【PR】森理世が“世界一”への自信を培った「書く」

2015年12月17日 00:00

言論プラットフォーム「アゴラ」と世界的筆記具ブランド「モンブラン」とのコラボレーションでお送りするブランドジャーナル「NO WRITING NO LIFE」。第8弾は、2007年度のミス・ユニバース世界大会優勝者で、現在はダンサー、振付師など多彩な活動をしている森理世さんです。10代でカナダにダンス留学したのを機に活躍の場をワールドワイドに広げてきました。近年は文部科学省の留学キャンペーンに参加し、若者たちに異文化に飛び込む挑戦も呼びかけました。個人の“グローバル化”を文字通り体現してきた森さんがキャリアの核を固める上でポイントになったのには実は「書く」ことといいます。(取材・構成はアゴラ編集部)
(※この企画はモンブランの提供でお送りするスポンサード連載です。)
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プロフィール
森理世(もり・りよ)
ミス ユニバース 2007、モデル、ダンス アーティスティック・ディレクター。1986年静岡生まれ。4歳からジャズダンスを始め、高校よりカナダへバレエ留学。その後ブロードウェイダンサーを目指し、渡米。2007年、日本代表としてミスユニバース世界大会へ出場し、満場一致の得票で優勝。ミスユニバース2007就任後の14か月はニューヨークを拠点に世界一のスポークスウーマンとして、HIV/AIDS、難病の子供たちへのサポートをはじめとした様々なチャリティ活動に従事し、15か国をめぐる。現在はモデルやデザイナーとしての活動、そして2009年に設立したダンススタジオ「I.R.M,アカデミー」で振り付けやダンスを通しての子供の育成、ヘルス&ビューティーの指導にあたっている。初代静岡市観光親善大使。
(オフィシャルウェブサイト)http://www.riyo-mori.com/

リアルな感情は手書きだから伝わる


——ダンススタジオ「I.R.M.アカデミー」のアーティスティック・ディレクターとしてお忙しい日々を過ごされている森さんの、日常における“書く”場面というのはどういったときでしょうか
スタジオの見習い生と毎日交換している練習記録ノートでしょうか。これは母の代から数えると、40年以上続いている取り組みです。将来うちのアカデミーのスタッフになりたい見習い生は、一年間必ず先生と練習記録ノートの交換が習わしになっています。たとえば、午後7時32分にストレッチが始まって、午後8時20分にストレッチが終わったといったようなタイムスケジュール的なことから、どんなエクササイズをしたかという内容的なことまで細かく記述します。さらには、言葉だけではなくて絵でも書きます。先生が行った授業内容はもちろん、それに対してこういうふうに思った、ここを注意されたので反省しますとか、がんばりますとか、そういうことも細かく書いてもらっています。

——森さんはその見習い生のみなさんに、どんな返事を書かれるのですか
その子が本当に丁寧に、真剣に書いてくれているノートを見ると、私もそれだけの気持ちを込めて返事をしなきゃ、と思います。見習い生の手書きの文字を見ていると、「この子、今日は落ち着いているな」「急いで書いたんだな」とか、「怒ってるな」「悲しんでるな」とか、いろいろなことに気がつけるんです。生徒の意気込みやリアルな感情というのは、手書きの文字からしか受け取れないのではないかなと思います。同じ文字ですが、それがメールでのやりとりだったとしたら、ここまでの返事は返せないかもしれません。手書きの練習ノートの交換には、そこに血液が通っているような、温かいものを感じています。
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日本語と英語。必死にメモを続けたダンス留学


——見習い生と練習ノートの交換を通じて、気づきや印象深いことはありましたか
レッスンを受けてその内容を毎回まとめるという作業は、単純なことのようにみえて、じつは大変なことなんです。学校の勉強をしながら、アカデミーのレッスンも100%やって、ノートの書き取りも100%やらなければなりません。まずは小さなノートに走り書きのメモをして、そのあと清書するという作業は、ものすごく頭を使うし、時間も使います。それがいかに大変で、くじけそうになる作業なのかというのは、私自身も経験しているので、よくわかるんです。

わたしは高校時代、カナダのバレエ学校に留学していました。クラシック・バレエの先生になるための教師課程のコースを専攻していました。高校の一般の教育を英語で受けることにも苦労しているのに、バレエの生徒としても成績を残さないといけない。さらには、先生になるための試験を受けなければならないという状況でした。毎日英語で必死にメモを取って、そこから清書してまとめる作業は、今思えばうちのアカデミーの練習ノートの取り組みによく似ていますね。

——英語だけの環境にいきなり身をおくことも大変ですね。教師課程のお友達は英語圏以外の方もいて助け合ったりしたのですか
私を含む4人が皆、ノンネイティヴでした。スウェーデン、メキシコ、ロシアから来ていました。ロシアの彼女は私よりも話せなかったくらいで、お互い大変でしたが、皆、メモは自国の言葉で書いていて、それを英語に訳すわけです。私は日本語と英語両方で取りましたが、結局試験は英語なので走り書きしたメモは最後に英語に清書して覚えました。
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恩師の言葉。胸に残った「言葉だけで人を上達させられるか?」


——カナダのバレエ学校での森さんの「メモ」は、森さんの自信を“見える化”した結晶のようなものだったのでしょうか
勉強をしたという結果が見えるのがメモであり、ノートですよね。手書きのノートを見返すと、集中しているとか、していないとかが、自分の文字の感じでよくわかります。きれいにまとめてられているときは、頭のなかもきちんと整理されているんだなとわかります。留学中に先生から「言葉だけでその子を上達させることができますか」と問われたことがあって、すごく心に残っています。自分が体を使って、見本を見せることだけが指導ではないんです。「言葉で細かく指導して、言葉だけで上手に高くジャンプさせられるのが本当の教師だ」とその先生から言われました。その指導は、頭のなかにイメージを明確に描いて自分のものにするという作業をしないと、できないことですよね。そういう先生になるには、膨大な知識を自分のなかで消化して、伝えられるようにならなければなりません。

ダンスの先生というのは、踊りの経験がある程度あればできるでしょうし、教員免許は必要ではありません。しかし、あえて教え方を専門的に学ぶことにより、ほかの先生方に知識面では負けないという自信にもつながります。これを習得していなければ、たぶん、子どもたちに自信を持って接することができなかったでしょうし、私と同世代、あるいは年上の生徒さんに教えることは難しかったと思います。

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ミス・ユニバースから10年。そして次なる挑戦へ


――必死にメモを取り、学び続けた3年間があったからこそ、ミス・ユニバースの過酷な選考に耐えられたのですね
私はカナダでの3年間がなかったらミス・ユニバースはは絶対就任できなかったと思います。パフォーマーとして育てられただけでなく、自分自身や人をどうやって育てるかという、「学ぶ」「教える」という2つの見方を学ぶことができました。

——今後、いま手がけていらっしゃるバレエスクールをはじめ、こうしたことにチャレンジしていきたいということはありますか
私が世界大会に挑戦したのが、10代最後の年だったんです。19歳になるときに、10代の最後に大きなチャレンジをしてみようということで挑戦しました。それから約10年が経ち、今月、29歳になります。ここでもう一度、あのときくらいの大きな挑戦をしてみたいですし、やはり大事な生徒たちを国際舞台で活躍できるように育てていきたいと思っています。

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取材を締めくくるにあたり、森さんに、世界的プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン氏がデザインした「モンブランM」の万年筆を使ってもらい、「あなたにとって書くこととは何か?」を綴ってもらいました。(各写真をクリックすると「モンブランM」の公式ページをご覧になれます)

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