海水浴場は誰のものか

2013年08月02日 13:30

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夏になりました。海水浴シーズンですね。家族連れで海へ出かけたりします。しかし、最近の海の家は「クラブ化」し、タトゥーを入れた若者や面積の少ない水着を着たお姉さんたちが酔っ払ってたむろし、子どもを気軽に遊ばせておくようなところじゃなくなってたりする。人の多い海水浴場では、クラブ系やレゲエ系などの音楽イベントも行われます。

一方、神奈川県藤沢市の「片瀬西浜海水浴場」の海の家では、今年の夏、音楽放送が全面的に禁止されました。周辺住民とのトラブルも起き、夏の海の家は新たな社会問題になりつつあるようです。


表題のブログは、逗子に近い葉山在住のブログ主さんのものです。7月14日に神奈川県の湘南、逗子で殺人事件が起きたらしい。刃物で刺された際の出血がどうやって人の命を奪うのか、看護師さんらしい視点で書いています。

このブログによれば、逗子の海の家の中には、いつの間にか反社会的な勢力、ぶっちゃけヤクザが入り込んでいるらしい。確かに実際、逗子の海水浴場に行くと、人相の悪い物騒な連中が重低音を響かせながら巨大なCDラジカセを抱えて所在なくウロウロしてたりする。ここ何年か通ってますが、夏の逗子海岸におかしな連中が増えていることは確かです。このブログで書いているように、どうしてこんな連中が海の家をやることができるんでしょうか。

そもそも海岸自体は国のものです。そこを地元の団体が自治体から借り、一時的な営業許可を出してもらう。だから、海の家「利権」は、地元の漁協などが慣例的に受け継いできたところが多い。誰でも彼でも勝手に店を出すわけにはいきません。本来、漁協などに所属する漁師らが自分たちで夏の時期に海の家を運営してきたんだが、高齢化もあってか最近この「利権」をクラブ経営者などへ又貸するような事例が増え、前出のようなトラブルに繋がっている、というわけです。

こうした「海の家問題」は、風営法による「クラブ摘発問題」に通底する部分が多い。クラブの問題には店側が客をコントロールできずに犯罪の温床にさせている背景があるんだが、店側自体も反社会的な勢力とつながっていたりして行政の摘発に対して正面切って反論しにくい、という構造があります。行政が風営法をタテにして「若者のクラブ文化をつぶそうとしている」という単純な話じゃない。海の家も運営者側自体が「怪しい存在」になっているところが出てき始め、その地区の営業組合もイザコザを恐れて口出しできず、又貸ししてたらなおさら。その結果、海水浴場で飲食店の健全な経営ができなくなりつつある、というわけです。

7月14日に逗子で起きた殺人事件は、海岸に近い路上で30代とみられる男性が一人が死亡し、その近くでも20代とみられる男性が腹部などを刺されて負傷していたらしい。県警によると、この二人は暴力団員の可能性がある、とのこと。「東京新聞」は、逗子市が「海の家のクラブイベント自粛の徹底や警察によるパトロールを強化する」ことを決め、逗子海岸営業協同組合もタトゥーを入れた客の出入り禁止などの対策を自主的に行う、と報じています。

しかし、一概にタトゥーが悪いとも言えないんだが、海の家の従業員自体、派手にタトゥーが入ってたりするわけで、実効性がどれだけあるか疑問です。同じ湘南の片瀬西浜海水浴場が音楽放送の全面禁止を決めた以上、逗子を含めたほかの海水浴場もいずれこれに追随することになるでしょう。反社会的な勢力を自浄でき、営業組合で自治ができればいいんだが、夏の時期だけ店を開くところも多く、なかなか海の家が一致団結する、という方向へは向きにくい。若い人も家族連れも子どもも音楽好きも地元民も一緒に楽しめる海水浴場は、もう「幻想」になってしまうんでしょうか。

FREE NURSE  働くと、休むと。
『夏の逗子海岸殺人事件』    海で看護師

※写真は2012年夏の逗子海岸。本文と写真は関係ありません。


C大阪のアカデミー出身の柿谷、山口、扇原が東アジア杯制覇に貢献…クラブ関係者が明かす日本代表選出の舞台裏
Soccer KING
これはなかなか興味深い記事です。「育成」はどんな組織にも重要。特に最近の企業にあっては、新入社員や人材の育成は大きな課題になっている。これはプロサッカーのクラブチームの話なんだが、本社の業績が良くなったり悪くなっても育成の方向性がブレてはいけない、ということです。成果を育成に循環させる、という当たり前のことがなかなかできないわけで、これは経営者の手腕にかかっている。また、ハードとソフトのバランス、指導者の資質も大切なようです。

接待のこと教えてください
Daily Portal
こういうのって日本以外の世界中にあるんでしょうかね。そういや韓国で接待されたことがある。いろいろ気づかいされて恐縮です。ようするに大事なのは「ホスピタリティ」なんでしょう。接待する先方との距離感も大事そう。人間同士の距離感に会社同士の立ち位置の違いまで加え、それで過不足なく「接待」する。これもう芸の域に達してますな。確かに「バカだな~」というのは効果的です。これでグッと距離感が近くなる。単に接待してるだけじゃダメでしょ。何のために接待してるんだ、ということになります。

進撃の巨人が韓国を食らう!
クーリエ・ジャポンの現場から
韓国や韓国人ってのが、日本に対して一方的に「LOVE&HATE」っていうのは今に始まったことじゃないんだが、たとえば韓国のマンガや文学などの表現活動について日本や日本人が政治的にうがった見方をする、ということはあまり耳にしません。ちょっと前までけっこう入ってきてた韓流映画やドラマや韓流芸人に対してもごくごく普通に接してました。地政学的にも歴史的にも隣国同士はこうした傾向があるんだが、特に韓国や韓国人は日本と日本人が気になって気になって仕方ないようです。逆は真ではない。そのわりに、まず批判や否定から始める。屈折してると言えばそれまでなんだが、とにかく厄介な隣人であることは確かで、これからも慎重な対応が肝心です。

Disney Research software makes mechanizing characters easy
gizmag
またまたで恐縮ですが、夏休みですね。お子さんの宿題、はかどってそうですか。工作なんてのは定番でしょう。そんなとき、このソフトは優れものです。田宮模型の工作キットあたりと組み合わせれば、カラクリ人形なんて簡単に作れてしまえそう。ただまあ、こういう動作ってのは同じ作業の繰り返しになります。条件によって自動的に別の歯車の切り替わる、なんてことができればスゴいんだが。しかし、動画の最後に出てくるサソリはすげえな。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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