拙速に「ハーグ条約」へ加盟して良かったのか

2013年05月23日 10:28

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国際結婚における「親権」や「養育権」について定めた国際条約「ハーグ条約」への加盟が国会で承認されました。現在89カ国が加盟し、日本は先進主要8カ国で唯一、非加盟でした。国内法などを整備し、早ければ年内にも加盟することになります。

この条約では、子どもの年齢が16歳未満の場合、一方の親がもう一方の親に無断で子を国外へ連れ出すことを原則禁止しています。「日本がアブナイ!」というブログでは、米国が北朝鮮による日本人拉致の問題を「恫喝」材料にしてハーグ条約批准を迫ったのでは、と書いている。残念ながらオバマ政権は、国家による「拉致」の解決は放置し、プライベートな国外「連れ出し」について自国民保護ばかり考えているようです。


表題の記事では、日本人女性の国際結婚が急増していること、そして、どうして「子どもの連れ去り」が犯罪になってしまうのか、について具体的な事例をもとにして紹介しています。ようするに、とりわけ米国における外国人母は「二重」の意味で疎外され、マイノリティの立場に置かれがち、というわけ。

ハーグ条約は国際条約です。各国で同じような体制を作っておかなければ、一方の国民が不利になる。16歳未満の子は自分で自分の親を選ぶことができない、ということにもなりかねません。一方の親に子を会わせない、連れ去った者勝ち、というのは問題だとしても、結婚や子育ての考え方は欧米とアジアでは今でもかなり違います。価値観や風俗習慣も違う。日本の国内体制をいまだに整備できず、議論がお粗末で国民の意識も変わらないなまま、条約にだけ拙速に加盟していいのか、と思います。
nippon.com
「ハーグ条約」締結だけで問題は解決しない


成功するビジネスの本質について
拝徳
異論あるだろうが興味深いブログです。「再定義」について書いている。GoogleとYahoo!、FacebookとMySpace、iPodとウォークマン、LINEとSkype、バズドラとぷよぷ○、進撃の巨人と古今東西の神話。すでにあるサービスやコンテンツ、製品などを「再定義」する、もしくは別の視点から眺めてみることで、ビジネスが成功するかどうかにつながります。寿司を再定義して回転させたり、修正テープを再定義してデコテープにしたり。事例として「豆腐」を出してるんだが、何にでも当てはまりそうですね。

福本伸行「新黒沢」新連載、あの死亡エンドから衝撃の再開
コミックナタリー
40代の土木作業員(独身)の物語、マンガ『最強伝説 黒沢』が復活する、という記事です。街を歩いていると、あちこちの工事現場で作業する人たちを目にします。作者の福本氏自身、マンガ家になる前は土木作業の仕事をしていたらしい。彼らの「人生」とは、と作業を眺めながらフト考えたりすることもあります。「最強」とは何か。勇気とは何か。人間の魅力とは何か。いろいろと考えさせられるマンガですな。

Why Rapid Aging Can Enable Rapid Economic Growth
The Fiscal Times
日本は少子高齢化へどんどん突き進んでるんだが、これは先進諸国にとって世界的な傾向です。中国でさえ高齢化社会を迎えようとしている。この記事では、医療技術の進歩やビッグデータの活用によって、むしろ急速な高齢化が高度経済成長をもたらすのではないか、と書いています。現在の経済停滞は確かに高齢化の結果、起きている現象の側面もあるが、この停滞を抜ければゼロサムゲームを超越した経済成長期へ入っていくのかもしれない、と分析。老人たちが元気な社会を実現するためには、新たな視点のイノベーションが必要になり、今は画期的な飛躍の前の過渡期なのかもしれません。

[A]【祝1年】ブログ初心者の当時に超参考にした1冊の本と厳選のおすすめアプリ3つ
あかめ女子のwebメモ
この「あかめ」ってのは赤メガネのことらしいんだが、この方がブログを始めるキッカケが「WordPress」だったようです。この時点でかなり「できる」女子でんな。だって、独自ドメインやサーバーを用意しないとダメだし、サーバーだってWordPress非対応のものが多いんですね。一度、導入しちゃえばかなりフレンドリーでホスピタリティあふれるアプリケーションなので、その後の運用は楽だと思います。そんな「ブログを始めて1年」の若い女子がブログを続けるための方法について書いています。

現代版ゴールドラッシュ:中国人がガーナで大儲け、3年で資産20倍に
INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
しかし、笑いが止まらんでしょうね、実際こんなことになったら。中国の広西チワン族自治区シャリンと言う地域の出身者が、アフリカのガーナで金鉱を開発、一攫千金を手にしているらしい。チワン族という、中国最大の少数民族、なる不思議な人たちが大挙してガーナに押し寄せている、というわけで、シャリンのチワン族は金採掘のプロ集団なんだそうです。ガーナの地主と交渉し、採掘権を借り受け、採掘した金の10~12%分を支払う。同じチワン族や地元ガーナ人らを雇い、給料を払っても採掘量が多ければ月に400万円ほどの利益を得られるそうです。

Thanks To Apple And Google, Wearable Technology Is On Track To Become A $50 Billion Market
BUSINESS INSIDER
Google glassが話題なんだが、ウワサになってるアップルの時計型デバイスも気になります。これは、いよいよ「ウェラブル」が単なる呼称だけじゃなく実用化されるのでは、という記事。スマホ用のOSというインフラがユーザーに広がり、電池の技術も進化、ナイキやアディダスなどの市場、健康フィットネス市場もあり、直近の2、3年でもウェラブルデバイスは5兆円規模の市場になるだろう、と書いています。うーん、これって本当にそうなるんだろうか、かなり疑問です。しかし「Thanks」って。

「若者には金が無い」ということが、世間一般的には決して「常識」ではないという現実
yuhka-unoの日記
女性を「奴隷」と規定しつつ社会や経済を発展させてきた日本について考えているブログです。「専業主婦」なんてのがそもそも「奴隷」だというのは、ここで紹介されているように「専業主婦が一般的だったのは、高度成長期のたった1世代でしかない」ということでもわかるらしい。ここで述べられている内容には、核家族化は善か悪か、という問いもある。これを読むと、高度成長期、いわゆるバブル以前の世代と今の若い世代とでは、まるで皮膚感とか現実認識が違うんだなあ、と思います。若いころに金がないの当然、少子化は女性が間抜けだから、就職難は職の選り好みをしてるから……。いろんな視点で世代間の齟齬が拡大しつつあるようです。

死んだらソーシャルネットワークのアカウントはどうなる?
ネタフル
人間は誰でもいつかは必ず死にます。死期がわかってれば、死ぬ前の準備もちゃんとできるんだが、ほとんどの場合、自分がいつ死ぬかはわかりません。自分が突然死した後なんかに気を煩っても仕方ない、という考え方もありますが、あなたのPCのハードディスク内に他人に見られて恥ずかしいファイルはまったくありませんね。それならいいんですが、ここではSNSの個人アカウントを死後、どう扱うのか、いろんな方法を紹介しています。Facebookに「追悼ページ」なんてあるんですね。もちろんこれは遺族や友人などが手続きします。また、誤報や嫌がらせで追悼アカウントにされてしまった場合も救済措置ができるようです。

研究結果:パソコン無料配布で教育の貧富格差は埋められない
Tech Crunch 日本版
米国カリフォルニアで、パソコンを持ってるかどうかで低所得児童の学業成績に短期的に大きな影響を与えるかどうか、について大規模な調査が行われたそうです。どうしてかと言えば、研究者たちは「パソコンを持ってると情報強者にもなるが、それと同時にゲームやSNSなどに時間を取られ、それらが相殺されるから」と考えています。ようするに、低所得者は情報弱者でゲームもSNSもできない、というわけ。じゃ「長期的」にはどうか、と言えば、まだそんな追跡調査はされていないようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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