米国の大学ランキングをみる

アゴラ編集部

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米国におけるネットメディアの読者アンケートによるランキングです。対象は1000人以上の読者で、91%が大学以上の学歴、70%が何らかの組織で意志決定に関与できる立場の職業らしい。つまり、米国内の大学卒業者が採点したランキングというわけです。このアンケートによれば、4年連続でマサチューセッツ工科大学(MIT)がトップ。上位には世界的にも有名な大学名がズラズラと並ぶ。珍しいのは12位と13位に入っている陸軍と海軍の大学です。また、23位のウィリアムズ大学は、マサチューセッツにある1793年創立の私立大学。別のランキングではトップを取ってもいる超難関校。26位のノートルダム大学は、インディアナ州にある名門私立大学。スポーツも盛んらしいんだが、コンドリーザ・ライス元国務長官が修士号を得たところでもあります。


一方、こっちは同じサイトの「Best College Campuses In The US」というランキングです。1位は、ポモナ大学を中核としたクレアモント・カレッジズ大学群でカリフォルニア州にある。ロサンゼルスの東の端の素晴らしい環境が自慢らしいんだが、ピーター・ドラッカーのドラッカースクールも含まれています。しかし、学費はメチャクチャ高そうだな。2位はメーン州にあるボードン大学。ここは小説『緋文字』を書いたナサニエル・ホーソーンが出ている。ランキングレビューによると、学食が美味い大学だそうです。

※写真はボードン大学のチャペル(via Wikipedia commons

Business Insider
The 50 Best Colleges In The US


19年ぶり台風30号発生 ~19年ぶりではあるけどさ…~
素浪人♪の日々不穏
今年も台風で大きな被害が出ました。毎年のこととはいえ、被害を受けた地域にはお見舞い申し上げます。日本は台風の通り道なんだが、古来から米作りなどでも我々はこの温帯モンスーン気候の恩恵にもあずかってきました。このブログでは今年は特に「台風の当たり年」でもなんでもなかった、と書いている。しかし、グラフを眺めていると2010年は1951年以降最小で、今年の半分以下しか台風が発生してません。2008年は一つの上陸もなかった。海水温や地軸、太陽風などの関係か、年によってかなり違いがあるのは確か。このへんもサンプルが少なくて、まだまだ未解明の分野のようです。

イオン崇拝にみる地方社会の「バブル化」と「機械化」
グダちゃん日報
なかなか興味深いブログです。都市と地方で商品消費やカルチャー、トレンドなどにタイムラグがあるのは当然なんだが、地方の場合そうした消費行動の核になっているのがイオンなどのショッピングモール、という話。こうした傾向は日本中にあり、むしろ地方の場合、それ以外に選択肢がない状況になっています。地元の商店など後継者がいるはずもなく、頑張って商売を続けている八百屋や肉屋も時間の経過とともになくなり地域の「イオン化」が進んでいく。ユニクロあたりで買ったジャージーまがいのファッションを身にまとい、コピー品のクロックスを履いた「ドキュン」ばかりが棲息する場所です。

博士の愛した寿司 「“細胞”海苔巻き」
夜食日記
これはおもしろい。なかなか最初は上手に作れないかもしれません。動物細胞と植物細胞の違いがよくわかる。みんなが自分の海苔巻きを見比べられる。葉緑素や液胞なんかが入っているのが植物細胞。どちらにもミトコンドリアがありますね。核のトビコ以外は入手しやすい食材です。トビコじゃなくてもタラコでもいいのかな。ほかのレシピも見てみたいですね。

15分でわかるイスラム教
Market Hack
なるほど、モハメッドって成功した商売人だったんですね。平和じゃないと経済も隆盛しない、ということもよくわかっていたようです。自分が啓示を受けた宗教を広めようとして弾圧されるわけなんだが、それを跳ね返し、逆に弾圧した側を許す。拠点を急撃されたときに巻き替えしたのは、それだけ彼の考えが広く受け入れられていたからなんでしょうか。最後のほうに書いてあるとおり、イスラム教を「堕落」させてテロへ奔らせらせたのは、ほかならぬ米国だった、というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦