東京五輪選手村の建物は国産木材高層建築で --- かわにし のりひろ

2014年03月14日 06:00

国内の中層建築物は、ほとんどが鉄筋・鉄骨コンクリート造りで建築されているが、欧州ではCLT(クロスラミネーテッドティンバー)を活用した施工により、中層建築物の木造化が実現している。このポテンシャルは非常に高く現在の建築業界、林野業界では話題のものである。国会でもこのCLTが話題になったほどだ。

クロスラミネーテッドティンバーの可能性

高知の山奥で最先端


オーストリアでは、非常にたくさんの建築物が建っているし、実際日本でも建ち始めた。私も田舎出身であるので、この材料がもつ経済効果は肌で感じていけると確信できるほどだ。しかも誰が見ても理解しやすく、海外展開特に東南アジア・中国などは狙えるとすぐわかる商材である。

現在、日本の中山間地域には、戦後の住宅ブームを経て、莫大な森林資源がある。しかし需要は海外木材や住宅着工減少によって木材需要は減少している。

オーストリアでは、CLT工法により、中層建築物の木造化が進み、森林資源の有効活用が進んできた。特徴は
・施工がシンプルでかつ建築工期が短い
・断熱性に優れ、省エネ効果が高い
・CO2固定効果があるなど、エコ資材でもある
すばらしい材料である

2020年くらいには、国の予測では、CLT建築物は、250万㎡/年までいくといわれている。非住宅建築物のだいたい5%はCLTになるといわれている。市場としては5000億円/年となるのである。経済波及効果は、7630億円/年、雇用誘発62000人/年である。

これは国内需要だけの想定であるので、海外輸出を可能にすれば、単純でも5000億円/年の輸出産業が新しく出来ることになる。現在の日本においてこれだけの可能性がありしかもやるべき課題などもハッキリしているものはない。課題は、日本の建築基準法を見直し建設可能にして実績をつくることである。大きな問題ではないのである。着実にやっていけばいいのである。

建築市場だけの経済効果で見ているが、森林保全などもされるので、洪水などの災害対策にもなり、森林が手入れされると花粉などの対策にもなるのである。ここらへんは効果として算出してないが、輸出も出来て、国土の保全にもつながり、健康にもなる。

こんないい対策はないので、是非政治的に判断して、東京オリンピックの選手村はずべてCLTするというくらい首相はいうべきだ。賛同する方はいいねやフェイスブックで拡散してくれませんか。是非やるべきだと思うので・・・1万人くらいいいねがあったら真剣に考えてくれませんか?

かわにし のりひろ
会社員 コラムニスト 
マルハビ日記

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