なぜ若者は地方選の投票にいかないのか【言論アリーナ】5/28

アゴラ編集部

g-arena_128アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。5月28日(水曜日)は午後8時から1時間にわたって、「なぜ若者は地方選の投票にいかないのか–東京中野区長選を例に」を放送します。

出演者は選挙プランナーの松田馨さん、民主党の中野区議会議院の森たかゆきさんです。モデレーターは広報コンサルタントの新田哲史さんです。


地方選挙は、有権者にとって国政よりも生活に密着した政策課題を考える機会になるはずです。しかし日本では地味すぎて関心が高まらず、都市部では投票率が30%を切ることもあります。それが民意の軽視や腐敗を誘発しています。有権者の関心を高めるにはどうすればいいのでしょうか。

一例として、東京の中野区を考えます。田中大輔区長が今春、「区長の在任は3期までに努める」と9年前に自ら作った多選自粛条例を削除し、6月の区長選で4期目を目指して出馬しようとしています。あまりに露骨なやり方に批判が起き、ネット上で「プーチン」と嘲笑されていますが、その背景として、中野区長選が都内でも有数の低投票率であることから「組織固めさえすれば再選できるとタカをくくっている」(区議)との指摘が絶えません。ない。

か。今回の言論アリーナは、著名選挙プランナーの松田さんを招きます。低投票率の兵庫・西宮市長選で自公民が推す現職を破った新人候補の選挙参謀を務めたなど、勝たせる人として有名です。また中野区議会議員である森さんも出演します。来年の統一地方選挙を前に都市部地方選のあり方を考える。

「言論アリーナ」はこれまで週1回の放送でしたが、これから原則として週2回に増やし、時事問題を分かりやすく伝えます。アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。