韓国の野党議員「日本の韓国バッシングは深刻」発言の今さら感

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聯合ニュースが29日、来日中の韓国の最大野党、自由韓国党の尹相現氏が東京で韓国人記者団と懇談した際に、「日本側の『韓国バッシング』を痛感したと語った」と報じたことが、日本のネット民をシラケさせた。

尹氏ら5人の野党議員は日本との関係改善を模索するため、28日から日本を訪れていた。この日は、参院外交防衛委員長を務める渡辺美樹参議院議員と会談したが、事前に日本側の出席者が3〜4人と聞かされていたのに現れたのが渡辺氏一人だったことが衝撃だったようだ。同席した韓国の別の議員も、記者団に「日本でこれほどの冷遇は初めて」と述べたという。

日本のネットでは、

自分の胸に手を当てて、よ〜く考えなさい。

当然の事でしょ?

といった反発もさることながら、

ことここに至って日本で歓待されると思っていたのか…(笑)

一方的にちゃぶ台返しとか嫌がらせ連発しといて報復されるといきなり泣き言かw

など、もはや失笑を買っていた。

また、面談したのがこの夏で政界引退を表明している渡辺氏一人だったことについても言及が相次ぎ、

渡辺美樹議員はもうすぐ引退するしな。実質「死に体」で会っても意味ない。

ワタミさん。。。議員辞める人間一人(笑)

などと、外交的な成果を疑問視する声も散見された。

一方、このニュースの日本語版が配信されたのは14時過ぎだったが、配信先の一つ、ヤフーニュースの国際ランキングでは、配信から数時間で3位にランクインする関心の高さを見せた。

日経電子版の昨年5月の記事によると、ヤフージャパンで、ニュースの責任役員である宮沢弦氏(メディアカンパニー長)は、4年前、当時最年少の33歳で役員に就任した際、ヤフーニュースの上位ランキングに嫌韓系の記事が多数ランクインしたことに“危機感”を抱いていたという。

その後、実際に韓国批判の記事を積極的に配信してきた媒体がヤフーニュースから締め出され、ネットメディア業界では、宮沢氏の意向が働いていたとの観測もあるが、やはり、今回のような韓国批判のニュースに対するニーズは現在も根強く、宮沢氏の「苦悩」は続きそうだ。