今週のつぶやき:元徴用工問題、着地点はあるのか?

2019年05月25日 14:00

話題の丸山穂高議員。一部で発言への擁護論が見受けられたのですが、私から見れば読み手がそういうふうに自己都合の解釈をしたかっただけと思っています。当の本人は大トラ状態であって言葉の重みはありません。おまけにその後報じられたここに書くのがはばかれるような発言の数々、そして維新から明らかにされた酒に溺れた男じゃどこを卒業してもどれだけ頭が良くても評価はゼロ。休養2カ月の診断書をもらったということは当然断酒するんですよね?

では今週のつぶやきです。

ファーウェイに振り回された株式市場

Wikipediaより:編集部

米中貿易戦争が一時休戦になったと思いきや、ファーウェイを取り巻く企業群から次々と取引停止が報じられました。個人的にはソフトバンクが持つアーム社の取引停止が完全なる致命傷になると見ました。グーグルソフトがなくてもクアルコムの半導体がなくてもアマゾンで販売できなくても代替策が完全になくなったわけではありません。ただ、アーム社の半導体設計図がなければ物理的に作るのは難しいでしょう。

個人的には本件、勝負あった、と思います。中国側はどうやってでもファーウェイ制裁を解除すべく手立てを考えるでしょう。そのための貿易戦争への譲歩はやむを得ないかもしれません。中国はメンツの国ですが、今回メンツを潰されたのはアメリカ側。出来上がりつつあった通商協定案の重要な部分を削除したのは習近平氏の指示とも言われています。

アメリカの株式市場は半導体関連を中心に確かに下げに見舞われましたがパニック的ではなく、代替先はあると見られており、じわじわと市場のエネルギーは回復するとみています。日本の株式市場は先週、弱々しいと書きましたが、まさにその通りの状況が今週も続きました。ただ、少しずつ、明るさを取り戻すと期待しています。

メイ首相の涙

これほど苦悩を抱えた首相も久しぶりだったと思います。2年10カ月の在任期間でその多くを英国のEU離脱問題に注ぎ込んだものの、何ら進捗があったわけでもなく、むしろ、与野党はくちゃくちゃになり、党利党略なんてものはなく、「お前は俺の敵か、味方か」的な議会構成となってしまいました。


ご本人は悔やんでも悔やみきれないと思いますが、多分、彼女には人徳がなかった気がします。圧倒的地位を作り上げたならともかく、根回しや仲間づくりはどこの世界でも必要だと思います。それが彼女はできなかったと私は思っています。

問題は次です。誰が首相になるのか、です。この混沌とした議会を過半数の支持をもって一定方向にもっていくほどの指導力がある人はいるのでしょうか?ボリス ジョンソン氏が最有力候補とされますが、彼が首相になったら英国は壊れます。彼は声と態度はデカいですが、物事を緻密に積み上げることはできないです。ロンドンの霧は当面、晴れそうにありません。

元徴用工問題、着地点はあるのか?

産経が日韓外相会談記事を「凍り付いた雰囲気」と評していますが、相も変わらず、日本側が押す、韓国側が必死に防御するという姿勢に見えます。韓国政府は最高裁の判決を尊重し、政治的にその判決を損ねることはできないという立場を貫いています。2011年の慰安婦判決の時と同じです。表現は悪いですが、最高裁、憲法裁判所の判決は絶対唯一で完全服従と見えます。ところがその裁判所は日和見判決であり、裁判官が国民からの突き上げを恐れているというのがありありと見て取れます。

河野外相ツイッターより:編集部

今回のステップは日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の開催を迫るものであります。双方、および第三国から代表を出し議論をし、ここでの決定は絶対なものになります。韓国側はこれを嫌っているのだろうと思います。もしも仲裁委員会で最高裁判決と違う判断が出た場合、その判断が両国間の絶対判断であり、韓国最高裁判断を覆すことになるからであります。

これは現政権の信任問題にも繋がる致命的問題となり得ます。この委員会は一種のアービトレーションであり、ごく普通の解決方法ですが、韓国が先に裁判所判断を出してしまった「順番の間違い」という究極の間違いを犯したことはあまり指摘されていないと思います。これは詰将棋状態にあるように見受けられます。

後記

25日午後、トランプ大統領がやってきます。今回は数々の日程がありますが、個人的には大相撲観戦に興味があります。誰がトランプ杯をとるのか、これがほとんどニュースにならないのですが、面白いのです。最有力候補は前頭8枚目富山出身、朝乃山で13日目を終えて2敗。これを追うのが横綱鶴竜で3敗。今日の取り組み次第ではこの二人に行方は絞られます。個人的には日本人力士に優勝杯をとってもらいたいです。

では今日はこのぐらいで。


編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2019年5月25日の記事より転載させていただきました。

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