人類と「耐性菌」の戦いに新たな武器が登場

2014年08月21日 00:27

英国、北アイルランドのベルファストにあるクイーンズ大学の研究者らが、耐性菌に効果のある抗菌ジェルを開発した、というリリースです。このジェル、我々ヒトの組織が生み出す天然のタンパク質を使って作ったらしい。

病院内などで抗生物質などにさらされ、遺伝子が組み換えられて薬剤に対する耐性を持つ菌が問題になっています。酪農場などで抗生物質漬けにされた家畜から出る糞尿が周辺環境を汚染し、その結果、耐性菌が生まれたりすることもあるらしい。抗生物質が効きにくい耐性菌の存在は非常に厄介です。


こうした耐性菌の多くは、その外部に薬剤をプロテクトする防御層を持っていたりするようです。今回の研究で開発されたジェルは、いわば侵入パスワードを得て保護層を突破し、耐性菌を殺すことができる。日和見感染の原因となる緑膿菌やブドウ球菌、大腸菌などを急速に死滅させるそうです。

Queen’s University Belfast
Queen’s scientists in hospital superbugs breakthrough


Hong Kong’s Dueling Protest Movements
THE DIPLOMAT
一国二制度を掲げ、1997年に中国へ返還された香港では、依然として中国共産党主導の体制への批判や不満が噴出し、中国政府への抗議活動が広がり続けています。その一方で中国本土からの流入者や中国政府を支持する人たちも少しずつ増え、今では両者の対立が表面化しつつある。8月17日には、両方の立場を取る人々が抗議デモを行い、特に中国政府支持者のデモ行進がかつてないほど多くの人を集めて注目されています。もちろん、中国政府支持の後ろには中国政府自身の影が見え隠れしているんだが、この対立が激化すると香港も混乱しそうです。

News from 1096 AD: Pope discusses military force against Middle Eastern caliphate
VOX
ローマ法王が、いわゆる「イスラム国(IS)」に対する軍事行動を是認する立場を表明して話題になっています。この記事では、西暦1096年に十字軍を派遣する際、ローマ法王がそれを承認した前例について紹介している。1000年近い時を超えても、人類はこの問題を解決する方法を見出していない、というわけです。

Older coral species more hardy, biologists say
PHYS.ORG
古いサンゴのほうがより丈夫、という研究結果について紹介している記事です。珊瑚礁は二酸化炭素を吸収して温暖化を防ぎ、膨大な量の酸素を地球環境へ供給し続けている。しかし、水質汚染などの環境が悪化し、サンゴも病気に冒されやすくなり、珊瑚礁が危機に瀕しているわけです。こうした研究により、珊瑚礁をどう保全すればいいか、わかるようになるかもしれません。
00001
Credit: Jorge H. Pinzon C./UT Arlington

U.S. mission in Iraq could expand, Pentagon official says
AirForceTimes
いわゆる「イスラム国(IS)」の攻撃にさらされているイラクのクルド人やイラク治安部隊を助けるため、国際的な非難を背景に米国がイラクで軍事行動を展開中です。米国国防総省は、このミッションは今後、拡大するだろう、と言っている。ただ、地上部隊の投入より空爆が中心。イラク治安部隊とクルド人勢力は、ダムや電力など、インフラを奪還し、米軍と連携しつつ「イスラム国」を少しずつ追い詰めているようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!

関連記事

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑