ある中国人旅行者の日本の印象

小谷 まなぶ

 今、中国の都市部の人にとって、海外旅行が夢の話ではなくなった。ある中国人のブログを見ていて、『上海と日本の本当の差』というテーマで書いていたので、紹介しようと思った。


 上海人にとって、日本がどのように映っているか?
1、日本は非常に安全な国である。その理由は、中国のマンション低層階には、窓には鉄格子があり、防犯をしているが、日本ではそれが見受けられない。
2、日本の路上には、ゴミが捨てていない。我々、中国からの旅行者はどこに、ごみを捨てたら良いのか分からず、結局ホテルまで持ち帰った。
3、日本のホテルの部屋が小さい。荷物の置くところがないくらい狭い。
4、日本の空気と水が非常に綺麗である。環境が良い。
5、日本人は、交通ルールを非常に守っている。上海の地下鉄では、みんな並ばず押し合っている。
6、日本は、物価が高い国家である。スーパーの数が少ない。

 中国人とって、日本の印象は、日本は、安全で秩序があり環境が良い国家と映っているようである。日本の印象は、住空間の狭さと、物価の高さをマイナスに感じているということが伺える。
 今、円高になっている日本は、人民元がドルに連動しているので、中国人から見ても円高になっている。中国人観光客から見ても、今の円高は、多少気になっているようである。
 中国人観光客にとって日本は、買い物するところが少ないという印象がある。上海では、道路に面している建物のほとんどに、なんらからのお店が入っている。そう考えれば、日本(東京)より上海の方が、お店が多い印象がある。
 これは、ある中国人の個人が書いているブログから、抜粋して日本の印象について、紹介したのですが、日本人が一般的に誇れるという部分が、中国人にとっても、同じ印象を与えているということが伺える。
 中国人のツアーには、広い目のホテルを手配したほうが、日本の印象がアップして、好印象になるでしょうね。


■小谷学の中国ビジネス奮闘記(ブログ)