眞子さま:最新情報と庶民生活体験のススメ

2020年04月22日 16:00

新型コロナ騒動を受けて、週刊誌の皇室報道も冴えない。なにしろ、皇族の皆さんも御所に籠もってるし、取材も出版社から特別の事情がない限りするなというお達しも出ているらしい。そこで、取材というより過去の蓄積を生かして穴埋め記事という趣だ。

雅子さま 母の苦悩 『愛子さま、旧宮家から婿を』政府の(驚)計画」(女性自身)

秋篠宮さま(54)美智子さま(85)から学んだ「皇室の過酷」!」(週刊女性)

天皇皇后両陛下マスクと、ソーシャルディスタンスと」(女性セブン)

宮内庁サイト

そんな中で少し迫力があったのは、「眞子さまが宮内庁重鎮らを異例の呼び出し「小室圭さんとの結婚をどう思うか」〈週刊朝日〉あたり。

「秋篠宮家の長女・眞子さま(28)が小室圭さん(28)との結婚に向け、今年に入り宮内庁の重鎮らを呼び出して直接、意見を聞くという異例の行動に出ていた」とかいうものだが、そう言う話は2月頃から盛んに流布されていたことであり、本当かもしれないが、どんな話で、宮内庁重鎮とは誰かが書いてないのでほとんど意味がなかった。

昨年12月の秋篠宮殿下の誕生日記者会見で2月にはなにか発表なり説明があるとの観測が流れていた。殿下としては結婚を諦めると言って欲しかったのだろうが、眞子さまは頑なだったようだ。

スカイプなどを通じて小室圭氏とのつながりは、ますます深まっているともいう。リアルに会ってないので、ネガティブな方向に流れる要素がかえってなくなっているらしい。

また、2月にお言葉を出されるという案もあったが、えらく結婚への変わらぬ意向を示したものだったので、殿下などに反対されたという話もしきりに流れている。

そこで浮上したのが、上記の宮内庁重鎮の意見を聞いたらという話だ。週刊朝日の見出しだと、眞子様が呼び出されたというニュアンスだったが、それは少し考えにくく殿下がそれをお勧めになったのではないか。

その重鎮とは、宮内庁参与である、国松孝次元警察庁長官(81)、渡辺允元侍従長(82)、羽毛田信吾元宮内庁長官(77)、竹崎博允元最高裁長官(74)あたりではないかといわれる。

國松氏(JCISサイト)羽毛田氏(国立印刷局HP)

その結果はあまりはかばかしくなかったようだが、どうみても、あまり世間をよく知っている人たちでない。しかし、どうして、宮内庁は世間に疎い人ばかり陛下や皇族のまわりに集めるのか、誠に不思議である。

また、身を挺して諫言するようなタイプの人でもない。はたして、「反対」であることをはっきりいったのだろうか。言わなかったとしたら現代の和気清麻呂はいないということだ。なんのための宮内庁かということになる。宮内庁の仕事では皇族に諫言することのほうが希望を実現することより重要なはずだ。それができるのが忠臣だが、そういう剛直な人たちとは思えない。

結局、状況を動かすことはできずに、あいかわらず、眞子さまは結婚したいと仰り、しかし、本当に小室氏と結婚した場合に起こるいろんな問題についての知恵は出ないということになってるようだ。

それでは、どうすればいいかという問題については、「眞子様が小室氏との結婚をされるための条件は?」という記事をアゴラでも3月6日に書いたことがある。

そこでは、いまのところ生活力があるとは思えない一方、浪費に流れやすい小室家の状況を前提に、眞子様に交付される予定の1億数千万円でなく、年金方式にしたらどうかというのが一つの提案だった。将来ありうる破綻に備えてスキームを考えておく必要もあると書いた。いまは、皇室には普通の資産家と違って、戻ってきた娘を迎え入れる制度も原資もないのである。そして、親戚づきあいについての工夫であった。

宮内庁サイトより

そして、今回はもうひとつ提案したいのは、眞子さまにいちど庶民生活をしていただくことだ。これには、二つ意味があって、ひとつには、眞子さまが庶民の生活の厳しさを分かっていないのでないかということで目覚めて欲しいということだ。もうひとつは、庶民と結婚した場合に困らないようになれていただくことも必要だから、小室氏と結婚するかやめるか両睨みでの提案だ。

誰か友人か宮内庁職員の女性と2人暮らしもいいし、どこかの家に下宿されるのもよかろう。そして、普通にOLとして仕事をされ、その給与の範囲で実際に生活されてみられたら良いと思うし、同僚などと友人づきあいされるといい。

そのうえで、ある程度、時間がたったのち、小室氏とも会われてもいいと思う。そのうえで、二人でやっていける自信があるといわれたら、そのときは、仕方ないかもしれないではないか。

もちろん、眞子さまに限らず、内親王は昭和天皇の皇女や黒田清子氏がそうであるように、皇族の仕事の外縁部でやっていただきたいことがあるし、その必要性は、女性宮家などつくるかどうかにかかわらず、皇族数の減少の中で高まっている。

そういう意味では、夫婦でそういう役割をできるようであって欲しいと思うが、本人がそういうことで束縛されたくないとおっしゃるなら仕方ない。

イギリスでもヘンリー王子が心配されるような女性と結婚し、その悪い予感があたって王族からの離脱になってしまったが、代わりは女王の娘であるアン王女の子供たちなどいくらでもいるようだ。

イギリスは王族がほかと明確に区別されていないので、予備軍は無限だ。日本も、平成の陛下の子孫にこだわらなかったら、男系でも女系でも少し範囲を拡げたらどうとでもなるのである。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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