希望の党や民進党がどういう選択をしても、大方の国民は困らない

まあ、無理なことはお止めになった方がいい。

参議院で民進党と統一会派を結成しなくても離党を迫られることがないのであれば、今のままでも一向に差し支えないはずだ。いずれは希望の党と民進党は合体するのだろうから、その時に離党して無所属になるか、自民党が受け入れてくれるようであれば自民党に移籍すればいい。

小池さんも若狭さんもいないのだから、希望の党の参議院議員の方々が希望の党に残留しなければならない義理も道理もないと言えばない。

お好きなように、というところか。

次の参議院選挙にお出になるつもりならご自分の政治信条にあった政党に所属されるのがいいが、ご自分の政治信条に合わないところにいつまでも便々としておられるのはあまり格好のいいものではない。

小池さんのリセット発言で皆さんも居場所を失ってしまったようなものだ。

気の毒だなあ、と思うが、永田町にはそういうことがしばしばあるから、これもご自分の運命だと思ってジタバタされないことである。

皆さんがどういう選択をされても、大方の国民は困らない。

民進党の参議院議員と統一会派を組むことにさしたる違和感がない方は、勿論、統一会派結成に向けて動かれてもいい。

まあ、その程度の問題である。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年1月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。