選挙してみてわかった、街宣カーの有効性。街宣カーの中の人より

原田ケンスケです。
人生で始めて、「選挙」を行う側をしっかりとやっているこの1週間。
私は、岡山県の党支部の副代表として、立憲民主党の仲間を応援しています。

その応援の方法は、県連車(党の県の車)に乗って色んな地域を回ること。
やり方は2つ。

①車を走らせながら、党の考えを訴える。(流し街宣)

②人がいるところで車を止めて数分の演説を行う(スポット演説)

の2本立て。

1週間やってみての率直な感想は、「効果がある」!!

流し街宣で、党の政策や名前を聞いてもらうことは、党のことを意識してもらうきっかけとなる。そこから、WEBやフライヤーや選挙公報を調べてもらおうと思ってもらえれば嬉しい。そして、支援者の方や、選挙以外ときに接点のあった方に思い出してもらうきっかけになる。

そして、特に人がいるところでのスポット演説。スーパーの前や、交差点や、農作業中の方を見つけたら車を止めて5分程度の演説を行う。

これは私達の考えを知ってもらう上ですごく大事。

みなさん、5分間政治家や候補者の話を聞く機会ってどれぐらいありますか?やっぱりしっかりとした政策や理念を持っている考えの候補者はしっかりと話すんですよ。そして、話を聞いた方は「ふむ、政治家もなかなかだな」とあわよくば思ってもらえる。そして、「よし、一票入れてみよう」とさらにあわよくば思ってもらえる。

場合によったら話をしている私のところまで寄ってきて質問や意見をくださる方もいる。

でも、みんなは街宣カーをどう思っているのか

では世の中の人はこの街宣カーについてどう思っているのか個人的な簡単なアンケートをとってた。
僕の インスタそして Twitter のアンケート機能で聞いた調査なのでかなりバイアスがかかってるかもしれませんがその結果は以下。

インスタでは必要派が多くなりツイッターでは不要派が多くなった

「うるさい」「名前だけ言うな」「選挙の時だけ来るな」そんな想いの方が不要派なんだと思います。
やってる私としても日常生活の中に飛び込んで大きな声で申し訳ないなとの思いも正直あります。

そんな皆さんの感覚にも配慮しながら、選挙を引き続きやっていきます。

みなさんに、有用だなと思われるために

「半分ぐらいの人が選挙カーいらないよ」と思っているなか、選挙を行う側として改めて二つのことを考えさせられます。

1:選挙以外のときにコミュニケーション

選挙の時以外でもしっかりとみなさんとコミュニケーションを取らなきゃいけないということ。急に選挙の時だけ日常生活に取り込んで大きな声を出されると、「うるさい」ということになるでしょう。

2:スポット演説でしっかりと政策を話すこと。
名前を知ってもらうのではなく政策を知ってもらうためにはスポット演説をしなければならない。実は法律の縛りがあって、選挙カー運転中は政策を話せないんです。候補者の名前をしゃべることが、許されている。なのでいわゆる「名前の連呼」になってしまう。だからこそスポットでしっかりと政策を話すことが大事。

そして、 国会議員を目指す者として、さらにはこれまで市民の政治参加を進める活動してきたものとして、選挙に関する法律(公職選挙法)をしっかりと見直す必要があるなとも感じています。

どのような選挙の法律にすれば、候補者と皆さんとの双方向のコミュニケーションが行えるのか。皆さんの声が候補者に届き、しっかりとした候補者の政策が皆さんに伝わるのか。改めて皆さんの声も聞きながら議論していきたいと思います。

統一地方選挙前半残り2日。選挙のある地域では引き続き選挙カーの音が皆様の地域にも届きます。賛否両論ある選挙カーですが、数年に一度の 機会だということで、耳を傾けてみてください。

いろんな方の声を聞きながら進んでいきます。
引き続き頑張ります!
#新しい時代に新しい政治を
#ハラケン選挙
#立憲民主党

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立憲民主党で、選挙がある岡山県の仲間は以下の方々です。
岡山市北区 県議候補 #高原俊彦 市議候補 #森山幸治
岡山市南区 県議候補 #鈴木かずふみ 市議候補 #羽場頼三郎
倉敷市  県議候補 #鳥井良輔
津山市 市議候補 #秋久憲司

私が行ってきた選挙アップデートのこれまでの試み
OneVoiceCampaign
→インターネット選挙運動を解禁するキャンペーンやりました。

ASK企画
→各政党へTwitterで質問を行う、双方向性の企画。

マニフェストスイッチ
→共通の項目で候補者の見比べを行う

その他の参考
・地方議員選でビラ解禁 改正公選法が成立 (日経新聞)
・選挙カーからの“あいさつ”に意外な効果 地方選挙では投票数が2倍に?(AERA.dot)
・なぜ選挙カーは候補者の名前を連呼するのか?『残念な政治家を選ばない技術』著者、松田馨氏インタビュー(シノドス)


編集部より:この記事は、立憲民主党参議院岡山県選挙区第1総支部長、原田謙介氏(NPO法人YouthCreate前代表)のブログ 2019年4月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は原田氏のブログ『新しい時代に新しい政治を』をご覧ください。