金曜日の仕事、誰かに回す前に考えよう!

2017年11月02日 06:00

「TGIF」という言葉を聞いたことのある人も多いと思います。「Thanks God it’s Friday」の略語です。
このように、金曜日は一週間の労働から解放される、とてもとても嬉しい日なのです。

とりわけ、金曜日の午後になると「休みはどこに行こうか?」「明日、友人と会うのが楽しみ」という気分になって、仕事モードが上の空になる人も少なくありません。

そんな時、とりわけ夕方近くになって新しい仕事が回されて、とっても嫌な思いをしたことがありませんか?
「今週の仕事も片付いたし、やれやれ」と思っていたところに回ってきた新たな仕事…思わず回した相手を恨みたくなりますよね。

ところが、回した相手は相手で、「今週中に回し終えた。土日はゆっくり休める」という充実感でいっぱいなのです。
回された相手のことなど気にもかけていません。

執筆活動をしていると、必ずと言っていいほど金曜日の夕方にメール添付で送ってくる編集者がいました。
執筆活動は土日もやっているのでさほど関係はないのですが、世間が週末モードになっている時に新しい仕事を回されると、いささかガッカリしたものです。

以前、仕事関係で対立していた同業者がいました。
自分が正しいと頑なに信じ込んで取り付く島もない相手で往生しました(何度か円満な話し合いを持ちかけたのですが…)。

当時、相手が、必ずと行っていいほど金曜日の夜に攻撃的メールを送りつけてきたのには閉口しました。
土日は時間的余裕ができます。人間というものは、忙しく動き回っている時はあれこれ考える余裕はありませんが、空き時間があると「怒り」「悩み」「後悔」というような負の感情が沸き起こることがあります。

土日の余裕のある時間を毎度毎度不快な気分で潰された経験は、今でも忘れられません。
おそらく彼としては、休み前にメールを送って気分良く土日を過ごしたかったのでしょう。

このように、金曜日の午後、とりわけ夕方に、誰かに仕事を回したり、苦情を言ったりするのはとても危険です。
ましてや、連休前に回すなどはもっての外です。

私自身何度か連休前に回された経験がありますが、「もし旅行にでも出発した後だったらどうするのだろう」と相手の危機管理能力を疑いました。

もっとも、相手に敢えて嫌な思いをさせるのであれば、金曜日の夕刻は最適の時間です。
転職を決意した某氏が、敢えて退職届を金曜日の夕刻に上司に提出して「悩ましい休日」を過ごさせたと言っていました。

ここまでくると、相当な策士でありますが…(^^;)

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荘司 雅彦
幻冬舎
2016-05-28

編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2017年11月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。

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