「新卒一括採用」についての投稿を募集します

アゴラ編集部

「アゴラ」では毎週テーマを決めて投稿を募集していますが、いま「新卒一括採用」が話題になっているので、少し前倒しで、これをテーマにします。

茂木健一郎氏のいうように、新卒一括採用は不合理な雇用慣行のように見えますが、日本企業の人事システム全体からみると、そうとも言い切れません。海老原嗣生氏は、長期雇用の社員に社風や人脈などの「暗黙知」を習得させるには、「同期」の連帯感が必要だとしています。

また、これは大学教育が時代に合わなくなっていることを示しているのかもしれません。大学で職業に役立たない「一般教養」を教えるのはやめるべきだというのは、欧米でも大学進学率の高くなった国で論争になっている問題です。

そこで「アゴラ」では、この問題についての投稿を募集します。一括採用を是とするか否とするかの立場は問いませんが、漠然とした印象論は歓迎しません。具体的な事実やデータ、あるいは学問的な論理にもとづいた記事をお待ちしています。投稿はEメールで、投稿規定に従ってお送りください。