『艦これ』は新たな騒動の火種になるか

2014年03月10日 05:00

「MikuMikuDance(MMD)」という3D動画作成フリーソフトがあります。これについては以前当コーナーでも紹介したんだが、2008年から「MMD杯」という競技大会が開かれ、2013年の秋から今年の2月にかけて、その第12回が開催されていました。


この大会、ニコニコ動画上にアップされたMMD作品を、視聴者が選ぶ形式を取り、再生回数やマイリストへの登録数などで競い合います。2013年4月から9月にかけて開かれた前回の第11回のMMD杯は、総合優勝が『ルパン三世VSアイドルマスター』と言う作品でした。ほかの入賞作も特に素材や元ネタで偏った傾向はみられません。もともと「初音ミク」のMMDから始まったもので、ボーカロイド系や同人サークル『東方Project』ネタが目立つ程度でした。

しかし、今回は何やら異変が起きたようです。それは総合優勝、準優勝、敢闘賞の三賞がブラウザゲーム『艦隊これくしょん(艦これ)』ネタだったことです。その他、各テーマ別の受賞作品にも『艦これ』をモチーフにしたものが多い。総合優勝の『艦娘たちの円舞曲』は、再生回数51万以上、マイリスト数は4万以上。準優勝の『艦隊これくしょん 序章~Overture~』も再生回数46万以上、マイリスト数も同じく4万以上(2014年3月9日現在)で、再生回数で総合優勝作品が、マイリスト数で準優勝作品が優っている、という結果になっています。

MMDソフトを駆使して作品を作るような「作家」たちに『艦これ』プレイヤーである、いわゆる「提督」が多いのも理由でしょう。すでに登録ユーザー数が200万に手の届くようになっている『艦これ』のヒットは、いわゆる「聖地巡礼」が話題になったり、書籍やグッズなど関連商品が売れたり、ブラウザゲームのできるタブレットが売れるなど、多方面に影響を与え始めています。一方、こうした「艦これ偏重」傾向に対し、アレルギーを起こすユーザーや視聴者も多く、特にニコニコ動画上ではいわゆる「MMD問題」として関連掲示板が「荒れる」ことにもつながっている。どうもこのあたりから、次なる新たな騒動が起きそうな予感がします。

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『日本海軍「艦これ」公式作戦記録』、オリコン週間“本”ランキングのBOOK(総合)部門で初登場2位


派遣法の改正でIT業界は大きく変わる?
スラッシュドット・ジャパン
2015年4月1日から派遣制度が変わるようです。記事元によれば、主な変更点は二つ。届出だけで事業を始められた「特定労働者派遣」が廃止されて許可制になり、IT技術者などを含む「専門26業務」が撤廃される。許可制の条件は、一般労働者派遣事業のものより厳しくされ、キャリア支援制度の整備や定期的なチェックを受けること、さらに純資産が2000万円以上で現金の預貯金が1500万円以上あること、とかなり高いハードルになりそうです。また、26の業務は、IT系以外にも放送関係や通訳翻訳、アナウンサー、秘書、添乗、案内受付、駐車場管理、研究開発、書籍制作編集など多岐に亘る。この影響はIT系に限らず、各業界に対して大きいと思われます。

現代人が飽食病になる理由
ビーカイブ
この「飽食病」というのは、心臓病、がん、糖尿病、骨粗鬆症、肥満、というものだそうです。この背景には「肉食」があり、タンパク質をどんな食べ物から採るのか、といったことが関係しているらしい。ずっと肉食を続けてきた民族の遺伝子と植物性タンパク質に依存してきた民族の遺伝子にも差があることがわかっています。肉食といっても間接的に植物性タンパク質を食べた畜肉を食べているわけで、エネルギーの面から非効率的なことも承知なんだが、欧米主導の食生活が続く限り、規模の経済による肉食文化はなくならないでしょう。自分から「飽食病」になりたがっているとしか思えません。

ワンランク上のビーチスタイルを提案するシューズブランドPRAIAZ(プライアツ)が今春フランスより初上陸!
Qetic
横浜でボートショーみたいなのをやったんだが、もうそんな季節なんですね。そろそろ家の中に閉じこもるのはやめて外へ出て遊びましょう。ということで、クロックスのニセモノなんかはいてないで、こういうので足元を華やかにしたらどうか、という記事です。こちらがそのPRAIAZのFacebookページ。これでもう「足元だけ」は南仏気分です。

Fraudulent traffic: adventures in ad farming
GIGIDAY
ネット広告についての記事です。企業が広告に出せる金額の上限は決まっているので、電波媒体や紙媒体とネット広告などでそれを取り合っている。次第にネットへの広告量が増えるにつれ、相対的にテレビや出版などへの予算が減る、というわけです。こうなってくると、詐欺的にトラフィックを増大させ、それによって不正に広告収入を得る連中も出てきます。電波は視聴率、出版は部数などのバロメーターがあり、それらはかなり厳密に見積もられているんだが、ネットの流量はまだまだ正しく正確に把握できず、そこにはヴァーチャル技術につきもののハッキング的偽造とのイタチごっこが待っている、というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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