「ナッツリターン」は韓国社会の構造的問題

2014年12月25日 08:48

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大韓航空の「ナッツリターン騒動」がなかなか収束しないようです。どうも「火病」な体質の国民性もあり、もともと経済格差がヒドい国だったこともあり、財閥系の傲慢ぶりに世論の攻撃が集中しているらしい。韓流ドラマなどを見ても大金持ちと貧乏人の恋愛というステレオタイプの設定が多く、金儲け至上主義への批判やセウォル号の事件も影響しているようです。


ただ、会社の副社長で、しかも社員に対して高圧的に振る舞う「札付き」要注意人物に対し、袋に入れたままのナッツを出したのは、やったほうも迂闊だったかもしれません。この手の人物は、いつも同じような問題を起こして周囲に迷惑をかけていると想像しますが、今回は海外で公共交通機関を意のままにしてそれが大々的に報道されてしまった、という点が彼女のミスだった。こうした形で表沙汰になったのは僥倖でしょう。

いずれにせよ、大韓航空の事例は、財閥系世襲家族の振るまいの氷山の一角でしょう。傲岸不遜暴虐無人が表沙汰にならず、闇から闇に葬り去られる似たような事例が、おそらくあの国には数え切れないくらいあるはずです。とはいえ、検察まで乗り出し、国家総出で吊し上げる体質にも疑問がある。不人気の朴槿恵政権への批判をスリ換えようとする司法の浅慮浅謀、とみるのは考え過ぎでしょうか。

the guardian
South Korean prosecutors set to arrest ‘nut rage’ official


DARPA Opens Its Toolbox to Santa
DARPA
米国のDARPA(国防高等研究計画局、Defense Advanced Research Projects Agency)は、軍用技術の開発機関でペンタゴンに所属しています。軍用ロボットやドローンなどの開発をしていますが、クリスマスに軍人や退役軍人たちの士気を高める「HO HO HO」プロジェクトの研究を進めているらしい。この中にはサンタクロースの「業務」を円滑にするための技術などが含まれ、オモチャのロボットやヤモリのように煙突に登り降りすることができる技術、サンタのソリのプログラムなどがあるようです。米軍もジョーク好きというわけですが、これらの技術もマジメに軍用に転換できるように考えられているんでしょう。

80年代カルチャー誌『宝島』が『宝島AGES』として復刊、巻頭はRCサクセション
OTOTOY
中高年にとって今はなき懐かしい雑誌はいろいろあります。マンガ雑誌の『ガロ』や『COM』、こないだ一冊だけ復刊された『FMレコパル』、『平凡パンチ』や『噂の真相』なんてのもありました。投稿系だと『ビックリハウス』でしょうか。『宝島』もそう。懐かしいです。
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1,000 soldiers from the 82nd Airborne headed to Iraq
STARS AND STRIPES
地上部隊を展開すると泥沼から足を抜けなくなる、というのは歴史的教訓です。いわゆるイスラム国が暴虐の限りをつくしているイラクとシリアの国境周辺も、米軍は空爆に限定して攻撃してきました。しかし、12月22日に米国ペンタゴンは、陸軍第82空挺師団の兵士を1000人規模で来年2015年1月からイラクへ展開する、と発表。これは11月にオバマ米大統領が「イラクへ1500人を追加派遣する」としたものの一部。この記事によれば、今回の部隊は地元兵士や警官の訓練や支援のためではなく、より前線に近い地域へ配備されるらしい。米軍の地上部隊が本格的に投入されるようになれば、イスラム国問題はより複雑になりそうです。

エアバス、カタール航空にA350 XWB初号機納入 1月からフランクフルト線
Aviation Wire
依然として不安定なボーイング社B787のライバル、エアバス社のA350XWBが、ローンチカスタマーであるカタール航空に納品されたようです。同機は、先日11月19日にお披露目で羽田空港へやって来ました。日本では、日本航空が中長距離用のB777の後継機として50機以上を導入する予定。省エネ飛行のため、主翼の先端が極端に上へハネ上がっているのが特徴の航空機です。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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