私は鈍感?先日、滝川さんに会ったのに気づかなかった…

2019年08月09日 16:00

一昨日のビックニュースは、何と言っても小泉進次郎衆議院議員と滝川クリステルさんの結婚でした。いわゆるビックカップルで、世の中びっくりしていたと思いますが、私もびっくりでした。

2週間前の7月24日に開催された2020東京オリンピックパラリンピック組織委員会の1年前報告会で、滝川クリステルさんと会いました。というのも私の正面にいらっしゃいました。滝川さんと私は青山学院出身で、これまでも何度か話したことがあります。今回も「お久しぶりです。元気ですかと?」と挨拶をして普通に会話していましたが、全く気づきませんでした。というのも私、こう言った類は鈍感ですから気づかないのも当然。ですが、今回の件はほとんどの方が気づいていなかったみたいですね。

例えば、2人での外食、あるいは数人での外食も、周りにいる人たちに気づかれてしまいますが、お二人は一切そうならなかったということで、もの凄く感心ですね。

会見からお二人は、昨年からお付き合いを始めていたとわかりましたが、悪いことをしてる訳でもないのにコソコソとしなければいけなかったことを想像すると堅苦しかったと思います。

お二人の会見があった夜、日本テレビ系のNEWS ZEROで嵐の櫻井翔さんと小泉さんがかつて対談をした映像が放送されていました。その対談中に小泉さんは、「仮に結婚して、仮に子供がいたとして、どうやって家族を守っていけるかを考えてしまう」と仰っていました。それを聞いて、私も同じように考えたことがあった事に思いを馳せました。私の子供たちも、私が衆議院議員や横浜市長に就任していた真っ只中で成長してきましたが、公人である自身は世の中の視線、メディアの視線に色々と晒されている時期でした。そんな中、私は構わないが家族をどうやって守っていくのか考えていました。そして、家には政治や選挙を持ち込まないようにして、家では自分自身も家族に対してもくつろげる空間であるように心掛けてきました。

昨日、小泉さんは会見で政治の世界を次のように表現していました。

「やっぱりこの政治の世界って私からすれば戦場。いつ命を落とすか分からないっていうかね。やるかやられるか。そういった部分は権力闘争の中で避けられない部分があって、常にどこかこわばって、緊張感を持って、警戒心を解かず、まるで寝る時もいつもよろいを着たまま寝ているというかね、そういった環境がずっと続いてきて、でも不思議と彼女といると、この場所はよろいを脱いでいいんだな、武器を置いていいんだな、無防備でいいんだ、そういうふうに思えたのは理屈を超えたんだと思う。」と答えていました。

小泉流でいうならば「家は鎧を脱ぐところ」と私も意識してました。確かにこういうバランスですよね。権力闘争だからやむを得ないと小泉さんは言っていました。

本当ね、夜も眠れず、著書「政治家の殺し方」でも書きましたが、毎日吐き気を一日中してるような感じでした。翌日のやらなければいけない事や発言内容が頭の中をぐるぐる駆け巡り、緊張感やドキドキ感がずっと続きます。だから、小泉さんの言っている事を聞いて、「小泉さんは本物の政治家だなぁ」と思いました。

それは、思想信条や政策などの考え方が違う人から批判されたり、「お前を嫌いだ」「意見が違う」とか言われること多々あると思います。でも、本当に国のことを考えて真剣にやっている人のセリフだとも思いました。逆に言えば、そういう心境になっていない政治家が軽率な発言や行動をしてしまうんだも私は思います。

とはいえども、政治家は完全無欠、聖人君子ではありません。やっぱり人間性や人間観を失っては駄目だと思いますから、小泉さんが言ってたように、「政治という戦場から離れることができ、自分自身がもたれかかって、寄りかかっていいような、無防備な自分に、「政治家小泉進次郎」から「人間小泉進次郎」にさせてくれる。そんな存在だったことも私にとっては大きなことだった。」という、結婚を機に、「政治家小泉進次郎」から「人間小泉進次郎」になれる、そういう良い関係であってほしいと思います。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年8月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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