肥満のメカニズム解明へ一歩前進か

2014年07月28日 13:58

肥満のメカニズムはけっこう複雑怪奇で一筋縄ではいきません。なぜかと言えば、我々ヒトがこれまで種を連綿と生きながらえ続けてきた環境にある。今のような「飽食の時代」はほとんどなく、飢餓線上をさまようことがもっぱらだったから、環境変化に体のメカニズムがついていかないわけです。

この研究では、脂肪細胞から出る2種類の酵素が肥満になったり肥満を止めたりする機能を持っている、と言っている。ただ、酵素がわかったからといって、すぐにメタボが改善されるわけではない。ヒトに応用するまでには長い時間がかかります。一歩前進でしょうか。

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2種類の酵素(PLA2G5とPLA2G2E)を遺伝的に欠損させた実験用のノックアウトマウスに、高脂肪食と通常食を食べさせた比較。提供:公益財団法人東京都医学総合研究所福祉保健局

東京都医学総合研究所
脂肪細胞から分泌される脂質代謝酵素による肥満の新しい調節機構の発見



いま改めて考える、出版社のレゾンデートル
マガジン航
いわゆる「出版社」というのは、いったいどんな「存在理由」があって、世界中に多種多様なものが膨大な数、あるんだろう、という話です。「本を作る」だけなら、すでに簡単にどこでも誰でも可能な時代になっている。本を出すリスクを肩代わりするのか、単なるカネ儲けか。「本を出したい」と願う人間がいる限り、出版、という事業は商売として成り立つのか。いろいろと考えさせられます。

Earthquakes are increasing in the UK: highest level in a decade
The Extinction Protocol
1580年と1692年にロンドンで「大地震」が起きた、と言われているんだが、被害は軽微で実際にはマグニチュード2とか、そんなもんだったようです。2011年7月には英国で約300年ぶりに地震がありました。これもマグニチュード3.9。ただ、英国でも地震が増えているようで、小規模ながら地震に耐性がない国民なのでちょっとした騒ぎになっているそうです。

月面基地と月の利用
宇宙情報センター
ロシアNOW」の記事によると、国際宇宙ステーション(ISS)の運用終了後に、月の裏の月軌道上に新たな宇宙ステーションを作ろう、という話が日米欧露で持ち上がっているようです。月には有用な資源があり、これを利用できれば、かなり助かる。問題はそれをどうやって地球へ持ち帰ってくるか、というわけなんだが、「月の裏側」がヒントになりそうです。
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JAXA「月までの軌道」より。

Communication about female condom vital to young adults, UT Arlington researchers say
UNIVERSITY OF TEXAS, ARLINGTON
この大学、略称が「UTA」なのでユタ州と紛らわしいんだが、女性用の「コンドーム」について書いている記事です。男性主導型の従来のコンドームはよく知られています。しかし、リングやペッサリーなど、女性が主導する避妊具はまだあまり一般的ではありません。使用法が面倒なのと、正しく使用しないと男性用コンドームほどの効果がない、という点がなかなか悩ましいらしい。使用の一定時間後に取り出さないと炎症を起こす危険性もあり、人類の技術の進歩というのはこの分野ではまるで牛歩のようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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