日本はTPP交渉するのかしないのか

2013年02月19日 12:05

2月22日の日米首脳会談を前に、TPPが俄然、議論の俎上にあがってきました。安倍首相が「交渉参加しようかな」と発言し、マスメディアも何やら交渉参加を即し、そっちの方向へ世論を喚起しようとしています。一方、国会議員の中のTPP反対派は「絶対に認めない」と声を張り上げ始めている。この「日比野庵 本館」というブログでは、反対派の強い自民党内からの圧力で交渉見送りになるか、個別FTAの交渉になるのか、と見立ています。単一市場へ向かう世界的な趨勢は押し戻せないにしても日本がその中でどう振る舞うのか、中長期的な戦略が必要、というわけです。安倍政権にそれだけの見識があるかどうか不安要素がかなり大きい感じがします。


表題のブログでは、政府が行うであろうTPPの交渉戦術についてアドバイス、というか苦言を呈しています。FTAは一対一で逃げ場がないので絶対に避けるべき、と書いている。また、いわゆる「聖域」についても、交渉相手に自分の弱点を教えてどうする、と嘆いています。ブログ主はこないだの選挙で落選した民主党の前議員。外務省OBとして政府の戦術に切歯扼腕してる感があります。確かにこのブログで言っている通り、貿易交渉は国の将来を決める重要事項。まだ交渉するかどうかさえ決めかねている状態でもありますが、だからと言ってあまり手の内を見せて有利になるはずもありません。
治大国若烹小鮮 ─ おがた林太郎ブログ
筋違い


Gengoにライバル出現! クラウドソーシング翻訳のConyacがビジネス向けサービスに参入
Tech Crunch 日本版
使い勝手が良く、そこそこのクォリティを発揮してくれるGengoなんだが、いろんな言語の翻訳者を確保するのは大変そうです。そのへんが参入障壁になってるでしょう。この記事ではConyacが参戦してきた、と書いています。しかしこれ、料金体系がちょっと複雑、というか割高なんじゃないかと思います。720文字ごとに1クレジット。英語だと720文字なんてすぐに到達しちゃう。1クレジットがいくらなのかわからないのも不安です。

ヒトラーが現代に復活する小説がドイツでベストセラーに
ガハろぐNEWSヽ(・ω・)/ズコー
現代ビジネスさんの記事を紹介してるブログです。ネット上の声には、ヒトラー再評価についてアレコレ言っている人もいます。ドイツでナチス賛美はタブー。日本では枢軸側が勝つ「架空戦記」もの、という小説やゲームのジャンルが確立していて隔絶の感があるんだが、ドイツも変わりつつあるんでしょうか。

30年で80%消滅した北極氷河
アメリカ経済ニュースBlog
これが果たして「温暖化」の影響なのか、大きな地球サイクルの普遍的な振る舞いなのか、まだちょっとよくわからないようです。このブログでは「水の在庫」について考えているんだが、水の総量は変わらない。また、北極海の氷が減ったせいで北極海航路が開拓され、物流も変化しつつある、と書いています。水について言えば、どこにどういう形で存在するのかが問題なわけで、氷の形で山の中にあることとそれが大気中で循環するようになるのと、影響がどう違うのか心配なところです。

技を盗むチンパンジー:効率のよい道具使用テクニックを他者から見て学ぶ~ヒト特有と考えられている累積進化文化の認知的基盤~
京都大学
ここはチンパンジーは「チンパンジン」とかのたまってる先生もいる大学です。霊長類研究者は研究対象に似てくる、というのは個人的な仮説なんだが、ゴリラ研究の第一人者である山際寿一氏など、そのまんまゴリラ的です。彼もそう言われると誇らしいんじゃないか、と思う。このリリースでは、チンパンジーが、他者の技術を単純に真似するのではなく「社会的に学習する」ことやその技術をより効率的なものへ「改良する」ということがわかった、と書いています。ヒトを基準にして、よりヒトらしいチンパンジーの特徴がまた一つ解明された、というわけです。

本当は怖いシビリアンの暴走
海国防衛ジャーナル
日中戦争や太平洋戦争で大新聞などのマスメディアが大衆を煽った、というか、読者が煽られたがった、というか、戦争へ向かうためにマスメディアが重要な役割をになったのは有名な話です。戦前の日本でも内閣、という政治の制度は軍隊よりも上位にあり、統帥権干犯問題などでもわかるように政治や政党が軍事的な外交交渉などへ容喙することもありました。このブログでは、軍人は彼我の実力をよく知るために安易な戦争には消極的であり、実は政治家や大衆、マスメディアのほうが好戦的、と分析しています。シビリアンコントロールなどと言っても、政治家や有権者が戦争を望む場合、軍人がいくら戦争を嫌がっても拒否しきれない、というわけ。果たして我々は平和を好むのか戦いを好むのか、それが問われています。

地域の飲食店が期間限定の”社食”に!六本木のベンチャー企業が実施した価値交換プロジェクトの成果
sense of medium
ある規模の企業じゃないと社員食堂など作れません。日本のほとんどの中小企業には社食などないんじゃないか。「赤弁」などと呼ばれる赤いプラケースでベチャベチャになったご飯を食べている人も多いはずです。ここで紹介されているのは、地元の企業と飲食店がそれぞれの「商品を物々交換」する、という試み。なかなかおもしろそうです。

見過ごされる長時間保育を必要とする市民の声
きょうも歩く
アベノミクスばかりが脚光を浴びている新政権なんだが、少子高齢化対策や財政再建などは、どっかへ吹き飛んでしまったようです。このブログでは、自治体固有の特徴で保育の在り方が変わってくるのはどうか、と考えています。世田谷区の住人はそんなに高額所得者が多く、子育てを終えた人間ばかりなんでしょうか。いずれにせよ、自治体どころか国家規模で高齢者が優遇され、子育て世代は放置されたまま、巨額予算で財政赤字はさらに悪化しつつある。これで消費税増税になったら、庶民はダブルトリプルパンチを受けてしまいます。たっぷり資産のある高年齢の連中ばかりが得をする世の中、というわけです。

Why Printed Books Will Never Die
Mashable
紙の本がなくならないのはナゼ、という記事です。物質として完成度が高く、所有欲を満たしてくれるから、というのが最も大きな理由らしい。あとは、記憶につながる、というのも物体としての「紙の本」の特徴です。膨大な蔵書を誇る図書館に行くと、その知識の物量に圧倒されるんだが、デジタルではそうした感覚はあまり味わえません。

体罰情報を匿名で報告できるサイト「体罰.in」がオープン 虚構新聞の嘘ニュースが現実に
ねとらぼ
一部で熱狂的な読者を誇る「虚構新聞」が恒例の「お詫び」を出しています。虚構記事を書いたら速攻で実現させてしまった奇特なヒトがいるらしい。これがその「体罰.in」です。すでに全国から続々と告発が寄せられているようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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