9月にアゴラ主催の「ソーシャルメディアマーケティング」電子書籍化記念セミナーでも断言したことなので、ここでも再度書いておきますが、Facebookは間違いなく2年以内に、日本国内でもシェアトップのSNSになるでしょう。
同時に、既に米国では当たり前のことですが、ソーシャルメディアマーケティングとは、Twitter、Facebook(ファンページ)、YouTube、Ustream(米国ではFoursquareなどの位置情報共有型SNSが入ってきますが、日本では彼らが普及する前にFacebookのチェックイン機能が需要を押さえてしまうでしょう)などを活用したプロモーションとブランディングであるという定義が定着し始めるでしょう。
ソーシャルメディアマーケティングは、SMO(ソーシャルメディア最適化)とSRM(ソーシャルリレーションズ管理)の二つの要素を、ある程度同時に考えていかねばなりません。前者はマスメディアなどを活用して生み出したトラフィックをいかにしてソーシャルメディア上で伝搬させ、効率的に自社サイトに誘客するかの手法であるし、後者は実際の潜在顧客たちとの細かなコミュニケーションの継続によるブランド構築になります。
この用途において、mixiもFacebookのクローンサービスを次から次へと立ち上げていますが、現在のmixiユーザーのほとんどは実名での情報公開には消極的であるうえ、肝心のIT業界内のユーザー層からは飽きられてしまっており、マーケティングツールとして新たに開発していく機能を使って口コミに載せていくコアエンジン的ファンが拡散してしまっています。Facebookの追撃をかわすには相当のビッグチェンジが必要になるでしょう・・・。
こうしたことを公言していることもあり、この週末に僕も、クリエイティブユニットであるオガワカズヒロの公式ページをFacebook内に立ち上げ、とりあえずみられて恥ずかしくない程度のコンテンツを入れました。特に大きな加工をしているわけではなく、最低限のツールしか使用していませんが、今後さまざまなアプリケーション開発によって、より効果的なサイトに仕上げて参ります。
関心ある企業の方はぜひご覧いただければと思います。
http://www.facebook.com/ogawakazuhiro