リブラ問題は「超国家通貨」VS「国家通貨」時代の前触れ

2019年07月20日 06:00

1.  リブラの発展性

リブラをはじめとして仮想通貨化はいくら各国が規制しようとしても時の流れだ。世界で17億人が銀行口座を持っていない。国民の70%が銀行口座を持たないような国もあると聞くが、このような新興国では大国が抑えようとしてもいったんスタートすれば急速に広まると思う。

藤巻氏(公式SNS)とLibra公式サイトより:編集部

日本は他国に先がけ、前向きに取り組むべき。TAXヘブンの国があるように、またトランプ大統領のように必ず自国NO1主義で、各国政府が規制しようとも、自国に先進技術や投資資金を呼び込もうとする国がかならず出てくる。

2. リブラ容認は他の市場(株、為替、国債市場)にどう影響を与えるか?

新聞報道では、G7で各国首脳が話題にしているのは、マネーロンダリングやプライバシー保護といういわば法律関係の話のみだ。

市場人間の私としてはリブラの出現が他のマーケット(株、為替、国債市場)にどう影響するからに非常に興味がある。

リブラ協会がリブラの価格乱高下を防ぐ(ステーブルコイン)ために保有する50%は$だ。国民の大部分が銀行口座を持たないような国々の国民(今までドルとも関係なかった)がリブラを使い始めると、リブラ協会がその50%をドル保有することを考えるとさらにドルの価値が上がるとも思える。

選挙前なので時間がない。終わってからゆっくりと考えることとする。

3. 「超国家通貨」VS「国家通貨」

「超国家通貨」VSS「国家通貨」の問題がこれから大きな論点になろうとしている時、市場経験も金融知識もなく、仮想通貨も理解もしていない日本の国会は機能不全にならないか不安である。その時に少しでも議論を深められるよう貢献したい。

関連記事:日本経済新聞「金融政策、デジタル通貨で機能失う恐れ IMF報告書 」

ちなみに、これから最終日の街頭演説に出かけます。

2枚目の投票用紙(全国比例用)には是非、党名ではなく「藤巻健史」と個人名をお書きください。投票所にある一覧表で、私の名前は「日本維新の会」の右から2番目に書いてありますが、これは当選順位ではありません。名前を多く書いてもらった人順に当選できます。

全国どこからでも投票出来ますので、是非宜しくお願い申しあげます。

藤巻 健史   経済評論家、参議院議員(比例、日本維新の会)

日本維新の会政調会長代行。元モルガン銀行東京支店長。ジョージ・ソロス氏アドバイザーを歴任。一橋大学卒、ケロッグ経営大学院修了 MBA取得。学校法人東洋学園大学理事。仮想通貨税制を変える会会長。オフィシャルウェブサイトTwitter「@fujimaki_takesi」

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藤巻 健史
経済評論家、前参議院議員

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