SNS休止宣言をしたZOZO前澤友作さんへのエール

常見 陽平

ZOZOの前澤友作社長がSNS休止宣言をした、らしい。ここ数日、バタバタしており。昨日の夜にやっと気づいた。

ZOZO前澤氏ツイッター休止「本業に集中します」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース 

実は、このニュースに気づく前に…。たまたま藤田孝典同志のツイート(前澤氏へのメンション)を見て、あれ、メンションしたツイートが表示されないと思ったら…。

前澤氏にブロックされていた。

あくまで推測ではあるが…。決算発表のあとのこのメンションが逆鱗(ぎゃくりんじゃないぞ、げきりんって読むんだぞ)にふれたのだろうか。

こんなツイートをしたら、たくさんのいいね、RTがあった。一部、信者に絡まれたりもしたが。あと「お前こそ小さい」というコメントを多数頂いたが。

安心してほしい。私は小さい。それは自明である。その小ささを大きくさらけ出しているのが私である。

しかし、この、ちょっとコメントしただけで(しかも、誹謗中傷ではなく、結構、建設的だと思うのだけど)、ブロックしてしまう前澤氏の小ささに、何か自分と同じものを感じて、妙に共感してしまった。なんだろう、このブロックされたのにわかりあえた感じは。

思えば、私も昔、月に行きたかった。芸能人と付き合うことを夢みていた。そういえば、剛力彩芽という名前を聞くたびに、ロシアのメタルバンド、ゴーリキー・パークを思い出してしまう。ここも前澤氏に感謝したいポイントだ。

彼は本業に専念するという。良いことだ。ぜひ、ZOZOの再建を、いや創造的破壊をしてほしい。

非正規雇用者の待遇改善について、藤田孝典同志や、今野晴貴同志が指摘しているが…。ぜひ、ここで新しい日本企業のあるべき姿を打ち出して欲しい。これぞ、あらゆる人に優しくてフェアな職場だ、と。かっこいい職場だ、と。

申し訳ないが、前澤氏もZOZOもかっこいいとは思わない。今までは。誰もがいきいきと、適切な待遇で働くかっこいい会社をつくって欲しい。

私はかっこいいが。

申し訳ないが、ZOZOを使う気にはなれない。一生使わないだろう。たとえ、彼とわかりあってもだ。彼や幹部社員の振る舞いにうんざりしている人がいることは明々白々だ。札幌の先輩、フラットバッカーのこの曲を爆音で鳴らしたい。いい加減にしなさいよ、と。

ただ、かっこいい職場をつくった瞬間、わかりあえるような気がする。

前澤氏の小ささを認識し、一方でそれこそが彼の強みだと思った次第だ。いつか会おう。そのときはお互い、今より大きくなって、だ。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年2月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。