一昨日NEDOから公表されましたが、NEDO「 IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」に採択して頂き、高速ストレージを開発します。
中央大学、東工大、富士通、NECというチームで、テーマ名は「高速ストレージクラスメモリを用いた極低消費電力ヘテロジニアス分散ストレージサーバーシステムの研究開発」。
この研究ではメモリデバイスを開発するわけではなく、ミドルウェアやメモリコントローラなど、高速なメモリに最適化したソフトウェア、ストレージシステムを開発します。
日本ではメモリのようなハードや材料の開発は盛んですが、革新的なハードを活かすためのソフト、特にミドルウェアの開発は後手にまわり、最終的にシステム化で負けてしまいがちでした。
今回のプロジェクトでは高速メモリというハードを活かすためのミドルウェアの開発を正面から行うことになります。
私自身はハード出身ですが、ソフトの専門家の方々がチームに結集して下さり、ハード・ソフトの垂直連携チームが実現しました。
貴重な機会を活かして日本の産業に貢献できるよう、頑張ります。
編集部より:この投稿は、竹内健・中央大理工学部教授の研究室ブログ「竹内研究室の日記」2016年7月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「竹内研究室の日記」をご覧ください。