溶け始めた維新の会はユリアン柿沢が再生するかもしれない --- うさみ のりや

2013年12月20日 22:34

泉北高速鉄道を運営するOTK(大阪府都市開発)の売却議案が、大阪維新の会から造反者が出て大阪府議会で否決されました。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MXVZAO6TTDS801.html

 

正直なところ、売り先候補であるローンスターが外資である上に国税局と資金の課税回避問題で対立中で、なおかつ競合の南海鉄道の方が運賃の値下げ幅の提案が大きかった(ローンスター側が10円、南海鉄道側が80円の運賃値引きを提案)上に、さらに泉北鉄道が通るお隣の因縁の堺市が売却の撤回決議を出していて、その上経済界からも疑問の声が出ていたということで、反対するのが普通の感覚なので造反議員を攻めることは出来ない気がします。

 

いよいよもって維新の会が溶け始めているわけですが、大阪の経済活性化で最後の砦のカジノ構想の立地地域検討がスタートした模様です。ここを外したら維新の会の再浮上はあり得ないわけですが、こちらも猪瀬知事の辞職も決まり東京との自治体レベルの連携の道も危ぶまれる今、カジノ構想を進めるにはもはや自民党との連携が不可欠です。

 

自民党と公明党との間に軽減税率を巡ってすきま風が吹き始めていますが、公明党はカジノにも慎重論を唱えています。維新の会と公明党が組み変わるというのは非現実的な気がしますが、自民党にとっては維新の会との距離を近づけることで公明党にプレッシャーをかけられるわけで、維新の会もポジショニングを間違えなければまだ生き残りのチャンスは残っているように思えます。みんなの党から分派した「結いの党」なるイゼルローン政党も立ち上がりましたし。

ユリアン柿沢

維新の会に取っては自民に寄り添うばかりでは飲み込まれてしまうので東京との共闘は崩したくないとこでしょうから、都知事選で何かを仕掛けてくることは間違いないでしょう。なんとなく「結いの党」が維新の会との連携含みで、江東区に地盤を置きカジノの当事者でもあるユリアン柿沢未途氏が都知事選に出してきて、維新の会の再生プロジェクトに一役買う気がしています。あくまで無責任な予測ですがね。批判ばっかりしているので勘違いされがちなのですが、ワタシも一応維新の会の支持ですし、なにより銀河英雄伝説のファンなので、もしそんな展開になったら応援したいと思います。もはや維新の会に残された最後のチャンスでしょうから。

ではでは今回はこの辺で。


編集部より:このブログは「うさみのりやのブログ」2013年12月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はうさみのりやのブログをご覧ください。


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