全国のネコ好きが遠隔操作ウイルス事件の容疑者に

アゴラ編集部

今年はヘビ年。干支にネコ年というのはありません。これについては色んな説(干支情報サイト)があって興味深いんだが、この「Don’t be lame」というブログでは、ネコだけに特化した「Catmoji」というSNSを紹介。ネコ好きって多いんですね。


ネコと言えば年初の話題をかっさらったのが江ノ島のネコです。ネコ好きには有名な島で、この島のネコは捨て猫が増えたものらしい。で、例の遠隔操作ウイルスの犯人が警察やマスメディアに問題を出し、それに答えると江ノ島のネコの画像が出てきた。報道関係者が当該ネコを江ノ島で捕獲、情報が書き込まれたマイクロSDがついた首輪を回収して警察に提出、という顛末。その様子は「ロケットニュース24」に詳しい。

警察はまだ情報の解析を進めてるようなんだが、平行して犯人捜査に全力を挙げてるようです。この「satoru.netの自由帳」では、犯人からの問題を紹介しつつ解説を試みています。2ちゃんねるには便乗犯のものも混じってたらしい。また、真犯人が使っていたと思われるYahoo!のアカウントも特定。しかし、問題はなかなかの難問ぞろいだ。警察諸君はどうやってこれを解いたのか? という感じ。

これに関連した警察捜査では自白を強要された被害者が出てネットでも警察批判が噴出しました。しかし、ここんところ、やはり悪いのは犯人、という当たり前と言えば当たり前の意見のほうが多くみられるようになってきた。この「ダウニング街の陰謀/Defence of the Realm」というブログも、犯人は泥棒ネコ以下、と断罪。マイクロSDには「無実の罪で人生が変えられた」と書かれていたらしいんだが、そんな愉快犯のせいで冤罪にかけられた人を巻き込むのは許せない、というわけです。表題のブログでは、話題のニュースを解説しつつ、犯人像を分析。目撃者情報から浮かび上がったのは……ネット住民のみなさん、そのものじゃありませんか。そうか、日本中の「ネコ好きなメガネ小太り」が容疑者です。
素浪人♪の日々不穏
遠隔操作“真犯人”猫の首輪にメッセージ ~真犯人は「お前ら」w~


ミャンマー 北部カチン州での戦闘激化 「資源戦争」との指摘も
碧空
新政権の麻生太郎副総理・財務・金融担当大臣がミャンマーへ行ってゴソゴソ動いて来たんだが、対中国包囲網の一翼を担え、と米国から依頼(っちゅうか命令)されてるんだそうです。で、これは、中国とミャンマーの国境地帯が何やらキナ臭くなってきた、という記事を集めたブログです。だいたい少数民族というのは政治的に利用されやすい。背後に中国がいるのは間違いないんだが、どうして今の時期に激化し始めたのか、と言えば、ミャンマーが欧米に接近してるからですね。中東にも目を向けなきゃならない米国は、今の時点で極東や東南アジアはなるべく静かにさせておきたい。中東と地理的に近い場所に中国を引っ張り出そう、という思惑があるのかもしれません。しかし、難民にとっちゃいい迷惑だ。

ファッション界の元祖女帝! ドキュメンタリー映画『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』【最新シネマ批評】
Pouch
とりわけファッション界は出版界と関係が深いんだが、広告出稿も減ってファッション誌はどこも大変です。ファッション誌がモードを引っ張ってた、というのは古き良き時代なのか、これはそんなファッション界のカリスマ編集者を扱った映画の紹介。彼女がちょちょいと魔法の粉を振りかけると、醜女が美女へ、不良ロッカーがスターになる。彼女が取り上げるものは、確かに奇抜だけどよくよく見ればカッコイイんです。たまにはこういうドキュメントもいい。年末から全国の映画館で散発的にかかってます。

Apple、2013年中にインターネットラジオサービス「iRadio」をリリースするかも?!
gori.me
ネットでラジオを聴く、というスタイルはけっこう広まってます。一般のラジオ局にクダラン与太話をえんえんと聞かされるくらいならネットのほうがよほどマシ、というわけだ。ちなみに個人的には湘南ビーチFM(逗子・葉山コミュニティ放送)が好き。ここは木村太郎氏が代表でジャズが主にかかる。作業しながら聴いてて楽ですね。このブログでは、アップルがラジオを、と書いてるんだが、iTunesではすでにラジオが選べます。何が新しいのかわからん。しかも日本にはすでに「i-Radio」というのがある。ハイフンが入ってるのは、すでにアップルが押さえてたんでしょう。

Korea:金芝河が再審で無罪となった
Matimulog
こういう「抵抗詩人」という人たちも世界的に少なくなってきて、それがいいことなのか悪いことなのかわからんのだが、ちょっと寂しいです。金芝河(キムジハ)氏と言えば、オッサン世代にはどうも懐かしい名前だ。彼が妙なことに選挙の時に朴槿恵大統領を支持した、というわけで、南北に分断された朝鮮半島の二つの国、というのは「左と右」がヨジレちゃって複雑。敵の敵は味方だったりする。支持したほうが勝ったから無罪か、なんて痛くもない腹を探られるのでは、と人ごとながら同情します。

【秘策付】docomoは大根なんて売らずに、本気で老人にスマホを売って復活すべき
More Access,More Fun!
巨大インフラと過去の遺産にアグラをかいてきたdocomoなんだが、他社の厳しい追随にあってその将来性にはどうも展望がみえません。このブログに書いてあるように、おかしなバイトばかりせず、ユーザーのために少しはなんとかしろよ。昨日たまたま近所のdocomoショップに行ったんだが、よどんだ空気が漂ってました。ブログにビジネス指南されてるバヤイじゃないですね。

風邪予防もできる!よく噛むことで得られる健康効果9つ
美レンジャー
咀嚼行為、というのは肉食動物はあまりしません。草食や雑食の動物がするんだが、食物を噛み砕いて唾液とよく混ぜ合わせることも目的の一つです。この記事では、唾液にはリゾチームという酵素が含まれていて、これが風邪などの細菌感染を予防するらしい。噛まずに早食いするのは百害あって一利なしだ。アワテンボウは損をする、というわけです。

中国人が選んだ日本の美女トップ10がだいたい妥当だった
ガハろぐNewsヽ(・ω・)/ズコー
あんたらどんだけ日本女性に興味があるんだよ、と突っ込みたくなるような記事です。たしかに蒼井そらさんもガッキーも入ってませんね。不思議です。しかし、中国人的には北川景子さんみたいなのがいいんですかね。この順位だとけっこう目鼻立ちのハッキリした派手系が上位に入ってる。ランキングをとるとだいたいこんな感じになるのかな、とも思います。

探し物はスマホに聞け! 位置情報を知らせてくれるシールがそろそろお目見え
roomie
日立の開発した技術にオフィス内全域をカメラで常時録画しておき、ほとんどの物体にタグ付けし、誰かが何かをどこかへしまったらそれも記憶され、ロボットを使ったモノ探しにその情報を役立てる、というのがあったんだが、これも似たようなもんです。なくしたくない物体に「StickNFind」なる1円玉サイズのシールを貼り付けておく。それをスマホのBluetoothを使い、専用アプリで探す、というわけ。この専用アプリ、というのがクセものだと思う。これがなきゃタダの邪魔な一円玉になってしまいます。

海外「凄すぎて目を疑った」 日本人作のボールペン画の完成度が物凄い
パンドラの憂鬱
なんつーか、こういう才能ってのは遺伝するんでしょうか。描いてるのが大友克洋氏の息子さんらしい。しかし、ボールペンっていうのは単純にスゴいと思います。あれってネバネバしたインクが出てきたりして、筆致を整えるのは大変なんじゃないだろうか。乾くのも遅いし。ここで紹介されてる動画をみると汚さないように紙を敷いてます。とにかく、一週間これを描き続ける根気がッパないですね。


アゴラ編集部:石田 雅彦