通行証の問題点や安全性の担保について解説してきました!

尾藤 克之

メディア出演は突然決まることが多い。しかし本日は急だった。まず新刊の版元・明日香出版社に連絡があり、筆者はそれに対してコールバックした。昨今、話題になっている国会通行証の貸与問題についてコメントが欲しいというもの。14時に明日香出版社に連絡があり、15時コールバックし、確定したのが16時というスピード確定だった。

さて、内容についても触れてみたい。冒頭、片山さつき地方創生担当大臣以外に、大西健介衆院議員も国会内を自由に行き来できる通行証を他人に貸与していた。ポイントは2つあると考えられる。(1)このような事案が多いのかという点。(2)国会内の安全性が担保できるのかという点。この2つである。

今回ゲストとして、中島正純さん(前衆議院議員、前環境政務官、警察OB)と筆者が呼ばれた。中島さんは国会内の安全性についてどのように考えているかについて言及。筆者は、実際には、議員が知らない間に、公設秘書の権限で通行証が発行される可能性があることや、他の事務所に通行証を借りることが有りうるという視点で解説させていただいた。

さらに、通行証を貸した経緯について元警察OBとして、中島さんが解説。また、通行証の役割について説明がされ、最後に、国会内の安全性について話が及んだ。一般人の不法侵入が5年くらい前にあったこと、三権分立の観点から、国会内には警察が突入できない、そのため、衛視が武装する必要性もあるという議論もあった。

東京オリンピックを前に、衛視の権限強化や、国会の安全性強化は急務である。その辺りの準備が気になるところでもある。さて、今回、貴重な機会をいただいた、テレビ朝日報道局の皆さま、番組関係者の皆さまに御礼を申し上げたい。、せんえつではあるが、願わくば、次回からはもう少し早めにご連絡いただければ幸いである。

本日の学びは2つあった。
・ウーマン村本さんのMCが想像以上に上手かった点。要点を心得ている。
・筆者の右隣が、乙武洋匡さんでした。アゴラではいつもお世話になります。
詳しくは、「AbemaPrime(2018年11月12日放送)」の公式チャンネルをご覧のほど。

PS

拙著『即効!成果が上がる文章の技術』(明日香出版社)は出版後2週間で3刷となり堅調です。ご支援いただいた皆さまに心から御礼を申し上げます。

尾藤克之
コラムニスト