大阪は「都構想」などよりカジノで復活すべきだ --- かわにし のりひろ

2013年11月30日 14:19

維新の会の1丁目、1番地と呼ばれるのが大阪都構想である。大阪を都にして大阪市と大阪府の2重行政をなくそうというのが最初であるが、現在、市長・府知事とも維新から出ていて、2重行政的な話は少なく仲がいい感じが周りから見ていても良くわかる。都構想しなくてもいいのではと思ってしまうこともある。


大阪へ来るとわかるのだが、体育館・図書館・大学などなど最終は埋立地やそれに建てるビルまで、府と市の2重で行なわれていた。非常に他県からくると不思議に思う。また役人天国と呼ばれる市役所も非常に会議などで尋ねると多いことが良くわかる。対応する人が、通常1人でいいことも2人出てきたり、3人になったりする。その不思議さは大阪に住んでいるとわからないが、大阪から出ると、異常な街だということに気付く。

2重行政の解消の本来の目的は、大阪、関西権の経済沈下が大きな理由である。2重行政を解消してその費用を福祉や医療などに回すということであるが、そのようなことでは大阪の経済沈下はなかなか止まらない。昔、大阪は金融や台所と呼ばれ、そのあとは家電メーカーの街である。大阪の安い中小企業とそこに働く、安い賃金の人たちにより支えられた街である。大阪の戦後発展は、この安い賃金の労働者が豊富にいたことに支えられた。大阪は格差社会の街でもある。

その後、家電メーカーは安い賃金を求めて海外にいくようになり、それらの人たちの仕事もなくなり、生活保護や色々な支援という名のわかりにくい特権のようなものも発生した。大阪を考えていく上で、重要なことは大阪都構想、2重行政の解消でもない、経済対策を真剣に考えないといけないのである。

生活保護者が日本一であったりするのも経済対策が必要である証拠である。いくら不正受給を取り締まりしても経済がうまくいっていないと増えるのであるから。

大阪の場合、現在のところこの経済活性化を起爆させる新しいビジネスやその他が見当たらない。家電メーカー2社も業績が戻ったとしてもほとんど本社機能が大阪にあるだけで、ほとんどは海外での製造であるし、日本の営業の中心は東京である。名古屋のように自動車とその製造という強いビジネスや産業がないのである。誰か大阪に新しいビジネスや産業を考えてあげないといけないと思うのだが、どうしたものかと思う。

一つ大阪を復活させる起爆材があるとしたらカジノであると思うのだが、これも東京お台場へと思われるが、政治的な判断で大阪にしてあげられないだろうか。カジノと京都・奈良・神戸という古都が楽しめ、外国人ツアーに関してはお台場や東京よりは、非常にいい立地だと思われる。場所はりんくうや南港という不幸せな開発土地がいっぱいある。しかも2重行政で作った色々な遺産があり、その施設をうまく使える。少しブラックになるのだが、カジノに必要な人材もたくさんいる。大阪の経済対策はカジノしかないと思う。

かわにし のりひろ
会社員 コラムニスト 
マルハビ日記

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