心な市民に感動しつつ。彼も解説していたが、「若者は自民党が好きなんだよ。安心したいから」と吐き捨てるように語ったのが、印象的だった。

「若者が政治に関心がない」というのは、どの部分を言って決めつけているのか。そして、不安であるがゆえに、実態についての検証はともかく、強そうな安倍、自民を選んでしまうのでは。

あと、他国の投票率って、高いんだったっけ?「投票率が低い」という論者にはぜひ教えて頂きたい。

改憲と言ってもね

選挙が終わったが、争点(?)だった点については今後も議論は盛り上がるだろう。いや、盛り上げなくてはいけない。特に「改憲」についても、何をどう、どこまで改憲するのか。「改憲勢力」も一枚岩ではないはずだ。議論することが必要。

現状の選挙制度のもとで2/3以上の支持を得ることと、国民投票で過半数の支持を得ることは話は別。

保守、リベラルを手放そう

保守、リベラルという言葉をもう手放そう。右派、左派も。この奇妙な対立軸のねじれを整理していかなくてはならない。

考えること、議論することがますます大事だと実感。

あくまで市民の雑記として読んでもらいたいが、こんな感じで。選挙カーの上に乗ったからこそ見えた世界には感謝しているよ。ますます政治家にはなりたくないと思ったが、権力を監視すること、大きなもの、流れにのりがちな中で第二、第三の視点を加えること、社会に自由な気風を保つために頑張るよ。まずは目の前の仕事から。

・・・しかし、豊田真由子の「このハゲー!」が何度も流されて、薄毛の人にとって辛い選挙期間だったと思う。山尾志桜里さん、選挙スローガンそのまま「立ち向かう。」をやりきってよかった。高校の先輩、2人の当選をお祝いしつつ。

編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029064.html http://agora-web.jp/archives/2029064.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:36 +0000 Mon, 23 Oct 2017 07:16:35 +0000
新興国に行くと「ジャパンクオリティ」を再認識させられる economy ホーチミンから早朝の飛行機でプノンペンに到着しました。移動は60人乗りのプロペラ機。いつものことながら、なかなかスリリングです。 ホーチミンとプノンペンは、とちらも新興国の中心都市ですが、街の発展段階は大きく異なります。

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ホーチミンから早朝の飛行機でプノンペンに到着しました。移動は60人乗りのプロペラ機。いつものことながら、なかなかスリリングです。

ホーチミンとプノンペンは、とちらも新興国の中心都市ですが、街の発展段階は大きく異なります。ホーチミンに比べれば、プノンペンはまだ街も小さく、経済状態も豊かとはいえません。プノンペンの投資用の不動産はボンケンコン1と呼ばれる中心部の一部のエリアに集中しています。狭いエリアに集中しているため、半日もあれば主要な物件をすべて視察することができます。

今回のプノンペンの訪問では、「ジャパンクオリティ」の素晴らしさを再認識する機会がたくさんありました。

例えば、ホテルです。カンボジアでは東屋と言う日系のホテルに初めて宿泊してみました。50ドル前後のリーズナブルの価格で、屋上には露天風呂がつき、朝食は日本式の焼き魚などの和食です。ホーチミンにも展開しているチェーンのようですが、ホテル内のマッサージが1時間10ドル足らず。ルームサービスのビールは1本1.5ドル。出張者には魅力的なホテルだと思います。

特筆すべきは、行き届いた室内清掃ときめ細かなサービスです。新興国では高級ホテルでも清掃が甘いところが多いのですが、ここは完璧。この価格でこのクオリティは、日系ならではの品質管理です。

また、不動産視察の途中で、タニチュウアセットメントの谷俊二さんという現地で不動産開発を手掛ける日本人の方にお会いしました。谷さんが手掛けて完成させた15階建の「J-CITY コンドミニアム」は入居率100%で退去待ちのお客様がいるほどの人気物件。圧倒的なセキュリティと管理のクオリティで入居者の支持を得ています。建物を拝見して、日本人経営者ならではの品質の高さを感じました。

さらに、国内で不動産開発を手掛けるジャスダック上場企業のラ・アトレさんもプノンペンで不動産開発に参入。こちらのモデルルームにもお邪魔しましたが、日本の建設技術をプノンペンに持ち込むという意気込みで、物件の開発を進めています。間取りや建設技術など、日本の優位性を取り入れたハイクオリティの物件が提供されることになりそうです。

新興国の発展途上のサービスや商品を経験すると、日本の品質の高さを改めて感じます。顧客ニーズをしっかりと捉えた、日本人の職人気質の品質管理。日本では当たり前のことが、アジアの新興国では、まだまだ高い競争力になっているのです。

カンボジアの最新情報は、こちらのセミナーでも参加者の皆様にご提供いたします。

■ 毎週金曜日に配信している無料メルマガ「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスを登録するだけで、お金を増やすためのとっておきのヒントをお届けします。

■ 新刊「毎月100万円を生み出す人生戦略の立て方」、シリーズ累計17万部となった「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029071.html http://agora-web.jp/archives/2029071.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:34 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:16:35 +0000
第48回衆議院議員総選挙 3期目当選のご報告 politics この度の総選挙では大変お世話になりました。多くの方にご支援をいただき、12日間活動することができました。結果、110,547票と前回の101,809票を上回る得票をいただくことができました。 本当にありがとうございました

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この度の総選挙では大変お世話になりました。多くの方にご支援をいただき、12日間活動することができました。結果、110,547票と前回の101,809票を上回る得票をいただくことができました。

本当にありがとうございました。

今回の選挙戦は「実感をその手に。ともに前へ」というテーマを掲げ、一つ一つの政策を各地で丁寧にお伝えさせていただきました。その背景には、政局の混乱が多く報じられるなかだからこそ、丁寧に選挙の論点と将来ビジョンを提示することで、47万人の福山市民、1億2000万人の国民の皆様の納得と共感のもと、ともに一歩前に歩みを進めていきたいという想いがありました。

なぜなら、これから私たちが歩む人口減少時代。厳しい時代ではあれど、前向きなものとするために、人が少なくなるからこそ今の人たちが大切にされ、価値が高まり、障がいがあっても、体力がなくても、それぞれにチャンスがある前向きな社会をつくっていきたい。その実現のためには政治と国民が将来ビジョンを共有してともに前へ踏み出して行く必要があると考えているからです。

そして、人口減少時代の後にも明るい未来があることを共有することが、若者の将来不安を払拭し、結婚・子育てをはじめ、それぞれの人生の選択を制約することなく、一歩を踏み出して行くことができる時代をつくるのだと信じています。

今後も引き続き、目の前にある日本と地域の課題から目をそらさず、真摯に向き合って参ります。

本来であれば翌日から応援頂いた皆様のもとへご挨拶に伺うべきところですが、本日10月23日の正午には、政務官として在京当番と公務日程の為、東京にいなければなりません。ご理解のほど何卒宜しくお願いいたします。

昨日より全国で大雨により被災された方々には心からお見舞い申し上げます。災害対応についても、消防庁を司る総務省の政務官として迅速に取り組んでまいります。

皆様のご期待に応えられる政治家として、内閣の一員である政務官としての責務を果たし、皆さまからのご信任に結果でお応えするべく邁進して参ります。

引き続きのご指導ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

なお、解散後に気づきをいただいた下記については、しっかり進めていきたいと思います。

・難聴者を対象とした電話リレーサービスのテキストメッセージ対応

・yahoo!さんが取り組まれている、視覚障がい者向けの「聞こえる選挙」の取組への積極的な対応

サイト:https://kikoeru.yahoo.co.jp/2017/

編集部より:この記事は、総務政務官、小林史明氏(自由民主党)のオフィシャルブログ 2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029066.html http://agora-web.jp/archives/2029066.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:28 +0000 Mon, 23 Oct 2017 01:58:39 +0000
「死」をタブー視してはならない international 人は生きている。同時に、等しく「死」に向かって突っ走っている。この明確な掟のもと、喧騒な日々を、時には喜びを感じ、時には涙を流しながら生きている。「死」は、「生」と共にわれわれの人生の同伴者だ。 ローマ法王フランシスコは

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人は生きている。同時に、等しく「死」に向かって突っ走っている。この明確な掟のもと、喧騒な日々を、時には喜びを感じ、時には涙を流しながら生きている。「死」は、「生」と共にわれわれの人生の同伴者だ。

▲ウィ―ンの世田谷公園の秋風景(2017年10月15日、ウィ―ンで撮影)

▲ウィ―ンの世田谷公園の秋風景(2017年10月15日、ウィ―ンで撮影)

ローマ法王フランシスコは18日、サンピエトロ広場の一般謁見の場で、数千人の信者を前に、「死をタブー扱いにしてはならない」と語りかけた。

法王は、「現代社会では死はタブー視され、その秘密について、もはや誰も語らなくなってきた」と指摘し、「死はわれわれの人生を審判する。われわれが誇りに思ってきたことや怒りや憎悪の行為が空虚だったことを示す機会となる。われわれは人々を十分に愛さなかったこと、人生で大切なことを無視してきたことを苦痛の思いで回想する。もちろん、その逆も考えられる。いい種をまき、良き実を刈り取ることにもなる」と説明した。

そのうえで、「イエスは死の秘密をわれわれに啓蒙した。彼は友ラザロの死に涙を流し、彼を再び生かした。同じように、会堂司の娘でも同じことが起きた。会堂司に対し、恐れず、信じなさいと語ると、娘は蘇り、歩き出した」という新約聖書のイエスの言葉を引用する。

それでは、「死」について考えてみよう。新約聖書の「死」には2通りの概念があることに気がつく。「ルカによる福音書」によれば、父親の葬式のために自分の家へ帰ろうとする弟子に、イエスは「死人を葬ることは、死人に任せておくがよい」と語る。前者の死人は肉体の寿命が尽きた人間であり、文字通り人間の五感が機能しなくなった人間だが、後者は肉体の死とは関係なく、葬式に集まった人々を指している。イエスは別の個所で神の愛の下に生きる人間は「たとえ死んでも生きる」(「ヨハネによる福音書」)と主張している。

イエスは生前、少なくとも2人の死人を蘇らせた。ラザロであり、会堂司の娘だ。2人とも肉体的には死んでいたが、家族の神への信仰ゆえに生き返ったというのだ。この場合、肉的な蘇生だろう。
イエス自身も十字架に亡くなり、3日後、復活した。イエスの復活に対し、肉体復活か、それとも霊的復活かでキリスト教会では見解が分かれている。新約聖書の記述を読む限り、イエスは時空を超えて行動しているから、イエスの復活は霊的なものと受け取るべきだろう。「死」に2通りの概念があるように、「復活」にも2通りの現象があると受け取れるわけだ。

人は永遠に行きたいと願う。病があれば、それを治癒し、健康体で生き続けたいと願う。現在の再生医学はその願いを追及している。イエスの復活の恩恵を受け霊的復活を体験する信者たちも、やはり肉的復活への願望を消去することはできないのが、偽りのない人間の姿かもしれない。

肉的な死は避けられないだろう。人間の肉体も自然の鉱物、要素で構成されている。時が来れば消滅する。それでは人間の精神、愛してきた人への想いなどは肉体の死と共に消滅するだろうか。この問いへの答えは科学の発展をもうしばらく待たなければならないだろう。いずれにしても、霊的な世界の解明が待たれる。

興味深い点は、人間の人生で重要な愛、空気などは不思議と不可視的だということだ。全ての人間が共有できるように不可視的な存在となっている。愛が可視的だったら、独裁者か大資産家が買い占める恐れが出てくる。

幼虫が蛹となって成熟し、脱皮して蝶となって飛び立つように、人間も肉体という衣を脱いで、時空を自由に飛び交うことができる世界に入るのではないか。その意味から、「死」は終わりではなく、新しい世界への出発となる。悲しい葬式ではなく、新しい出発を祝う歓送会となるわけだ。

今年も「死者の日」がくる。欧州のローマ・カトリック教会では来月1日は「万聖節」(Allerheiligen)」、2日は「死者の日」(Allerseelen)だ。教会では死者を祭り、家族は花屋で花を買い、亡くなった親族の墓に参る。

ハムレットではないが、死んだ世界から戻ってきた者はいない。死者はもはや肉体世界に戻る必要はない。死者を憂いなく新しい世界に飛び出させてあげることこそ、まだ生きている人間の使命ではないか。

編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029070.html http://agora-web.jp/archives/2029070.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:22 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:12:29 +0000
安倍首相率いる与党が大勝、海外メディアはこう伝える international 第48回の衆院選挙では、自民党と公明党の与党が3分の2以上を確保する大勝に終わりました。海外メディアは、選挙結果について1)安倍政権が経済政策、北朝鮮問題への対応で信任獲得、2)憲法第9条の改正に前進も世論は慎重、3)野

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第48回の衆院選挙では、自民党と公明党の与党が3分の2以上を確保する大勝に終わりました。海外メディアは、選挙結果について1)安倍政権が経済政策、北朝鮮問題への対応で信任獲得、2)憲法第9条の改正に前進も世論は慎重、3)野党は希望の党が大敗――などを軸に伝えています。米国をはじめとした海外メディアの第一報は、以下の通り。

●日本の安倍政権、衆院選の勝利で3選へ地盤固め(Japan’s Abe Cements Hold on Power With Election Win)―WSJ

→安倍首相は経済政策と北朝鮮への脅威をめぐる自身の舵取りを国民投票で問い、強力な信任を獲得したと報道。安倍首相は1947年に日本国憲法が施行されて以来初の改正に挑むとし、70周年の節目となる2017年5月に「2020年の改正を目指す」との発言を取り上げた。ただし朝日新聞の世論調査を掲げ改正は非常に困難とも報道し、自民党以外に投票したという有権者の声を記事の終わりに紹介。

●日本の安倍晋三、衆院選で大勝し選挙実施リスク報われる(Election Risk Pays Off for Shinzo Abe of Japan as His Party Appears to Win Big)―ニューヨーク・タイムズ紙

→衆院選での大勝を報じつつ、テンプル大学でアジア研究学科のジェフリー・キング教授による「安倍の謎」発言を取り上げる。キング教授によれば、安倍首相は「有権者に不人気で、特に政策が人気なわけではなく、指導者として評価されていないにも関わらず、選挙で勝利できる」ことが謎だという。一方で、スタンフォード大学のアジア太平洋研究センター研究副主幹を務めるダニエル・スナイダー教授が「目の前に恐ろしい脅威が存在し、自分なら対応できるとのメッセージを安倍首相は効果的に伝えた」と分析したとも報道。自民党に投票した有権者の言葉を記事末に取り上げ、与党としての信頼感が有権者の支持を集めたと伝えている。

●安倍晋三、日本の指導者として最長記録に近づく―Shinzo Abe just moved closer to becoming Japan’s longest-serving leader―クオーツ

→安倍首相が2018年9月の自民党総裁選で勝利すれば、首相在任日数記録を更新する可能性があると報道。なお戦後における首相の在任期間が3年に満たなかった首相の数は、24人に及ぶ。

なお在任日数1位は第11代首相の桂太郎氏(2,886日)、2位は第61代首相の佐藤栄作氏(2,798日)、3位は第10代首相の伊藤博文氏(2,720日)。安倍首相は4位で2,100日を超えています。

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(作成:My Big Apple NY、出所:Quartz/Atlas

●安倍、衆院選の勝利を経て平和主義憲法の改正を推進へ(Abe to push reform of Japan’s pacifist constitution after election win)―ロイター

→衆院選の大勝を受け、2012年12月に始動した安倍政権は2018年9月の自民党総裁選での勝利を盤石とさせ、2021年までの長期政権に突入する見通しと報道。一方で小泉進次郎筆頭副幹事長の「国民は我々に飽きが来ている」との発言を伝えたほか、憲法改正については公明党が支持するか不透明と指摘。

●安倍、衆院選で力強い信任を獲得(Shinzo Abe secures strong mandate in Japan’s general election)―英ガーディアン

→北朝鮮への強硬路線と憲法改正に向け強い信任を得たと伝えたほか、安倍首相による「あらゆる選択肢を有する」との米国と歩調を合わせた発言を紹介し軍事行動も辞さない構えと報道。トランプ米大統領の11月5~7日の訪日予定を報道することも忘れない。憲法9条の改正については日本国内で世論が分かれ、安倍政権が行動を起こせば中韓の怒りを買うと明記。

●日本の与党、野党分裂の最中に衆院で3分の2を獲得(Japan’s ruling camp wins two-thirds majority in lower house election amid opposition splitting-up)―新華社

→安倍首相率いる与党が3分の2以上(super majority)を獲得する大勝を飾ったと報じ、首相による「勝利に対し謙虚に向き合っていきたい」との発言を紹介。憲法改正への意欲も伝えた。立憲民主党に対しては、選挙2週間前の政党発足にも関わらず希望の党の失速を手掛かりに有権者の厚い支援を得たと指摘。台風21号の猛威に直面し投票率低下が予想されながら投票率は2014年衆院選の52.66%を上回り、期日前投票は過去最高の2,100万人と有権者の20.1%で過去最高を記録したと伝えた。

――個人的には人づくり革命や消費税引き上げにも、触れて欲しかったですね。特に人づくり革命は2兆円の対策を表明済みで、安倍首相も勝利を受け「しっかり公約を実行する」と明言していました、経済政策、構造改革の一環としてもう少し注目されてよい気がするのですが、そもそも“人づくり革命”の英語表記すら定まっていない気がします。10月13日にリリースされた世界銀行・IMF総会の黒田総裁による演説でも、“人づくり革命”の英訳が見当たりません。キャッチ―な言葉を駆使すれば、SNSで拡散して話題を呼べそうなんですけどね。ちなみに、以下は黒田総裁の演説内容です。

日本語「・・また、人生100年時代を見据え、幼児教育・高等教育の負担軽減や、リカレント教育の拡充を通じて人材の質を高めていくこと(「人づくり革命」)の二つに取り組んでいきます。持続可能で包摂的な成長を実現するためにも、引き続き、政府・日銀が一体となって、あらゆる政策手段を総動員して、アベノミクスを一層加速していきます。」

英訳「We will therefore upgrade our investment in human capital, including through reducing the financial burden related to early childhood as well as advanced education, and championing recurrent and life-long education. With a view to achieving sustainable and inclusive growth, the government will accelerate Abenomics by all policy tools—monetary, fiscal, and structural—in cooperation with the Bank of Japan.」

WSJ紙などは、日銀総裁人事やカジノを含む統合型リゾート(IR)導入などを取り上げても良かったのではないでしょうか。全般的にNHKの報道を焼き直ししているだけの側面は拭えず、日本の情勢を英語で発信できる情報ソースの必要性を痛感した次第です。

(カバー写真:Dick Thomas Johnson/Flickr)

編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2017年10月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029068.html http://agora-web.jp/archives/2029068.html Mon, 23 Oct 2017 02:30:13 +0000 Mon, 23 Oct 2017 15:49:16 +0000
「ネットはフェイク」とケンカを売る新聞業界 journalism 新聞週間に合わせて日本新聞協会は第70回新聞大会を開催したが、白石興二郎会長(読売新聞グループ会長)のあいさつは首を傾げさせるものだった。白石氏は次のように話している。 各社がこれまで積み重ねてきた正確で多様な報道によっ

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新聞週間に合わせて日本新聞協会は第70回新聞大会を開催したが、白石興二郎会長(読売新聞グループ会長)のあいさつは首を傾げさせるものだった。白石氏は次のように話している。

各社がこれまで積み重ねてきた正確で多様な報道によって新聞の信頼度が維持されている日本でも、ネット上には真偽不明の情報が現れ、拡散され続けています。今年の新聞週間の代表標語には、「新聞で見分けるフェイク知るファクト」が選ばれました。確かな取材で真実を見極めて国民に提示するのは報道本来の役割にほかなりませんが、これまでにも増して報道の力を発揮し、読者からさらに厚い信頼を得ていかなければなりません。

新聞の信頼は維持されているだろうか。ネットには真偽不明の情報があふれているだろうか。新聞でフェイクが見分けられるのか。

新聞通信調査会による『第9回メディアに関する全国世論調査(2016年)』は「新聞は2008年度調査開始以来最低の信頼度得点となった。」と指摘している。業界べったりの調査会でも信頼度低下に言及せざるを得なかったのだ。白石氏はあいさつの中で「無読層は40代にも広がりつつあります。」と言っているが、新聞協会の統計でも購読数の減少が続いている。信頼の低下が無読化に結びついているのではないか。

ネット上の真偽不明の情報がフェイクニュース問題の焦点だろうか。トランプ大統領が指摘するのは既存メディアの偏向であり、こちらが本質ではないのか。わが国でも既存メディアによる「報道しない自由」を批判する意見が多数ネット上に出ていることを白石氏が知らないはずはない。

朝日新聞大阪版は『声欄』に新聞週間にちなんだ投稿を掲載した。表題を並べると次の通り。「社説に共感、投票前に熟読中」「庶民の味方、もの言い続けて」「校閲すごい、一番のきょう味」「読み手意識、投稿で作文学ぶ」「日本と世界、行く末見つめる」。なぜ、朝日新聞の報道姿勢を批判する声は掲載しないのだろう。『声欄』全体が「お手盛りの自画自賛」のフェイクでなければよいのだが。

白石氏はあいさつの中で消費税率引き上げ時には新聞に軽減税率を適用するように求めている。新聞には公共的な役割があるというのが軽減税率の理由である。しかし、新聞に対する信頼の低下という現実を経営者が直視しないのであれば、軽減税率の適用など論外である。

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http://agora-web.jp/archives/2029013.html http://agora-web.jp/archives/2029013.html Sun, 22 Oct 2017 21:30:46 +0000 Mon, 23 Oct 2017 04:05:31 +0000
朝食不要論はあってもやっぱり朝食をとった方がいい理由 life こんにちは!肥後庵の黒坂です。 昔から続いていて、いつまでも終わらない争いの一つに「朝食は必要か?不要か?」という議論があります。必要派と不要派の理論はそれぞれ正しく感じるので、「結局、朝食はいいの?悪いの?」とあなたは

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こんにちは!肥後庵の黒坂です。

昔から続いていて、いつまでも終わらない争いの一つに「朝食は必要か?不要か?」という議論があります。必要派と不要派の理論はそれぞれ正しく感じるので、「結局、朝食はいいの?悪いの?」とあなたは迷われているかもしれませんね。私が両者の主張を見ていて思うのは、「お互いに朝食のメリット・デメリットを声高に主張するだけで話し合いになっていない」ということです。

さて、私の持っている結論を先にいうと「朝食はやっぱり食べるべき」と考えています。この記事を最後まで読んで頂ければ、あなたも朝食必要派になっていることでしょう。

朝食不要派3つの主張

朝食は不要だと主張する人たちはこういいます。「現代人は栄養が足りており朝食を食べる必要がない。元々人類は今のように3食食べていなかったが、エジソンがトースターを売るために主張した“一日3食食べましょう”から習慣が始まったに過ぎない」「現代は食べ物に囲まれており、朝食まで食べてしまうと胃腸は休む暇がない」「排泄に適した朝の時間を朝食が阻害する。」

なるほど、どれもなかなか説得力がありますね。一つずつ見ていきたいと思います。

<主張.1>朝食を食べなくても十分栄養が足りている

エジソンは自らを性能の良いエンジンに例え「余計なガソリンは食わない」といったのは有名な話です。エジソンのエピソードを引き合いに出す人は、まさに「朝食は余計なエンジンにあたる」と考えているわけです。近年は栄養失調や飢餓に苦しむ人は減り、逆に食べ過ぎによる肥満や栄養過剰で病気になってしまう人の方が増えていますからこうした意見が出てきてもおかしくはない気がします。

<主張.2>朝食を食べると胃腸は休む暇がない

こちらは消化に関する話ですね。動物は消費エネルギーの約40%を消化に使っていると言われるほどで、食べたものを処理することには膨大なエネルギーを要します。肉は消化するまでに12-24時間もかかるというデータもあり、肉をモリモリ食べると胃もたれをしてしまうのは当然の話ですね。夜遅く食べた後に寝て、朝起きてまた食事をすると胃腸は24時間フル稼働で休む暇がないというのが、彼らの主張です。

<主張.3>朝食は排泄を阻害する

「排泄にもっとも適したタイミングは朝」と言われており、朝食を食べることでそれを阻害してしまうという議論もありますよね。本来は排泄するためにエネルギーを向けるべき時に、胃に食べ物が入ってくることで排泄のじゃまをしてしまうという話です。「なんだよ。やっぱり朝食は不要じゃないか」「朝食不要派の理屈はどれも筋が通っていて、とても必要だと思えない」そのように感じたでしょうか?

多くの人が持っている朝食イメージは「糖質とスイーツ」

多くの人は「朝食といえば糖質とスイーツ」というイメージを持っています。朝食は手軽さ、食べやすさこそが優先されるべきで、その質は昼食や夕食ほど重要視されていないことがほとんどです。

現代人は多くの食べ物に囲まれており、手軽に好きなものを口に入れることができる環境に身をおいています。朝食を食べるために街に繰り出せば、山のように食の選択肢があることに気付きます。コンビニではパンやおにぎり、お惣菜がありますし、24時間営業のファーストフードではハンバーガーやホットケーキ、牛丼や立ち食いそば、カフェにいけばベーグルやサンドイッチにマフィンなどなんでもあるじゃないですか?

でもお店にずらりと並べられた星の数ほどある選択肢の中で、栄養たっぷりで朝から食べるべき朝食はどれほど存在するでしょうか。例えば今、私が色々と並べたこれらの朝食は、どれもこれも糖質やスイーツばかりです。ご飯などの炭水化物は消化に8時間要すると言われますが、朝からガッツリと糖質を取れば、それだけ内蔵に負担がかかるのは当然と言えます。街にはたくさんのお店があっても、その中からビタミンやミネラル、酵素を豊富に含んだ「生食」の朝食メニューを提供しているお店はあまり見かけません。

多くの人が持っている「朝食」のイメージの多くは、糖質やスイーツではないでしょうか?朝食不要派は「朝食なんて消化に悪いし、排泄のじゃまになる」と口を揃えますが、それは「朝食=糖質・スイーツ」というイメージに対していっているように私には思えます。

朝食は「質>量」でとればいい

私は食事を「質>量」と考えることが重要だと思っています。これは「食べるか?食べないか?」ではなく、「何をどのくらい食べるか?」ということを考える方が重要だということです。朝食もそれと同じです。私からのオススメしたいのは糖質やスイーツを食べるのをやめ、野菜や果物をたっぷり頂くという提案です。

「主張1.朝食を食べなくても十分栄養が足りている」という主張はたいていカロリーのことを指しています。確かに極度のダイエッターなど特殊ケースを除き、カロリーが不足した日本人はほとんどいません。また、日本人の栄養は「全体的に過剰、不足」ではなく、「偏っている」と言われることが多いと考えています。例えば塩分に含まれるナトリウムを考えてみてください。「日本人はナトリウム過剰で、普通に食事をしていたら不足にならない」と言われており、その逆に以下に塩分の摂取を控えるか?に主眼が置かれています。その反面で「亜鉛・鉄分・カルシウム」などは日本人の欠乏しがちな3大ミネラルといわれており、その他に野菜や果物不足によるビタミン・ミネラル欠乏があります。私はこうした不足したビタミンやミネラルを「朝食に野菜や果物を食べることで栄養補給をしましょう!」といいたいですね。

「主張2.朝食を食べると胃腸は休む暇がない」「主張3.朝食は排泄を阻害する」についても「食べるか?食べないか?」ではなく、「何を食べるか?」が重要です。これに対する答えは「野菜や果物」だと思いますね!消化に要する時間は肉が12-24時間、炭水化物が8時間と言われているのに対し、果物は40分、野菜は2時間前後で済んでしまうので胃腸に負担をかけず、食物繊維がたっぷりで快便に一役買ってくれます。

あなたは一日の内で野菜や果物をどれだけ食べているでしょうか?「そう言われてみればほとんどないな」と思われるなら、ぜひ朝食を野菜・果物を食べる機会にするといいでしょう。朝食不要派3つの主張はいずれも糖質や甘いものを朝から食べ過ぎることの害を指していることが多いのですが、はたして彼らは栄養豊富な野菜・果物を朝食に食べることに異議を申し立てられるでしょうか?私はこれからも朝食必要派として、メッセージを出していきたいと思います。

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http://agora-web.jp/archives/2029061.html http://agora-web.jp/archives/2029061.html Sun, 22 Oct 2017 21:00:50 +0000 Sun, 22 Oct 2017 16:43:32 +0000
バロンズ:ダウ、最高値更新の真の立役者とは? economy バロンズ誌、今週のカバーはネットでのビジネスを支配するテクノロジー株にスポットライトを当てる。フェイスブックやアマゾン、アルファベットなどテクノロジー株は前週の最高値更新に十分貢献した。おかげで、S&P500は年

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バロンズ誌、今週のカバーはネットでのビジネスを支配するテクノロジー株にスポットライトを当てる。フェイスブックやアマゾン、アルファベットなどテクノロジー株は前週の最高値更新に十分貢献した。おかげで、S&P500は年初来で16%上昇するなかで2%ポイント、過去3年間の上昇率44%のうち5%ポイントを占める。こうした3社がどこまで米株に寄与するかは、米欧の規制当局次第だ。例えばアルファベットの検索エンジン、グーグルは欧州におけるパソコンとモバイルのオペレーティング・システム(OS)のうち、90%を占めるため欧州委員会が精査に着手している。これに加えて米連邦取引委員会(FTC)からの調査も、こうした3社の解体を連想させるようになった。グーグル・ベンチャーズの元最高経営責任者(CEO)は、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のテクノロジー・カンファレンスで「シリコン・バレーの夕陽が沈んでも驚かない」と発言したが、この3社は今後どうなるのか。詳細は、本誌をご覧下さい。

当サイトが定点観測するアップ・アンド・ダウン・ウォールストリート、今週は米株高を取り上げる。抄訳は以下の通り。

米株上昇、真の立役者とは?—What’s Really Driving This Stock Market Higher?

災難が起こった日に祝い事が起きるのは珍しいが、今の米株相場はまさにこれに当たる。ダウは2017年10月19日、508ドルも急落したブラック・マンデーの30周年記念を迎え、23,000ドル超えの最高値を更新。同週は456.91ドル(2%)上昇して取引を終えた。ちなみにS&P500は米大統領選直前の2016年11月7日からこれまで3%も下落することなく22.9%上昇し、90年代半ば以来の長期トレンドをたどる。

なぜダウが上昇するのか。大きな違いはその株価の算出法であり、S&P500その他の指数と違って時価総額のウェイトによって決定するのではなく、株価によって変動する。例えばボーイングは株価が高い銘柄であり、年初来で70%も上昇し10月20日には264.75ドルで終了、ダウを押し上げた。上昇率3位と4位のビザ、マクドナルドはそれぞれ年初来で38%高を遂げているが、10月20日のビザの株価が107.55ドルに対しマクドナルドは166.30ドルで、ダウの寄与度でみるとビザはマクドナルドの3分の2でしかない。

逆にゼネラル・エレクトリック(GE)は年初来で25%下落しているが、10月20日時点での株価が23.84ドルなだけにダウの押し下げ効果は軽微である。

ダウ、心理的節目超えのクロニクル
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(出所:CNBC

米株高に財政と金融、両面の政策から追い風が吹いてきたことが、足元の好調ぶりの主因と言えよう。米上院は19日夜遅く、10年間で財政赤字を1.5兆ドル拡大させる2018年度(2017年10月〜18年9月)予算決議案を可決した。これで民主党の支持を必要とせず、上院での単純過半数で年内が無理でも年明け早々に予算案を成立させる確率が高まった。

税制改革の内容についても、議論は柔軟に進んでいるように見える。ライアン下院議長は高所得者層向けに税区分を設け3区分から4区分とする案に言及(筆者中:共和党の提案は12%、25%、35%、4区分の場合でも現行の39.6%以下となる場合も)した。共和党が2018年の中間選挙で勝利するにあたって、医療保険制度改革(オバマケア)の代替案移行に失敗した後なだけに税制改革はどうしても纏めなければならない。そのためには、反対意見が多い州や地方税の税控除を維持する上で妥協案を見出す必要があるのだろう。

米株相場にとって、法人税引き下げは株高の柱である。RBCキャピタル・マーケッツのエコノミストは、S&P500構成銘柄の法人税・実効税率が27%のところ、法人税20%への引き下げは同構成銘柄の利益を1株当たり10.50ドル押し上げるという。株価収益率(PER)見通しが19倍であることを踏まえれば、S&P500を200ポイント上昇させる公算だ。10月20日までの相場でどこまでこの上昇が織り込まれたか、それこそが問題と言えよう。

トランプ米大統領による米連邦準備制度理事会(FRB)議長の指名が、山場を迎えている。足元ではジェローム・パウエルFRB理事が最右翼と目されているが、フォックス・ニュースのインタビューでトランプ米大統領自身はスタンフォード大学のジョン・テーラー教授も候補の一人と語った。その他、イエレンFRB議長に対しても「彼女が大変好きだ」と述べたという。

ホライゾン・インベストメンツのグレッグ・バリエール主席ストラテジストが「金融政策の面でイエレンFRB議長のクローン」と呼ぶパウエルFRB理事の議長就任は、ウォール街で熱望されている。パウエルFRB理事は金融政策について言及する機会は非常に少ないが、イエレンFRB議長の運営してきた金融政策を支持してきたも同然だ。ムニューシン米財務長官の支持も得ており、仮に指名された場合、共和党議会で承認は容易だろう。

イエレンFRB議長の任期満了を2018年2月3日に控え、世間はトランプ米大統領が自身でFRB議長を指名したいと考えている。イエレンFRB議長が民主党であることはネックであり、金融規制の継続を主張していることも共和党の意見と相反する。

テーラー元財務次官は、Fedの緩和政策に異論を唱えてきただけに保守派から支持されてきた。ただし、同氏は政策金利を成長率など経済指標の変数で測るテーラー・ルールの生みの親だ。同氏のFRB議長就任は、Fedの緩和寄りの政策で上昇をたどってきた米株には懸念材料となる。

その他の候補としてケビン・ウォーシュ元FRB理事、そしてゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)議長が挙げられる。ウォーシュ元FRB理事の議長就任は難しいとされ、コーンNEC議長はバージニア州シャーロッツビル事件でのトランプ米大統領批判が仇となり指名への可能性が低下した。

ワシントンのリサーチ会社ビーコン・ポリシー・アドバイザーズは、パウエルFRB理事の議長就任、テーラー元財務官のFRB副議長就任、あるいはその逆が考えられると分析。両氏とも、どちらであっても指名を受諾する公算が大きいという。

トランプ米大統領が誰を指名しようとも、12月12〜13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの利上げを行うのはほぼ確実で、市場は83.6%の確率を見込む。資産圧縮も、継続する見通しだ。

金融政策が大きく変化する時は、恐らく次の金融危機まで待たねばならないのではないか。ABのダグ・ピーブルス最高投資責任者(CIO)は、日銀や欧州中央銀行(ECB)など中央銀行が与えてきたプット・オプションは、次のFRB議長が終止符を打つ予想する。

過去の金融危機や波乱を振り返ると、1987年10月19日のブラック・マンデーはアラン・グリーンスパンFRB議長(当時)が就任してわずか2ヵ月後のことだった。その後を継いだベン・バーナンキFRB議長(当時)の場合、就任後2年でリーマン・ショックが直撃した。今回、新しいFRB議長の誕生で何が起こるのか、少なくとも米国株式市場は警戒しているように見えない。

——下馬評では9月頃に注目されたケビン・ウォーシュ元FRB理事は、すっかり存在感を失ってしまいましたね。ただ筆者は、義父がエスティ・ローダー創業主の次男で、共和党の巨額献金者でトランプ米大統領とはペンシルベニア大学から50年来の付き合いであるロン・ローダー氏なだけに、FRB理事として返り咲くかあるいはFRB副議長に指名するウルトラCの可能性も残っていると考えています。このローダー氏が世界ユダヤ人会議の議長で、中東政策についてトランプ米大統領に助言しているとの噂もあり、足元のイラン核合意への立場やユネスコ脱退の理由をみると、どうもこの方の影響が強いように見えます。義父という強いパイプを持つウォーシュ氏、地味に戦略政策フォーラムで唯一個人で名を連ねてましたよね。

(カバー写真:My Big Apple NY)

パウエルFRB理事の誕生は、変化を求めない金融市場には大歓迎されるでしょう。ロイター調査では回答したエコノミスト40名のうち半分が同氏が指名されると予想していました。これまで金融政策について目立った発言がないなかで、金融規制緩和支持派である点はポイントが高い。また、10月13日に就任した銀行規制担当のランダル・クオールズFRB副議長とカーライル・グループ時代が被っているという事実もあり、金融規制緩和と金融政策で連携プレーを見せる期待も膨らみます。

テーラー元財務官の場合、タカ派に振れるとの見方が根強いですよね。しかし、面談で自身を「低金利派」と呼び、何かにつけて米株高を喧伝するトランプ米大統領の評価を得た事を踏まえれば、必ずしもテーラー・ルールに基づいた政策運営を行うか定かであはりません。意外に柔軟な政策運営を進めてくるのではないでしょうか。

果たしてトランプ米大統領が誰を指名するのか、目が離せません。

編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2017年10月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029060.html http://agora-web.jp/archives/2029060.html Sun, 22 Oct 2017 21:00:48 +0000 Sun, 22 Oct 2017 16:07:45 +0000
あのプロ野球ドラフト1位選手!引退と引き際について sports プロ野球もCSが佳境に差しかかっている。今年のセリーグ最下位はヤクルトだった。ヤクルトを弱小だと考えている人が多いと思うが、セリーグでは巨人に次ぐ強豪として知られている。日本一の回数は、巨人に次いで2位の7回を数えている

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写真は元永知宏氏

プロ野球もCSが佳境に差しかかっている。今年のセリーグ最下位はヤクルトだった。ヤクルトを弱小だと考えている人が多いと思うが、セリーグでは巨人に次ぐ強豪として知られている。日本一の回数は、巨人に次いで2位の7回を数えている。2006年、ヤクルトに鳴り物入りで入団した豪腕投手がいた。増渕竜義(鷲宮高)である。

プロ9年間で157試合登板、15勝26敗29ホールド、防御率4.36という成績を残した。まだ続けられるにも関わらず、ユニフォームを脱いだ。ドラフト1位の豪腕はなぜ、27歳で見切りをつけたのか。今回、『敗者復活 地獄をみたドラフト1位、第二の人生』(河出書房新社)の中でその全貌が明かされた。早すぎる引退に迫る。

著者、元永知宏(以下、元永氏)の略歴を簡単に紹介する。大学卒業後、“ぴあ”に入社。関わった書籍が「ミズノスポーツライター賞」優秀賞を受賞。その後、フォレスト出版、KADOKAWAで編集者として活動し、現在はスポーツライターとして活動をしている。野球界が抱えるタブーに果敢に斬りこむ、元永氏4作目の作品である。

イップスを治せる医者がいない

プロ野球ではドラフト1位の選手が鳴り物入りで入団しながら、プロの厚い壁に跳ね返されることは珍しくない。

プロに入ってから3年間さまよっていたときには抜け出せたのに、今回は出口が見えなかった。2013年は5試合に登板し、0勝に終わった。防御率は6.75。次シーズン開幕直後にトレードが決まった。増渕は次のように語っている。「自分自身がわからなくなって、イップスになってしまいました。満足にピッチングができなくなりました」。

野球における「イップス」とは、もともとボールをコントロールできていたプレイヤーが自分の思うように投げられなくなってしまうことを指す。故障をきっかけに発症することもあるが、ほとんどは心因性だと言われている。心が体の動きを邪魔してしまうのである。最近だと、阪神の藤波投手がイップスではないかと話題になった。

「僕の場合、右ひじを痛めたということが少し影響していると思います。故障した箇所を意識しすぎ、コントロールを考えすぎて、自分の本来の腕の振りがわからなくなってしまいました。フォーム自体は変わっていません。ただ、腕の振り方、力の入れ具合が・・・。ピッチングの感覚をなくしてしまったのです」(増渕)。

どこにボールがいくのか、わからない。野球少年のころから何も意識せずにできていたはずなのに、ボールを投げることが怖くなっていた。イップスは、プロのコーチでも完全には治せないと言われている。増渕は「ピッチングの感覚」を取り戻すために、ネットに向かって投げるネットスローを繰り返していた。

「直接的な原因は思い浮かびません。バッターにぶつけたことでもない。でも、気にしすぎてキャッチボールもおかしくなりました。相手の胸にしっかり投げようとして『あ、抜けそう』と思って、指にひっかけすぎたことがあります。きっかけといえば、それです。その負のイメージが頭に残ってしまったのだと思います」(増渕)。

肩やひじを故障したのなら、専門の医者のところに行けばいい。臨床例なちいくらでもある。ところが、イップスを治してくれる人はどこにもいなかった。メンタルが原因なので、メンタルトレーニングにも通院したそうだ。しかし、メンタルがよくなっても「ピッチングの感覚」を取り戻すことがどうしてもできなかった。

2014年は1軍登板なし。2015年には再びスリークォーターに戻しが、1軍のマウンドに立つことはできなかった。戦力外通告を受けユニフォームを脱ぐことになる。

増渕をイップスに追い込んだ試合

sanspo.com

プロ1年目で初勝利。4年目に中継ぎで20ホールドをマークし、5年目に先発投手として7勝を挙げた27歳の投手の早すぎる引退。イップスとの戦いに敗れ、増渕はユニフォームを脱ぐことになる。望めば、獲得する球団はあっただろう。プレイに固執するならば多くの選択肢があったらが、増渕は決意を変えることはなかった。

イップスの原因は誰にもわかっていない。しかし、ヤクルトフアンとして、増渕を見ていた私には、ある試合がきっかけになったように感じている。

それが、「巨人VSヤクルト戦のあるプレー」ではないかと考えている。3回裏、1アウト2塁、2ストライク2ボールから投じた第5球。李承燁(イ・スンヨプ)の打球はポップフライと思われた。増渕もアウトを確信しマウンドを降りようとしていた。ところが、ぐんぐんと勢いを増しレフトスタンド最前列に飛び込んだ。

これは別名「ドームラン」と命名されている。東京ドームでは、ホームランが出やすいことから、「ホームラン→ドームラン」と命名されているのである。事実、上原浩治と宮本慎也の対談で、上原は「名古屋ドームと東京ドームのHRは価値が違う」と語り、宮本も「チョコンとバットに当たっただけでHRになる」とも述べている。

この試合がきっかけとなり、豪腕が鳴りを潜めた(迷いが生じた)ように感じている。相手打者が、李承燁とはいえ、増渕の人生のなかで、このようなホームランを打たれたことは無かったはずである。なお、本書は元永氏が取材などをおこない、それらの証言を元にまとめている。また、本記事用に本書一部を引用し編纂している。

参考書籍
敗者復活〜地獄をみたドラフト1位、第二の人生』(河出書房新社)

尾藤克之
コラムニスト

<第3回>アゴラ出版道場開催のお知らせ
ネットから著者デビュー!第3回「アゴラ出版道場」11月4日開講。お待たせいたしました。商業出版を目指す著者志望者を対象にした第3回「アゴラ出版道場」を、11月4日から開講します(12月16日まで隔週土曜、全4回)。

お問い合わせ先 info@agorajp.com

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http://agora-web.jp/archives/2029057.html http://agora-web.jp/archives/2029057.html Sun, 22 Oct 2017 21:00:46 +0000 Mon, 23 Oct 2017 07:18:05 +0000
オーラってあるのか ⁉︎ life 週末に出身高校の関東地区の同窓会があり、幸いにも出席することができました。 雨風にかかわらず多くの同窓生が集まり、母校の絆の強さを改めて認識することができました。 二次会で、同級生数人が集まって話をしていた時、某君が次の

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週末に出身高校の関東地区の同窓会があり、幸いにも出席することができました。
雨風にかかわらず多くの同窓生が集まり、母校の絆の強さを改めて認識することができました。

二次会で、同級生数人が集まって話をしていた時、某君が次のようなことを言いました。

昔、たくさんの人達が集まる会で受付を頼まれた。集まる人の中にかの王貞治氏が含まれていて、とりわけ気を使うように指示された。たくさんの人達が次々とやってくる中でどうやって王貞治氏を見つければいいか思案にくれていたが、全く杞憂に終わった。王貞治氏はオーラのようなものを発していて、遠くから見てもすぐにわかった。

そこから「オーラ談義」で盛り上がりました。
あれこれ勝手な意見が噴出しましたが、まとめると概ね次のような結論に達しました。
今から振り返って、過去、短期間の人気で終わってしまったアイドルや芸能人たちは近くにいても一般人とあまり変わらなかった(つまりオーラを感じなかった)。

もっとも、若い人の中にも強いオーラを感じる人はいるので年齢だけが問題なのではない。
かの吉永小百合さんからは神々しくて近づきがたいようなオーラを感じた。

酔った上での勝手な雑談なので、どこまで信憑性があるかわかりません。ただ、私なりに整理すると、一つの道を極めるくらい努力というか修練を積んだ人には独特の雰囲気があり、それを私たちはオーラと呼ぶのでしょう。

そして、それは年齢には関係なく、その人の努力や修練に左右されるのではないかと。
私の経験でも、法廷で対峙する相手方弁護士の先生の中には、やたらと存在感のある方がおられました。
その方よりも年上であっても、全く存在感を感じない先生がたくさんいました。「存在感=オーラ」とすれば、間違いなくその先生はオーラを放っていました。

大組織のトップに立った人の中には、全くオーラを感じない人もいれば、接したすべての人々がオーラを感じるような人がいます。
大企業の創業者や強いリーダーシップで企業を成長させた人たちが、後者であるように思えます。

以前、「人生は長さではなく密度だ」と書いたことがあります。

人生は”長さ”よりも”質”だ

おそらく、オーラを身につけることができるか否かは、年齢ではなくその人の歩んできた密度ではないでしょうか?

中には「自分は、持っている」と公言する人もいますが、自称はあまりアテになりません。
「この人からオーラを感じた」という方がいらっしゃったら、是非ともお教えいただければ幸いです。

編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029062.html http://agora-web.jp/archives/2029062.html Sun, 22 Oct 2017 21:00:36 +0000 Sun, 22 Oct 2017 17:13:36 +0000
瀬戸内ジャムズガーデンに行ってきたよ society 山口県周防大島の瀬戸内ジャムズガーデンをご存知でしょうか? 藻谷浩介さんのベストセラー「里山資本主義」の中で、 ●人口減少が続く周防大島で、 ●地域のこだわりの果物を使い、 ●高付加価値で雇用を生み出す ということで、絶

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山口県周防大島の瀬戸内ジャムズガーデンをご存知でしょうか?

藻谷浩介さんのベストセラー「里山資本主義」の中で、
●人口減少が続く周防大島で、
●地域のこだわりの果物を使い、
●高付加価値で雇用を生み出す

ということで、絶賛されました。

数年前に読んでから、一度行きたい!と思っていたのですが、念願かないました。

IMG_5952

宝石のようにジャムが並びます。

地元瀬戸内の柑橘などが、ふんだんに使われています。

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海を眺める窓、木の香りあふれる床、アトリエ。

センス良く、王道を追求している感じです。

同じく里山資本主義で絶賛された広島県庄原市の和田芳治さんの文字付きカボチャも、なさりげなく置いてあります。

→ 和田芳治さんのエコストーブで炊いたご飯がすごく美味しい!

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少し見ただけで、ただジャムを売っているだけではなく、地域の文化、情報の拠点になっていることがよく分かります。人が集まり、魅力と収益が更に高まるのではないでしょうか。

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自慢のプリンに、こだわりのジャムをたっぷりのせていただきました。

美味しい!

No jam,No life.

僕の毎日はパンとジャムから始まります。
いいジャムを食べると、いい1日になります。

瀬戸内ジャムズガーデンのジャムをいただき、さぁ出発です。

ホームページは、こちら

もっと知りたい!
和田芳治さんのエコストーブで炊いたご飯がすごく美味しい!

汗をかかない日本は嫌いだ!(逆手塾・和田芳治さん講演)

藻谷浩介さんが語る「事実確認の習慣がないという生活習慣病」

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今年のForbesJapanで、瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋匡史(まつしまただし)さんと共に、日本を元気にする88人に選ばれました。

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!

編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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http://agora-web.jp/archives/2029059.html http://agora-web.jp/archives/2029059.html Sun, 22 Oct 2017 21:00:35 +0000 Sun, 22 Oct 2017 16:05:28 +0000