日本のビジュアル演出力で大成功したトランプ訪日

2019年05月30日 06:00

トランプの訪日は日本外交にとって空前の大成功だったと思う。会談の中身も成功だったが、国賓訪問は実質的な話し合いが目的ではない。両国の友情の確認を両国民や世界にどうアピールするかだ。

そういう意味で、今回の訪問では日本側の演出力の向上がいろんな意味で光ったと思う。テレビの映りを非常によく考え、これなら中国の強いインパクトにも負けない。

ゴルフはそれほど凝った演出は必要ないが、長時間、青木功プロ以外を入れず、駐日大使すら排除して2人だけで時間を長時間、楽しそうにすごしたというだけで世界に素晴らしいアピールだ。

官邸サイト:編集部

相撲の枡席は、アメリカのテレビにトランプが土俵のそばで観戦しているという画像を送れただけで大成功。従来の貴賓席では無理だ。相撲の内容がいまひとつだったのは気になったが、白鵬もいないから仕方ない。

NHKニュースより:編集部

六本木の居酒屋の角席というのがビジュアルでとても良かった。

皇居訪問では、ホテルから向かう道の映像が素晴らしく良かった。これなら、紫禁城と比べても印象が良い。

皇后陛下とメラニア夫人が目立ったが、皇后陛下のなかなか値段も高そうな衣装は、メラニアと見劣りせずに良かった。陛下の方は、少し服装が地味すぎないか。身長の違いを克服するためには、普通の背広ではもの足りない。

米国大使館ツイッターより:編集部

横須賀での相互の艦艇への訪問や米軍兵士や自衛隊員を前にしての演説は、日本国民の教育のためにも、世界に日米同盟の安定を見せつけるためにも実に良かった。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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