今の上げ相場で何を注意すべきか

2013年03月07日 09:50

米国雇用統計の発表が近づき、雇用者数や失業率などの数値がかなり好転するのでは、という予測から米国ダウが過去最高値を更新しました。それに引っ張られる形で、日経平均も1万2000円台を回復。欧州市場が反落するも中国市場が続伸するなど、世界的にかなり上げ上げムードが高まってきているようです。ただ、こうした状況に警鐘を鳴らしている人も多い。この「牛さん熊さんブログ」では、2003年に長期金利が0.43%まで下げた直後、急に2%近くまで上がった「VAR(Value at Risk)ショック」のようなことが起きるのでは、と危惧しています。この長期金利については、ちょこちょこ気にかけていたほうが無難な感じです。


一方、表題のブログによると、今のマーケットは1980年代末のバブル期を彷彿とさせるものだ、そうです。ジッと我慢しながら長期に運用してきた人は、ここにきて一気に利益を得ているらしい。短期の上げ下げに一喜一憂せずという態度が奏功する、というのも日本経済への信頼度や将来性など、投資運用について何やら考えさせられるものがあります。
株式市場は非常識:変化をつかめ!
アベノミクスは間違った政策だとしても、今は、株高 AND 円安


THE INTERNET IS A MUCH DIFFERENT PLACE IF YOU ARE RICH
BGR
世界中の先進国で「格差」が広がりつつある中、インターネットでも顧客動向を自動的に判別することで、超高級ブランドの広告を特定のリッチ層にだけ訴求する技術が発達している、と書いている記事です。こうした「選別」が公共の場であるインターネット上で、果たして合法性があるのか、という話でもあるんだが、技術のほうは法規制よりはるかに速い速度で進歩しているらしい。確かに、とても買えそうにない人たちに向けてグッチなんかが広告をうっても無駄です。99%の人たちは、そんな広告が存在することさえ知らないまま、一生を終えるかもしれない、というわけです。

■意識の高い系学生が就活うつになってから就職が決まるまでの話
はてな匿名ダイアリー
このウンザリするようになってしまった殺伐社会の中で、一服の清涼剤のようなブログ記事です。「意識の高い」とうぬぼれていた就活生が、うまくいかず心に傷を負い、それをネット上に吐露する。それを読んで心配した人が遠方の警察に相談し、おそらく自殺予防担当の警察官がその就活生へ連絡してきます。「広島警察のものだけどね。あなた○○さん?あのね、インターネットであんたの文章読んだ人がね、心配して通報してきたんだよ。自分は何もしてやれないから、お巡りさん助けてやってくれって。広島の人が通報してきたから、広島から電話してるんだけどね。あなたね。見も知らない人がこんなに心配しているんだから、あんたの周りにいる人はもっと心配しているんだよ。死んじゃだめだ」……。なんかシミジミきました。

万年黒字脱却の具体策
tnlabo’s blog
なかなか腑に落ちる内容のブログになってます。国際為替の世界は、あくまでも相対的なものなので、意図的に上げたり下げたりしたら、そりゃ大変なことになります。ニワトリと卵は悩ましいんだが、日本が収支赤字にしても他国が相対的に危機的状況のままなら、円を買う動きは永遠になくなりません。

iPhone用ビューファインダー
j-tokkyo
カメラ、というものは長い間、ファインダーを「覗く」という行為と同義語だったわけです。それが液晶画面で確認するようになり、「覗く」から「眺める」に変化した。最初からファインダーのないカメラもたくさんあります。個人的には、あの暗い洞穴を「除き込む」行為が日常と非日常を分けることにつながっている、と思ってるんだが、このThe iPhone Viewfinderは、そんなカメラの楽しみを再現してくれる製品のようです。

自分はなぜこんなことを始めたのか ~ぶたやまさんの「あなたの理由は何ですか?」に寄せて~
アグリサイエンティストが行く
他人が黙ってダマされているのを座視できない、という人がよくいます。他人のことなど放っておけばいいんだが、そうもいかない。間違った認識や誤解が広まれば、いずれ自分にも悪影響が及んでくるかもしれません。さらに、利他的な行動ととらえることもできる。似非科学やおかしな宗教も同じです。このブログでは、農業と肥料の関係に対する誤認について、自分がどうしてブログを書いているのか、自問自答しています。

Richard Feynman on the Universal Responsibility of Scientists
brain pickings
で、それに関連してこちらは、日本のネットオタクたちも「ご冗談でしょう、ファインマンさん」という文言を使うことでもよく知られているノーベル賞受賞の物理学者が科学文化の役割についてエッセイで紹介している記事です。児童への教育、科学者側の謙虚な自己検証、反権威主義と民主主義的な態度、というのが重要、と書いている。ファインマン自身についていえば、父親の教育がとても彼に影響を与えたようです。

巧妙すぎるスキミングの手口
That’s Life -Notes-
暗証番号などのカード情報を知らないうちに抜き出され、偽造カードで被害にあう、という犯罪の手口を紹介しているブログです。これは確かに恐ろしい。ちょっと不注意なら絶対に気づきません。さらに、注意書きを読むと、カードの中の海外で使うことのできる情報だけを抜き出しているらしい。TPPどころじゃない。犯罪は容易に国境を超える、というわけです。

「HYUNDAI」が急拡大路線を止めて「量」から「質」へ舵切り !
clicccar
記憶に新しい韓国HYUNDAIの「燃費詐称問題」なんだが、これは同社の戦略を紹介したちょっと前の記事です。この問題があったのにも関わらず、売上げにさしたる影響はない様子。大昔の日本製品のように「安かろう悪かろう」だったのが、急速に高品質化と技術革新を進め、同時にコスト削減にも努力してますます無視できない存在になりつつある、と書いています。日本市場からは完全に撤退している韓国車なんだが、欧米ではかなり売れているらしい。このへん、よくよく気をつけて分析する必要がありそうです。

流動性相場は健全か
日本の構造と世界の最適化
最も安全かつ効果的に運用できる投資対象を求め、世界中の「カネ」が夜も昼もなく蠢き続けています。このブログによると、それを「流動性相場」と呼ぶらしい。量的緩和、というのは、そうした「カネ」の総量を増やしてやれば、相場も高めを目指して動くんじゃないか、という期待感を煽る行為なんだが、簡単に言えば余った「カネ」で相場が不安定に動くことが健全なはずはない。ただ、不健全にせよ、そうした状況があるのは事実なんで、それをどうコントロールするのか、過激な動きにならないように気をつけよう、というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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