来年「ミシュラン三ツ星スタンプラリー」をやろうと思ったわけ

私は、食べることが大好きですが、グルメガイドのミシュランや、グルメサイトの食べログなどのランキングを、あまり信用していません。

そもそも食の好みとは、育った環境や年齢などで極めて個人差が大きく、それを星や点数で客観的に評価をすることが難しいと考えるからです。自分が好きなお店に行って、自由に楽しめば良いだけで、序列や優劣を付けることはできないと思います。

しかし、よく一緒に外食をする食いしん坊の友人が来年「ミシュラン三ツ星スタンプラリー」をやりたいと言い出し、一緒にチャレンジしてみることにしました。

東京のミシュラン三ツ星店は、現在12店舗あります。

【麻布 かどわき】麻布十番/日本料理・和食
【神楽坂 石かわ】神楽坂/日本料理・和食
【かんだ】麻布十番/日本料理・和食
【カンテサンス】北品川/フランス料理(グリーンスター)
【虎白】神楽坂/日本料理・和食
【茶禅華】広尾/中華料理(初の三つ星)
【ジョエル・ロブション】恵比寿/フランス料理
【鮨 よしたけ】新橋/寿司
【まき村】大森海岸/日本料理・和食
【龍吟】日比谷/日本料理・和食
【レフェルヴェソンス】表参道/フランス料理(初の三つ星/グリーンスター)
【ロオジエ】銀座/フランス料理

これを来年1年で全て制覇しようという試みです。

ミシュランを信用していないなどと言うくせに、なぜそんなことをやるのか?それは、ミシュラン三ツ星店に全て行ったくらいの経験が無いと、あれこれ批評する資格が無いと思うからです。

私が最も苦手なのは、自分がリアルの経験をやったこともないのに、あれこれ批判や批評する人です。

例えば、

カンボジアに行ったこともないのに、カンボジア不動産は危険だという人。

東大に入ったこともないのに、東大生は馬鹿だという人。

(最近のブログにも書きましたが)寄付をしたこともないのに、他人のお金の使い方にあれこれ茶々を入れる人。
・・・

三ツ星のお店の中には、予約が極めて難しいお店もあり、果たして1年でコンプリートできるか分かりません(予約が取れる方、よろしくお願いしますm(__)m)。

先入観なく、ガイドブックがお墨付きを与えたお店に行ってみて、自分がどう感じるか。来年もまた新たな「人体実験」するのが、今から楽しみです。

 

Boris_Kuznets/iStock


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年12月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。