居抜き内閣とならないようにするのが、菅さんの大事な初仕事

2020年09月14日 06:00

昨年9月の安倍改造組閣(官邸サイト)

万事周到な菅さんのことだから、安全運転に徹するだろうと思うが、くれぐれも安倍さんの居抜き内閣だ、などと言われないような工夫はされた方がいい。

国対委員長の森山さんがいいんじゃないか、という声が上がっているようだが、現時点での調整役・フィクサーとしては最高だろうが、菅さん以上に年齢が行っており、どう見ても新鮮味が欠けるのが難だろう。

後期高齢者だから止めた方がいい、というわけではないが、二階さんや麻生さん、菅さんと70歳以上の方々がずらりと顔を並べてしまうと、いくら河野太郎氏や小泉進次郎氏を要職に登用しても若い方々のパワーを活用しているようには見えない。

リスクは大きいが、官房長官には河野太郎氏のような菅さんとはまったく異質の、いわゆる型破りの人を登用するのが一番いいはずだが、しかし、最善の策は失敗すると影響が大き過ぎるので、やはり次善、三善くらいの策がいいのかも知れない。

私のお勧めは現厚生労働大臣 加藤勝信氏だが、コロナ対策の重要性に鑑み、場合によっては現コロナ担当大臣の西村康稔氏という線もある。

何にしても、安倍内閣の居抜き内閣などではない、ということを存分にアピールされたらいい。

前例踏襲主義は、どうやらもはや通用しないようである。
安倍路線を踏襲するということを、当面は打ち出さざるを得ないだろうが、実際には踏襲しない方がいいことばかりではある。

菅さんが二階さんはじめ自民党の派閥の柵に雁字搦めになるかならないか。

そこが、これからの見どころである。

様々な批判が噴出するだろうが、菅さんが大化けする可能性は、相変わらずある。
そのことだけは、特記しておきたい。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年9月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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