どんな難病患者だって、働き続けられるはずです !?

忘れられないひと言

最近「障害者が働く」というテーマを、ライフワークのように考えています。本日は、このテーマについてのひと言を思い出してみます。

2014年12月、東京に出張の時に、九段下の日本ALS協会の事務局を訪れました。ALS罹患を世間に公表する前だったので、匿名で相談しました。

事務局の方と話している中で、仕事についての話題になったので、会社の社長(FC岐阜)やっていますと答えました。

すると事務局の方は
『良かったですね!』

と強い調子でおっしゃり、こう続けられました。

「労働者だと、ALSの進行によりどうしても仕事を辞めざるを得ない状況になるが、経営者ならば人に動いてもらえば、仕事を続けることができます。』

当時はなるほどと思いましたが、今はちょっと違う考えを持っています。

今の時代、身体にわずかでも動くところがあれば、その動きでパソコンを操ることができます。視線入力もかなりポピュラーになりました。健常者でも、在宅勤務を当たり前に利用しています。

つまり、会社が労働者の病気を正しく理解して、症状に対応可能な環境を作る為の引き出しを数多く持てば、障害を持つ労働者を戦力にできると考えます。

人口減少が叫ばれる日本にとって、多様な人材の戦力化は、極めて重要な視点だと思います。

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2017年5月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。