【特報】音喜多氏の会派分裂へ:文春報道巡る内紛か(追記あり)

2018年10月29日 08:50

東京都議会の音喜多駿都議(北区選出)が29日午前にも、昨年10月に都民ファーストの会を離党してから行動を共にしてきた上田令子都議(江戸川区選出)に対し、会派解消を申し入れることがわかった。

2人は離党後、ともに国政政党には所属せず、都議会で会派「かがやけTokyo」を組んでいたものの、上田氏はもともと独自に地域政党「自由を守る会」を率いて活動してきた。一方、音喜多氏は今月12日に地域政党「あたらしい党」を旗揚げしたばかり。

関係者によると、音喜多氏が「あたらしい党」を準備する過程で、両者の溝が深まったという。

昨年10月、離党記者会見に臨む音喜多氏と上田氏(TBSより)

また25日に発売された週刊文春が、音喜多氏と妻の江東区議、三次由梨香氏の夫婦関係のスキャンダルを報じたことも決裂に至った原因だという。文春のオンライン版では、三次氏と「知人」がLINEでやりとりした画面を掲載。この「知人」が上田氏の関係者だったことなどから、音喜多氏サイドの不信感がピークに達した。音喜多夫婦はこの関係者を名誉毀損やプライバシー侵害で提訴する方向で顧問弁護士と協議している模様だ。

三次氏は上田氏の地域政党に所属していたが、9月下旬に離党。音喜多氏に合流するとみられていた。妻の離党も内紛の引き金になった可能性がある。

都議会では、都民ファーストの会で複数の新人都議が離党を検討していることが本サイトの報道で判明。自民、立憲民主などの他党が引き抜きも視野に水面下で動いていることも明らかになっている。音喜多、上田両氏が決裂となれば、都ファの内紛や他党の動向に微妙な影響を与える可能性もある。来年の統一地方選に向け、都政に政局の兆しが見え始めた中、都議会で新たな火種になりつつある。

(追記:10:50)上田氏は29日朝、取材に応じ、音喜多氏が主張する関係者のLINE流出の経緯について「まったくあずかり知らぬことで驚いております」との見解を示した。会派解消を申し入れられたことについては「寝耳に水なので議会活動に専念できるよう対応したい」とコメントした。

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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