アゴラ経済塾「戦争は世界経済をどう変えるか」

アゴラ編集部

4月からのアゴラ経済塾は「インフレ時代に資産を守る」パート2として「戦争は世界経済をどう変えるか」を考えます。

ロシアのウクライナ侵略は、エネルギー枯渇や資源インフレで世界経済をゆるがしています。さらに西側諸国の経済制裁でルーブルが暴落し、ロシアの国債がデフォルトする「経済有事」の状況が出現しました。この影響で円も1ドル=117円を超えて急落し、株安・円安・インフレが加速します。

特にロシアが資源輸出国だったことから、今回の戦争はエネルギー危機を引き起こしています。それは1970年代に第4次中東戦争でOPEC(石油輸出国機構)の原油値上げによる「石油ショック」以来の大変動を世界経済にもたらすでしょう。

石油ショックで世界経済は変わりました。エネルギー価格は激増してスタグフレーションが起こり、日本も石油依存の脆弱性から脱却して石炭火力や原子力などの多様化をはかりました。

あれから50年。人々がその教訓を忘れて脱炭素化で石炭を禁止し、天然ガス依存を強めたとき、その脆弱性をねらってロシアのプーチン大統領が戦争を仕掛けました。特に天然ガスの40%をロシアからのパイプラインに依存しているEU(ヨーロッパ連合)の打撃は深刻です。

今回のアゴラ経済塾では、戦争で世界経済がどう変わるかを歴史的な視野から考え、長期の動向を展望します(短期の相場予想はしません)。授業は今回からオンラインのみとなり、すべてZoomでおこないます。全国の(あるいは海外の)みなさんが参加でき、あとから録画を見ることもできます。

講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)

テーマ(例)

  • ウクライナ戦争はいつまで続くのか?
  • プーチンはなぜこの時期に戦争を仕掛けたのか?
  • エネルギー危機はどこまで深刻化するか?
  • 資源インフレはどこまで続くのか?
  • 日本株は危ないのか?
  • 外貨建て資産をもつべきか?

など受講生のみなさんの関心に応じて決めます。

開催日:2022年4月1日から毎週金曜日(全12回)

4月1日・8日・15日・22日
5月6日・13日・20日・27日
6月3日・10日・17日・24日

時間:19:00~21:00(セミナー後にZoom飲み会つき)

定員:無制限(オンラインツールはZoomを使用します)。

受講者全員をアゴラサロンに無料でご招待します(受講期間中は無料)。

受講料

  • 3ヶ月12回分:3万3000円(消費税込み)
  • アゴラサロンの有料メンバー:2万4000円(同)

お申し込み方法専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。

主催:株式会社アゴラ研究所