すでにオワコンだった太陽光ビジネス

アゴラ編集部

エネルギーは国家の政策であり、政治が伴わないと何も進まないのは原発をみてもわかります。要するに、税金をどこに投入するかという方向性の問題であり、原発にしても補助金まみれ。そこには、国民の声の代弁者と自称する政治家や官僚、エネルギーの使用者たる産業界の「意向」が大きく反映されます。この「moltoke_Rumia1pのブログ」は、太陽光発電はすでに先進国では終わったビジネスモデル、と切り捨てている。表題ブログは再生可能エネルギーへの新規参入について、全量買取も廃止される上に買い取り価格も低いわけで太陽光ではなかなか難しい、と書いています。財政負担の大きなエネルギーに、国家はもう税金を投げ入れたりはしない、ということです。
ニュースの社会科学的な裏側
あっさり明確になったメガ・ソーラーの終焉


発展の途上にある人口の多い国というのは、市場的な魅力からかなり注目されます。発展途上とはいえ、その国の国民の購買力がともなわないとダメなんだが、インドや中国はそうした意味で大きな可能性がよく語られる国です。この記事は、インドで日本のアニメを原作にして「インド版」を作る、という話。インドの公用語はヒンディー語なんだが、英語を話す人は多い。とはいえ、カースト制の中、英語を話せない層もかなりいるわけです。これは富裕層向けのコンテンツらしい。巨人の星が富裕層に受けるかどうかは未知数です。
アニメ!アニメ!ビズ
インドにおけるコンテンツビジネスの可能性 インド版『巨人の星』も公開

言葉のニュアンスや定義というのはなかなか難しいんだが、同じ言葉を使って話していても互いに違う意味でとらえていることがよくあります。このブログは「ポストモダン」という言葉について考えている。大きな範囲を包含する意味合いと限定的に使われることの多い言葉です。
どーか誰にも見つかりませんようにブログ
「ポストモダン」の言葉に思う。

どうも東京都など首都圏の規制措置が広く報道され、ディーゼルが「悪者」というイメージが強いんだが、ヨーロッパではわりと受け入れられています。ベンツやBMなんかではディーゼル車のラインナップも充実してる。ただ日本にはイメージが悪くてあまり入ってきません。これはメルセデス・ベンツのBlueTECのサイト。クリーンで高効率のディーゼル、と誇らしげです。表題記事では、環境負荷の低い新しいディーゼルエンジンの開発は世界的にホットな潮流、と書いている。二酸化炭素の排出量も少ないらしい。
Tech総研
世界で過熱するクリーンディーゼル開発最前線

今のような自転車が生まれたのは、だいたい200年くらい前らしいんだが、デザイン的にはほとんど変わってません。前後輪2輪か3輪で足こぎの人力が主、ということで制約もあるからしかたないんでしょう。自転車のデザインについて書いているブログなんだが、最後のほうに出てくる「タンゴ」というのは楽しい形をしています。
サイクルロード~自転車への道
デザインの多様性が示すもの

企業が自社社員へ各種保険をかけるという制度は、就業者にとってありがたいものなんだが、中小企業中心の健康保険「協会けんぽ」の運営が厳しくなっている、と書いているブログです。保険料率がどんどん上がって負担増も大きい。国民皆保険の制度自体、危うくなる可能性がある、というわけです。
官庁通信 「今日の話題」
中小企業に過重負担、「すでに限界」との声も

これはなかなかおもしろい。食品サンプルの業界とコスプレに対するイメージをもとにして、意識の変遷について考えているブログです。携帯ストラップやUSBメモリに食品サンプルが使われるようになったり、街でコスプレイヤーが歩いていても違和感を抱かないようになったり、ということ。さらに、高齢者向けのサービスやビジネスとして、スケートとメダルゲームについて書いています。
わかりやすさを、コーディネート
トレンドが変わるには十年かかる

パソコンやテレビの周囲がスパゲティ状態のケーブルやタコ足配線になっちゃってる家庭も多いんだが、筆者などはどのコンセントが何につながってるか、ガムテは貼り付け名前を書き入れてます。このラベルはこの人がデザインしたらしい。鍋敷きになった人もいます。
j-tokkyo
かわいいケーブルラベル

橋下大阪市長について、ヒトラーやムッソリーニを引き合いに出して批判する人もいます。独裁者というわけなんだが、このブログではヒトラーは民意を大事にした政治家だった、と書いている。民意が果たして常に正しいのか、というわけ。間違った民意にノーと言える政治家が必要なんだが、今の日本にそんな政治家がいるかどうか問題、ということです。
ハックルベリーに会いに行く
独裁者よりも危険な政治家

依然として大人気のマンガの展覧会です。このマンガ家はキャラの目が特徴的だと思うんだが、描き込みの按配やコマの中でのセリフの面積比率なんかが秀逸です。ジャンプらしいといえばそうなんだろう。6月17日(会期中無休)まで。時間は10:00~22:00(二時間ごと一日6回の時間指定あり)です。場所は森アーツセンターギャラリー(森タワー52F)
弐代目・青い日記帳
「ONE PIECE展」


アゴラ編集部:石田 雅彦