自虐ポスターで炎上の民主党、苦境と立ち位置を分析 --- 選挙ドットコム

2016年01月30日 06:00

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民主党、臨戦態勢突入へ


1月13日民主党馬淵澄夫衆議院議員がブログの中で「予算成立後の解散、そして4月総選挙!」という情報が複数ソースから伝えられていることを明らかにした。それと息を合わせるかのように、同日同党枝野幸男幹事長が解散が「4月から12月までの間にいつあってもおかしくない」と記者会見で発言した。
http://mabuti-sumio.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/4-f749.html

http://www.sankei.com/politics/news/160113/plt1601130046-n1.html

解散権は内閣にあるとされるが、民主党の中心メンバーのこうした発言を考えれば、永田町は解散総選挙に向けてヒートアップしていくと言っていいだろう。

民主党の苦境


しかし、現在民主党は厳しい状態にある。日経新聞社の世論調査によれば、今夏の参議院選挙の投票先は、自民党が36%、民主党が9%だという。つまり、民主党は自民党に代わる投票先とは認められていない。このまま選挙に突入すれば自民党が圧勝するだろう。

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160125&ng=DGKKASFS24H1Z_U6A120C1PE8000

そうした危機感が先の民主党幹部の発言に現れているのかもしれない。

民主党と維新の党が合流か?


その危機感からか、大きく2つの戦略が野党間で検討されている。一つは民主党と維新の党とによる新党結成だ。5日には「統一会派政策調整会議」を開き、政策の一本化作業をスタートさせた。しかし、安保法案や国家公務員の給料引き下げへの賛否など、まだまだ一本化できていないところが多い。新党結成に乗り気なのが民主党では細野豪志政調会長など一部議員に限られるという問題もある。

http://mainichi.jp/articles/20160106/ddm/005/010/044000c

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96374960R20C16A1I10000/

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それとも民主党から共産党まで野党共闘?
もう一つが「反安保法案」を軸とした野党共闘路線だ。昨年共産党が「国民連合政府」を提唱し、SEALDsなどから成る「市民連合」も同調した。民主党からは蓮舫参議院議員が積極的に関わっている。
http://www.asahi.com/articles/ASJ155HKDJ15UTIL01R.html

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-08/2015110802_02_0.html

2014年衆議院選挙で普天間基地県外移設を軸とした共闘が成功したことや、同年沖縄県知事選挙で翁長雄志氏が現職を破って当選したことが彼らの勢いにつながっている。しかし、今年になって1月24日普天間基地のある宜野湾市長選挙では県外移設を訴える野党統一候補が破れた。「ブームは長続きしないのでは?」との声も聞こえる。

http://digital.asahi.com/articles/ASJ1S7KG0J1STIPE03M.html?_requesturl=articles%2FASJ1S7KG0J1STIPE03M.html&rm=862

また、細野氏など党内保守派を中心に野党共闘に反発する声も大きい。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96374960R20C16A1I10000/

岡田代表はどうする?民主党の選択


いずれにせよ民主党がどのような立場を取るかが重要な鍵となる。しかし、ここまで見たように民主党の中心メンバーの間ですら立場は大きく異なる。このまま行けば民主党は惨敗するだろう。とはいえ、新党結成か野党共闘に突き進めば党内は二分する。岡田克也代表は解散総選挙に向けて難しい判断を迫られている。

先の日経新聞の調査によれば、「投票先未定」は40%に登る。彼らの信頼を得られれば逆転はまだまだ夢ではない。

選挙ドットコム編集部

写真(最上部)著作者:Lamurias por gole

選挙ドットコム


編集部より:この記事は、選挙ドットコム 2016年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は選挙ドットコムをご覧ください。


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