眞子様と小室氏:見通しなき延長戦への危惧

2020年11月14日 09:30

宮内庁サイトより:編集部

眞子さまは11月13日、小室圭氏との結婚について、お気持ちを表す文書を発表された。

「今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました」「私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」「具体的なものをお知らせすることは難しい状況」「それぞれが自身との家族とも相談をしながら進んでまいりたい」

宮内庁によると、秋篠宮ご夫妻は、眞子さまと小室さんの結婚についての気持ちを尊重されているということである。

 つまり早い時期とかいうことでないが、結婚の意思は変わらないと言うことである。しかし、さまざま指摘されている問題について、どうするのか、回答が出されたわけでないので、何か、前進したと言うことにはならないのではないか。

内々に、検討が進んでいるというのならいいが、曖昧にしたまま話を進めて、皇室に過度の傷がつかないようにすべきであろう。

この結婚についての問題としては、内親王の結婚相手として相応しいのかと危惧することはほかにも多々あるが、核心は、小室圭氏サイドが通常の社会人として生計を支えていける見通しが立っていないことと、眞子様の婚約予定者として不適切な行動をしてこなかったか、また、配偶者として大丈夫かということなのである。

問題の母親の借金は、小室氏自身のために使われたものであり、また、返済要求に対して自身が交渉にかかわっているのだから、本人の問題でないとは云えないし、また、返済する必要がないと開き直ることのモラルが問われている問題でもある。

そして、それ以上に、イレギュラーな借金をしてまで資産状況などからかけ離れた贅沢な生活をしてきたことから生じる危惧も深刻だ。

いまのところ、小室氏は無収入である。そして、将来において堅実な家庭を背負っていける目処も立っていない。たとえ、NY州の弁護士資格をとったとしても、日本の弁護士資格なしにどういう人生設計があるのか理解できない。

そして、そのなかで心配されるのは、皇室を利用した集金に走らないかという危惧であろう。現在のフォーダム大学の奨学金の申請に当たって眞子様の「フィアンセ」であることが申請書に延々と書かれていたという噂があるが、それは適切なことでないし、結婚後も、そういうことがあるのは歓迎できる話ではない。

そして、奨学金を得ているとはいえ、それだけで、生活が成り立っているとは思えず、借金が重なっているのではないかということも危惧される。

もし結婚されたら、国庫から1億数千万円の一時金が眞子様に支給されるが、それで過去の借金返済とか、生活費に充てられるとしたら筋違いであろう。

小室氏は生活設計ができていることを説明すべきだし、それができないままの結婚に賛成できるわけないのである。夢に生きる姿に魅力を感じているというのでは困るのである。秋篠宮家から援助するのは難しいし適切でもない。

私はかつて、そうした危惧を払拭するために、一時金を年金方式に切り替えるとか、小室氏に分相応の職場を斡旋するとか、結婚後の女性皇族に公務を実質分担してもらって給与を払うとかまじめに検討してはどうかと提案したことがあるが、そうしたことも政府や宮内庁、さらには皇族方も考えて欲しい。

イギリスでは、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚について、将来起きそうなさまざまの問題についてよく話し合い納得しないで、愛の力を誉め称えて無謀な結婚をさせたわけだが、結果は周知の通りだ。

もちろん、小室氏の隠れた功績として、女性宮家を創設して、配偶者も皇族とし殿下と呼ぶと言った構想が、いかに不適切かを際立たせたことはある。

仮に男系が途切れたときにのみ女性継承を認めるという案だと、悠仁さまに子供がいないと、愛子さまでなく、眞子さまの子供が優先されるということも国民は知っているのだろうか。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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