腐るお金eumo

2019年12月09日 14:00

愛媛県時代にお世話になったイケウチオーガニックの池内計司さんに誘われて、

池内さんと、eumo代表取締役新井和宏さんのトークセッションに参加してきました。

投資銀行で運用業務などをされた後、イケウチオーガニックなど日本中から探し求めた「いい会社に投資」をする鎌倉投信を立ち上げた新井さん。

社会問題の本質は、

①選択肢がないこと
②選択できる環境や能力がないこと

と考える中で、自分が長く関わってきた「お金」は全てが数字で測られ、選択肢がないことに気づき、新しい「お金」をつくられます。

それがeumo(ユーモ)

eumoは、
・貯められない=腐る
・関係構築のための手段
・ネット決済できない

などの特長があります。

ホームページのとおり、使うための手続きも手間がかかりますし、使えるお店は新井さんが選んだ「いい会社」だけで、全国でも数えるほど。しかも現地に行かなければ使えません。

自ずから関係性が構築され、作る人に対する感謝が芽生えてきます。

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現時点では、東京で唯一eumoが使えるイケウチオーガニック東京ストア(表参道)で、新井さんと、食べる通信・ポケットマルシェ創業者の高橋博之さんの対談本『共感資本社会を生きる』を買ってみました。

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トークセッションの最後に、新井さんに質問してみました。
鎌倉投信はいい会社に投資をしながら、高収益を確保していた。社会的にいいことと、収益性はどのように両立するのか?」

新井さんからは、
ニッチをおさえる。当時、投資の世界では、ハイリスクハイリターンだけで、低リスク低リターンはなかった。鎌倉投信は低リスク低リターンのマーケットをつくった。

・サッカーのワールドカップではアイスランドが活躍したが、アイスランドは人口約30万人で独自の通貨がある。日本でも30万人程度が対象ならば、独自の通貨をつくることができるのではないか

・日本全体を変える必要はない。

・社会的な不幸は、選択肢がないこと。

・ふだんの生活でも、ゼロか100かではなくて、10か90かという考え方が大切。

・諦めないことが一番大切。

・諦めるか、諦めないかという選択。

eumoと『共感資本社会を生きる』
皆さんもぜひ一度試してみてください。

<井上貴至 プロフィール>


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年12月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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井上 貴至
前鹿児島県長島町副町長

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