立石名物 宮田ジムの広告が色々すごい ここでも人生100年時代かよ

2017年07月22日 11:30

12年間墨田区に住んでいる。2005年に今の物件に引っ越したのだが、ちょうどその頃、近所でヒューザーの姉歯物件の問題があったり、スカイツリーができることが決まったり。特に押上や曳舟の再開発が始まってから、雰囲気が変わったかな。都心に引っ越そうかなと思う瞬間もあるが、娘が小学校にあがるまではこのあたりに住もうと思っている。

下町名物的なものがある。有名な大衆酒場から、小洒落た名店から、歴史的名所から。まあ、色々あるわけだが。その一つが、立石の宮田ジムの広告だ。墨田区内だと京成曳舟駅、お隣の葛飾区だと青砥駅などで広告を見ることができる。

この広告、言ってみれば、意味不明だ。よくあるセオリーで、ターゲットとなるカスタマーを明確化し、響くメッセージを適切な手段で届けるみたいな話があるのだが。はっきり言って、盛り込みすぎだ。

たとえば、女性のためのスマートスリムボクシングなるものを提案している。8時以降は女性がいっぱい、とも。しかし、女性をターゲットにしたものなの、か。女性もいっぱいだから、男も来い的に読めてしまう。このダイエット成功実績というのも期間がよくわからない。

以前は、いじめ、ひきこもりもボクシングで突破、不況に強い男になる的なメッセージだったのだが・・・。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン
東洋経済新報社
2016-10-21


人生100年時代という話が登場してきた。ジム関係者は『LIFE SHIFT』を読んでいるのか・・・。ひたすら脱力してしまった。

要するに、ボクシングをやってみなはれ、という、そういうことか。もっともこういうゴチャゴチャ感もまた、バリューがあると感じる人もいるんだろうなあ。

さて、5年後、10年後のこの広告は何を伝えようとするのだろう。激しく傍観しよう。

 


最新作、よろしくね。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年7月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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