立民、国民統一会派:化学変化をどう起こすか、という観点が欠如

2019年08月25日 06:00

バラバラなものをただ集めて、雑然と棚に並べるだけの結果に終わってしまいそうだな、と思っている。

雑多なものをただ集めるだけでは何も起きないのだが、今は集めるのに精一杯で、集めて何をするのか、何を生み出そうとしているのかについて関心がなさそうに見えて仕方がない。

会談する枝野氏、玉木氏ら(国民民主党サイトより:編集部)

国民民主党の場合は、放っておくとドンドン零れ落ちていきそうな人が何人もいるようだから、立憲民主党との統一会派構想を打ち上げて何とか体面を保とうとしているのだろうな、と多少同情しないでもないが、今の状況では何も生まれそうにない。

化学変化が必要なのに、そのための触媒なり器材の用意が出来ていないようだ。

単なる数合わせではないか、ただの野合じゃないか、という批判があっても、とにかく大きな塊を作ることにはそれなりの意義があるのだが、しかし、異質な物を同じ器に収納しておけばそれだけで何か新しい物が生成されるか、と言えば、大体は違う。

まずは、どうやって混ぜ合わせて、融合させるか、ということを考えておく必要がある。
当然潤滑油も必要なはずである。

混ぜ合わせるものが水と油ではいずれ水と油に分離していくことは必至なので、どういう物を混ぜ合わせるのか、ということにも十分意を尽くしておく必要がある。

現時点での支持率がれいわ以下で、ひょっとするとN国党にも抜かれてしまうかも知れないと言われている国民民主党に多くを期待するのは無理な話だということは十分承知しているが、玉木さんや玉木さんの周辺にいる若い方々が何か思い切ったことでもやってくれれば、多少は展望が開けそうなのだが…。

まあここは、失望しないために、あえて何も期待していない、と言っておくことにしておこう。
本当は、ちょっぴり期待しているのだが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年8月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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