自民党の「73歳定年制」は小選挙区制の弊害ではないか

2020年06月15日 06:00

編集部撮影

73歳定年制はちょっと困るな、と私も思うが、さて自民党はどうするだろうか。

いずれは若い方々に譲られた方がいいとは思うが、若い方々には専門性にも強靱な闘争力や政治力にも欠けている人が多く、いつまで経っても半人前扱いせざるを得ない人がいることは間違いない。

単なる投票マシーンの役割しか期待されていない人よりは、本当に政治的調整力やら政策実現力がある有用人材を選んだ方がいいと思うが、真面目な人は選挙が弱く、選挙上手な若い方々には負けてしまう可能性が高いので、比例区に重複立候補して何とか議席を獲得したいだろうな、と同情しないでもないが、自民党の場合は73歳を超えると比例区への重複立候補は一律に認めない方針だそうだ。

小選挙区で勝てるのであれば問題ないが、1人しか当選出来ない小選挙区制選挙ではいくらいい人でも73歳以上になってしまうと、小選挙区選挙で負けてしまえば国会から離れざるを得なくなる。

歳なんだから諦めるしかないですね、と言ってしまえばそれだけのことなのだが、それなりに活躍されてきて、自民党にも貢献してきた人をそう簡単に切り捨てるような薄情なことはなかなか出来ないだろうと思っている。

これも小選挙区制選挙の弊害の一つだろうと思っている。

自民党の次の時代を担う枢要なポジションに座っておられる方々にとっては、結構難しい選択だろうと思う。
若い世代の方々は、あっさり反対だ、などと表明されるだろうが、中堅以上の世代に方々にとってはいずれ自分に降りかかってくる問題である。

私は、いっそのこと小選挙区制選挙を中選挙区制選挙に戻されたら如何か、と思うが、さて、今の自民党の執行部の皆さんはどうされるだろうか。

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